小路幸也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズもすでに11弾目を迎え、相変わらずのにぎやかな朝の食卓の場面に出くわすと、堀田家に帰ってきたことを実感します。
男性陣たちで屋根の修繕を行ったりと、本当に仲の良い家族ですよね。
本を巡って不審な人物が店を嗅ぎまわるというようなきな臭い事件も、人情溢れる堀田家の面々が、みごとに解決してしまうし、85歳にもなる勘一が、我南人、紺、マードックさんとともにイギリスに飛んで、あのいつもの江戸っ子弁で啖呵を切るという、驚きの場面もありました。
医大を目指している花陽と、ミュージシャンとして仕事もしている高校生の研人のその後も気になるところです。
そして、物語の最後にはいつも泣かせてくれます。