小路幸也のレビュー一覧

  • キシャツー

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    読んでいると登場人物一人一人の顔が勝手に浮かんできました。
    小路さんらしく誰も嫌な人が出てこなくて、温かな気持ちになります。自分の学生時代を思い浮かべながら読みましたがこんなに純粋でキラキラとした高校生達を羨ましく思いました。

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    2021年11月20日
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零

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    ともに不思議な力を持つ少女・るうと北町奉行所定廻り同心・堀田州次郎。州次郎の養父を殺した者を探すべく、ふたりは江戸中を駆け巡る。「東京バンドワゴン」シリーズのルーツとなる時代小説。『小説すばる』連載を加筆修正。

    東京バンドワゴンシリーズのルーツというと多少無理は感じるが物語としては面白かった。

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    2021年11月09日
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零

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    隠れという異能を持つ人々がいる。大店の植木屋が彼らを匿い生活する。おるうも神楽屋で暮らすが、闇隠れが殺し屋となって暗躍するのを、ひなたの隠れである堀田州次郎が立ち向かう。ひとり隠れの遠州屋などの力を結集してさながらコンゲームのような雰囲気。歌川国芳まで登場したのには驚いた。
    バンドワゴンにつながるのかと思うとワクワクする。

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    2021年11月06日
  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

    癒される

    このシリーズを読む度にだんだん子供たちが大きくなり、親戚の子ども達を見守る大人目線で読むようになっています。

    #ほのぼの

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    2021年10月19日
  • すべての神様の十月(二)

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    前作にも出ていた
    死神さんも出てきてたのでちょっぴり嬉しくなりました〜☆(前話の続き??)

    色々な神様のお話は楽しいです♪

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    2021年10月18日
  • 踊り子と探偵とパリを

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    なんとなく、西洋を感じたくて手に取った作品
    1人の青年が、踊り子を救うために東洋の武術を使う男と頑張るお話!
    とても読みやすかったです。
    でも後半、トントン拍子に話が進んで行きました
    もっとゆっくり進んでほしかったかも〜

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    2021年10月14日
  • 東京公園

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    はじめからすごく優しい文章が最後まで続いている。
    恋の行方は白か黒かではなくて主人公の圭司らしい素敵な選択だなと思いました。

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    2021年10月14日
  • 明日は結婚式

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    はっきり言ってこんなに良い家族なんてこの世には存在しない。
    存在しないからこそ、心温まるストーリーだった。
    盛り上がる話ではないけれど、ずっと心がキュッとなる内容。自分が結婚式を経験していたら、尚更感じるだろう。

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    2021年10月08日
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団

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    ちょいと哀しい結末だけど、いろんな秘事を最後に繋げていく小路幸也の真骨頂。ホワイトは花咲小路のセイさんみたいだ。

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    2021年10月07日
  • カレンダーボーイ

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    カレンダーボーイ
    ちょっと変わった題名
    なるほど タイムスリップか
    小学生の時代を思い返しての 無念の思いを
    どうにかしようと 奮闘する様子を描いている。
    その内容がホロっとさせられたり なるほどと感心したり 私の琴線に触れたりで
    楽しく涙しながら 読み切りました。

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    2021年10月07日
  • 明日は結婚式

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    読み進み、ラストに近づくと自然とふふっと笑ってしまう とっても素敵な本だった。幸せと優しさが溢れている!小路幸也さんの本は いつもそんな感じだけれど…作中に自分を「そんなに売れてない人」て言わせちゃったり『月の犬に夜の猫』なんて本当にありそう(笑)あったのかな?知らないな…。そして、、確かに!だいたいの人がパンて好きかな…パン屋に行きたくなった。

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    2021年10月03日
  • 東京公園

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    カメラ好きの大学生
    ある日の出来事をきっかけに ある写真を撮り始める。
    日々淡々と 依頼を受けて写真を撮る続ける
    不思議な充実感を感じながら
    ゆっくりと時間が過ぎていく。
    それは当然のように
    結末に向かっていく。

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    2021年10月03日
  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

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    シリーズ14作目。
    15年前のシリーズ開始一作目の登場人物相関図が11人から本作では46人に。
    これだけ登場人物が増えると、とっ散らかってキャラがぼやけそうなものだが、そこは小路氏の筆力なんでしょうな。すんなりと頭に入ってくるし、それぞれの個性が存分に表れている。

    家族ものとして、非常に心温まる作品。登場人物も皆、成長し、人間らしい営みがまま見える。生きていれば、当然死にゆくものもいる。
    一作目では生まれてもいなかった子供たちが、本作では大学生に。回を追うごとに家族が増えてゆくのを見守るのも楽しみの一つ。
    語り部の柔らかさも非常に心地好い。

    作中に出てくる初老の名言「もって瞑すべし」

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    2021年10月02日
  • すべての神様の十月(二)

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    シリーズ第2弾。今回も読み応え充分。でもページを捲るワクワク感は第1弾の方が強かったかな。ただ間違いなく第1弾から続けて読むと楽しい。心が荒んでる時に読みたい1冊

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    2021年09月30日
  • HEARTBEAT

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    少し読みにくいなと感じながら 読み進めた。
    知らず知らずのうちに 引き込まれる。
    盛り上がる感じはないが 止まらない。
    中盤からが本骨頂 
    小路幸也さんって こんな作風だったっけ
    僕は長い昼と長い夜を過ごす から続けて読んだので
    こんな風に感じた。
    五条辻家
    少しニヤッとしてしまった。笑

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    2021年09月24日
  • 夏服を着た恋人たち マイ・ディア・ポリスマン

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    シリーズ第3弾。やはりこの作者は人物描写が上手い。登場人物の何気ない一言等でその人物の想いなどが伝わる。とはいえ今回はもう少しボリュームがあったらより深く伝わって良かったのではないかと。消化不良とは違う読み足りなさがある。もっと頁数が多くても良いのになぁという感想。

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    2021年09月24日
  • 明日は結婚式

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    ネタバレ

    結婚前夜のお話です。
    当人と家族の視点でのお話となります!
    皆さんすごく優しい方ばかりです。
    読んで心が温かくなりました。

    新婦さん〜めっちゃ弟想い♪♪
    兄弟愛にウルっとしてしまいました!!

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    2021年09月19日
  • 明日は結婚式

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    結婚式前日のことを、新郎新婦と家族、それぞれの視点から描いている。
    ひとつの出来事をいろいろな人の視点から見るのはおもしろい。
    新郎の細井さんすごく素敵。両家の家族もみんな素敵。
    人との縁っておもしろいなと思えた作品。
    月の犬に夜の猫、読んでみたいな。装幀も見てみたい。

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    2021年09月08日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    ネタバレ

    一見ハードボイルドタッチ。それぞれが意外な成育歴を持ち、それが関連づいてチームを作る。それに対して攻撃側の人物像が雑というかはっきりしないかな。大部な割にサクサク読める。ワゴンシリーズなどにはないキャラ立ちがしている登場人物。ナタネ氏は超人的な切れ者。

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    2021年09月07日
  • 猫ヲ捜す夢 蘆野原偲郷

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    「猫と妻と暮らす」を先に読むこと。その続編である。戦後、再び蘆野原の郷を探そうとする。いわゆる小路幸也ワールドとは異質な感じの幻想的な作品である。また、小路氏のネコ愛溢れる描写が楽しい。
    「猫と妻と暮らす」は 戦前の昭和初期を舞台に知弥・泉水の世代が時代の中で葦野原を閉じるまで。そして「猫ヲ捜ス夢」はその子供たちの世代正也知水の世代で、戦後間もなくの昭和20年代前半。ということは続編期待。高度経済時期の時代だろうか。正也多美の子供たちの時代だろう。続編発表が待たれる。

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    2021年09月05日