小路幸也のレビュー一覧

  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン

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    一作目に続き、下町情緒溢れ、人と人の結び付きが感じられる物語。
    軽いノリで読めるので、気軽に一気に読めてしまう。

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    2020年11月17日
  • 三兄弟の僕らは

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    両親が突然事故で亡くなり
    3兄弟での生活が始まる
    両親の死後 初めて聞かされる
    数々の問題に兄弟で消化し合う
    ほっこりした物語
    何しろこの3兄弟と母方のおばあちゃんの
    優しさに人間って些細な事で憎んだり
    嫌ったりするけど どんな相手だろうが
    愛情を持つのも自分の考え方1つなんだと思えた
    気持ちが温かくなるいい作品でした

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    2020年11月14日
  • ヒア・カムズ・ザ・サン 東京バンドワゴン

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    受験や入園といったイベントを通して、子供たちの成長を感じながら親の目線で読んでしまいました。
    研人君はなかなかいい男になってきたし、かんなちゃんと鈴花ちゃんは毎日の生活の中で健やかな可愛さを振りまいてくれますが、なんと言っても最後の花陽ちゃんの啖呵に痺れました。元々真っ直ぐな娘でしたが、今回の活躍によってしっかり者揃いの堀田家の女性陣の一角を堂々と占める存在になった印象です。
    次作はそろそろ大学受験のはずなので、無事に医学部に合格できるよう頑張って欲しいです。

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    2020年11月14日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    なんか設定やら色々トンデモな内容やったけど、きっと最後はハッピーエンドって雰囲気が漂ってて安心して読めた。
    わたしもナタネさんに守られたい!

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    2020年11月14日
  • 花咲小路三丁目北角のすばるちゃん

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    物心つく前に母親は蒸発して顔も知らない。父や祖父母も高校卒業時点ではすでに亡くなっている。そんな境遇のすばるちゃんが真直ぐに育っているのが気持ちいい。
    花咲小路シリーズとしては少し異色かな。でも時系列的にはちゃんとつながっていて、おなじみの顔ぶれも登場する。次はだれが主役を張るんでしょうか。

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    2020年11月05日
  • 東京カウガール(PHP文芸文庫)

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    小路幸也の東京カウガールを読みました。

    主人公の英志はカメラマン志望の大学生です。
    英志が夜の公園で映像を撮っているときに、偶然チンピラを再起不能にたたきのめしている美しい女性を撮ってしまいます。
    そして、英志はその女性に見覚えがあることに気づきます。

    その女性と接触した英志は裏社会につてのある叔父やその友人と一緒に女性の目的はなんなのか、を探っていきます。
    そして、その女性を助けたいと動き出します。

    読み終えたときに設定に無理があるなあとは思いましたが、物語としては面白く読みました。

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    2020年11月03日
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

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    シリーズ6作目。今回も新たな家族との出会いや別れがあり、あたたかい気持ちになる。こんな大家族、もうなかなか無いよな〜賑やかで楽しそう。
    研人の才能がすごい。中学生で印税入るとか…花陽が成長して藤島さんとくっつくのもあり得てしまうのかな⁉︎と思ってしまった。

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    2020年10月17日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    面白くさらっと読めてよかった。
    探偵もの、ハードボイルド気取りだけど気障すぎず。あと男はつらいよ、が好きだったのでその感じも良く。でもそこを押しすぎない、実はふつうにも話せるという、外国人過ぎない感じも良く。

    ちょっとした非日常感の出し方がうまい人。かといってあんまり奇をてらい過ぎない、丁寧な筆がいい。
    耳がいい、という能力にも何か起こりそうでわくわくした。伏線とそうでないものの組み合わせがいいよなぁと思う。事件もそこまでこわくなくて、さらっとつながって読みやすい。この著者は2作目だが、あったかい感じがして安心して読める人だなと思う。児童書向きというかティーンズ向きの作品も上手いんじゃないか

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    2020年10月11日
  • 花咲小路三丁目北角のすばるちゃん

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    人物関係が、ぐるっとひと巡りしたような・・・今までの作品の登場人物と内容が、点から線になりました。と思うのは私だけ?結構前に読み終わった作品もあり、記憶を呼び戻しながら、読んでました。でも、このシリーズがこれで終わりなんてことはないよね!続きが読みたい。若者の成長ぶりが見たいです。

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    2020年10月09日
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

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    この本。

    わたしの友達のきゅーちゃんの妹から頂きました。

    亡くなる一週間前。

    そして、半年ほど前にも我が家に来た時に。

    これすごい面白いのぉー、もう、すごい面白いんだからぁー、でも、えみちゃんには貸さないけどね。

    と。めちゃくちゃ意地悪なこと言ってるのが今でも思い出せます。

    毎回読んでては思い出す。

    面白い。この本。

    もっと早く貸しとけよ。と。きゅーちゃんに呟く。
    そしたら本の感想でも盛り上がれたじゃんか。

    ミステリー好きだけど、こういうホームコメディみたいのはあんまり読まないから、貸して貸してとは言わなかったが、面白いじゃねーか。

    死んでしまってから私読んだって、共感して

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    2020年10月03日
  • COW HOUSE カウハウス

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    小路さんのパターンと言えばパターン。過去に傷やつらい事件を体験した人が周囲を大切に生きていく話。いずれもオールハッピーエンドを体験した目指すから、安心して読める。
    パターンではあるが、疲れているときに癒される。

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    2020年09月28日
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

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    このシリーズを読むとホッとする。だからと言って、読み耽る小説ではなく、他のジャンルのものを読みながら合間に読んで箸休め的な心地よさを感じると言ったら失礼だろうか。解説で書店員さんが、このシリーズ本が出版されるたびに帰省になぞらえてキャンペーンをはってきたと書かれていたが、まさに古き良き時代への帰省の気分が味わえる。自分も昭和世代であるが、実際にはここまでの濃い人間関係はなかったと思う。くまさん、はっつぁんの江戸や明治の時代のことは知らないけど、それでもこのノスタルジックな想いは、日本人の根源に根差したもののような気がする。

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    2020年09月20日
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    相変わらずドタバタとした食卓を囲む会話に和む。病気があったり、大学を辞めた理由画分かったり、大人の恋に決着が着いたり…大家族だとこまごまと事件も起こるんですね♪楽しめました。

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    2020年09月18日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    シリーズ5作目。4作目は前時代の振り返りだったけど、これは3作目までの続き。
    花陽や研人が世界が広がってきているのが分かって、成長を見守っているような気持ち。我南人の次作以降も気になるし、研人の将来もなかなか気になる。

    「日々の暮らしや仕事をきちんと続けられる意思こそがこの世でいちばん強いもの」
    「人が生きていけば、たくさんの人と関わり背負っていくものが増える。でもそれをまっすぐきちんと受け止めていれば、それを支えてくれるものだってたくさん増えていく」

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    2020年09月09日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    サチさんがまさかのご令嬢だったとは。勘一もオトコマエで二人の若かりし頃、いえ、皆の若かりし頃を読めて幸せでした。波乱万丈な中にあっても堀田家のお節介は脈々と受け継がれていたんだなぁ。だからこそ集まるべき所に人は集まるのかな。我南人の喋り方のクセの理由も分かり、爽快に駆け抜けた戦後、からの今の東京バンドワゴン。とても面白かったです。そうと分かればサチさんには生きて語り部となっていて欲しかったかな・・・半分生きておられるようなものですが笑

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    2020年09月07日
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    藤島さんが暗躍?しすぎている巻でした。大らかで風通しの良い堀田家は本当に素敵。にぎやか過ぎるのは苦手な私でさえ憧れてしまう。ややこしい親子関係も本当ならもっとドロ臭いものなんだろうけど、堀田家に限れば清々しい。皆がLOVEなんだねぇ。

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    2020年09月07日
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンシリーズの第2弾。
    堀田家の家族の周りで、小さな、事件とも言えない不思議な気になる出来事が発生し、その行く末を見守るうちに、家族愛に見守られて、却って絆が深まるような形で解決していく。
    そんな心温まるエピソードを通じて、堀田家の面々も少しずつ成長していく、という、これは堀田家の成長物語。
    家族のみんながこれからどのように成長していくのか、続きが楽しみだ。

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    2020年09月06日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    登場人物たちの、これまで語られてこなかったエピソードが語られる番外編。短編集なのであっさりとしていた。それぞれの短編で語り手が異なるが、語手が違うだけでこうも話の雰囲気が変わるのかと驚いた。特にサチは他の人と全然違う。

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    2020年08月20日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    シリーズものは、よほどしっかりした骨組みとストーリーのアイデアがないと、マンネリになってくるけど、このシリーズは飽きさせない。一つ一つの物語がとても味わい深い。本当に懐かしい昭和のドラマだ。

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    2020年08月18日
  • 春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン

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     楽しかった。
     引き裂かれちゃった気持ちとか、四半世紀分の喪失感とか絶望とか、そんなのの一切合切から、読んでる間、私を逃がしてくれた。
     これがエンタメの力なんだな。
     小路さん、束の間の逃げ場所をありがとうございました。

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    2020年08月12日