感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年11月20日
読んでいると登場人物一人一人の顔が勝手に浮かんできました。
小路さんらしく誰も嫌な人が出てこなくて、温かな気持ちになります。自分の学生時代を思い浮かべながら読みましたがこんなに純粋でキラキラとした高校生達を羨ましく思いました。
Posted by ブクログ 2017年08月03日
私も中学時代、高校時代と“キシャツー”をしていました。当時のことを懐かしく思い出しました。
一夏の出来事が忘れられないくらい鮮明に記憶に残る…、そんな経験はなかなか出来ないと思いますが、もし出来たら、はるか達のように人生観が変わるでしょうね。若いっていいなぁ、高校生っていいなぁと思った本でした。
Posted by ブクログ 2017年03月20日
北海道の田舎町に住む高校生たちが、幼い頃に家を出た姉を探しに東京からやって来た男の子の手助けをする話。
相変わらず登場する人たちがとても真っ直ぐで気持ちいい、小路テイスト満載の作品。
歳下の女の子を愛する美人女子高生を筆頭に、難しい題材を数多く交えながらここまで伸びやかに描ける才能が素晴らしい。
Posted by ブクログ 2015年08月16日
高校は電車(とバス)通学だった。
高校1年の時は特に授業の始まりが早いこともあり、朝の電車に間に合わせるのに随分苦労したものである。(何しろ深夜ラジオファンだったもので…)
それでも、早朝の電車に揺られながらハヤカワSF文庫読んだり、毎日出会う綺麗なお姉さんに目奪われたり、随分楽しかったことを覚えて...続きを読むる。
この本に出てくるようなキラキラしたものはなかったかも知れないけど(なんせ男子校だった上、俺映画ヲタ・アニヲタ・深夜ラジオファン)今でも電車通学してる学生たちがでっかい部活カバンの中から単語帳など出してきて勉強しあったり、パンをむさぼってる姿を見ると、なんだかホコホコしてしまうのである。
あっ、この本の感想…
さすが小路作品、きっちり納めるとこに納めたって感じの読んでいて安心できる1冊。元気いっぱいキラキラしてる高校生たちの、でも本人たちがそれぞれ色々抱えているものを彼らなりにしっかり咀嚼しようと模索している姿が良い。彼らの親世代となってから読む(多分小路さんもそこをターゲットにしてると思う)と、もうキラキラさしかない、気持ち良い小説
しょーもない注文をつけさせてもらうなら、多焦点ではなく主人公を一人に定めた単焦点(できれば山田はるかちゃん)で読んでみたかった
Posted by ブクログ 2014年09月25日
汽車(電車だけど)で通学する高校生たちの話。
チャリ通しかしたことなかったから
電車通学とかバス通学とかうらやましかったな。
昨日の本といい北国の話と思ったら
小路さんは北海道の人だったんですね。
Posted by ブクログ 2016年12月04日
田舎×青春。…良い予感しかしない!そう思って購入しました(^_^)予感はズバリ的中!田舎のほのぼのとした、ゆっくりとした時の流れに、一両編成の「キシャ」が走るんですよ?登場人物1人1人キャラが色濃くて、登場人物が多い本によくある「…これ誰だっけ?」が全然なかったです。(まぁ、多いって言うほど多くもな...続きを読むいけど…)悩みながら、もがきながら、未来に向かって、それぞれの道をあるいていくような、なんかむずむずするというか、甘酸っぱい?というか、そういう感じがして、「青春小説」のいいとこを、そのまま詰め込んだ感じの小説でした。
Posted by ブクログ 2019年08月22日
安定の小路幸也
サクサク読めて分かりやすい。
気楽に何か物語が読みたいなって時にはこの人の本がいい。
北海道の田舎町、一両編成の電車に乗って通学する高校生たちの夏休みのお話。
生き別れたお姉さんを探すために東京からやってきた男子高校生との出会いが、みんなを少しだけ大人にする。
2時間ドラマにでもす...続きを読むれば丁度良さそうな内容。
登場人物がやたらハイスペックでそれありき(そいつに語らせることで)ストーリーが出来上がってる感じはあんまりすきじゃないなー。
Posted by ブクログ 2016年05月29日
まあ、いかにも小路さんなのですが。。。
登場する高校生たちはみんな爽やかでキラキラしている。幼馴染の男女の恋愛とは無関係な掛け合いも楽しい。3人の少女たちの友情も、男子の人生の哲学的な悩みも良い。ちょっと変わったところで、レスビアン傾向を持つ美少女の存在も良い。
でもなんか物足りない。読んでるうちは...続きを読む良いのですが、ちょっとすると存在そのものを忘れてしまいそうです。
まあ、良質なホームドラマを目指す小路さんとしては、それで本望なのかおしれませんが。