小路幸也のレビュー一覧
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ネタバレダイシリーズ、とりあえず中締めの1作。学生時代のダイ、喫茶店をやり始めた頃のダイ、結婚直前のダイ…今までのシリーズに出てきた事件や人物の集大成、総まとめ。アベンジャーズでいうエンドゲーム的な1作。
物語の中で扱っている事件の中身は結構深刻で、根も深いのだが、登場人物たちのつながり、過去を振り返るシーンと、今との比較、喫茶店や大きな屋敷で親交を温めるシーンを読んでいると、なんだか久々の親戚が集まった法事を見ている気持ちなる(笑
ダイと三栖さんVSディビアンのラストシーン、これ絶対以降の作品に残した遺恨になるんだろうなぁ。50代も半ばを迎えるダイが、この後どういう活躍をしていくのか?楽しみに次 -
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ネタバレダイシリーズの3作目。作品に寄って時間軸が行ったり来たりする展開が良いなぁ。次々と矢継ぎ早に事件に巻き込まれていくシリーズも良いが、「あれがこうつながって、未来のあの展開になっていくのかぁ」みたいな感じ方をするのが楽しい。1作目モーニングをさっくり読み直したくなった。
登場人物はみなそれぞれ個性的でオモロいキャラクターで良い、特に気になったのが橋爪さん。彼は前作でとんでもない罪を背負っていて、その罪を償うためにすごい覚悟を持って生きている。
ある登場人物曰く「楽に楽しく生きていければ良いという本来の自分を、意志の力で封じ込めて今の贖罪人生を送っている」人なのだ。
橋爪さんのようなエゲつない -
Posted by ブクログ
シリーズ11作目。花陽が高3、研人が高1の一年間。花陽の受験で話が終わるかと思いきや、そこまで行かずにその直前で終わってしまった(T . T)受験の結果、気になる。。
最終章で、勘一が花陽に「死ぬも生きるもその人のもの。他の誰にも、それは決められない。覚悟を決めた人の周りのものに出来ることは、どんなに悲しくても苦しくても、その人が笑ってるのなら最期まで一緒に付き合って笑ってやること」というようなことを言っていたのがとても印象的。
解説の山ノ上さんも書いてらしたけど、私も花陽と藤島さんは最終的に結ばれるのでは…?と思っていたので、そこは違いそうで少し残念。今は麟太郎さんが怪しい。 -
Posted by ブクログ
本の話だから、まあ予想がつくけど、と侮っていたら、結構いけた。凸凹はあるが。今まで読んだことのなかった作家のものが新鮮でよかった。この作家、読んでみようかという気にさせる。
中田永一「メアリー・スーを殺して」この小説自体がメアリー・スーぽいがなあ。
宮下奈都「旅立ちの日に」期待したけどねえ。手抜き。
原田マハ「砂に埋もれたル・コルビュジェ」ピンと来ない。
小手鞠るい「ページの角の折れた本」さすが元詩人だけあって、描写が美しい。物語もいい。
朱野帰子「初めて本を作るあなたがすべきこと」察してちゃんの夫への対応に苦労する主人公が面白い。
沢木まひろ「時田風音の受難」官能小説家と編集者との対峙に笑っ