【感想・ネタバレ】すべての神様の十月(二)のレビュー

あらすじ

シリーズ累計10万部突破! 死神、九十九神、福の神……現代社会に溶け込むように存在している八百万の神々と、人間達とのちょっと不思議なふれあいを描いた、切なくも心温まる連作短篇シリーズ第二弾。 【内容例】●ある消防士が出動すると、勝手に火が消えてしまう。その意外な理由とは?(「天狗さまのもとに」) ●銃で撃たれた女子高生が、死の淵で恋をした男の正体は……(「死神に恋」) ●夢遊病に悩む漫画家は、コインランドリーで美しい女性と出会うが……(「眠れぬ夜の神様」)。――など、全10篇を収録。文庫オリジナル。

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Posted by ブクログ

1の後に続いて読んでみた。こんな短編だったかいなあと、その分たくさんの神様が出て来るから。女神に仙人も出てきたんだけど、風神は可愛らしいですね。あと神様と神様とコラボするのが非常に多くて、組み合わせの妙でした。イケメンの死神さんって復活していたんだろうか、ちょっと忘れてしまいました。1番印象に残って

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

神様と人間のお話。神様がしれっと人間と一緒に生きてるかもしれやんっていうのが素敵。どの話も温かくてほっこりする。どの人が神様かな?って思いながら読むのも楽しい。

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

こんなに身近に神様が居られるのなら、私にも一柱や二柱は…o(*゚∀゚*)oワクワクと思うけれども、選ばれた人達なんだろうね~( ̄▽ ̄;)あと一人につく神様は一種類なんだね(^^;)この先も死神さんの近況を知りたいな~♪

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2022年05月15日

Posted by ブクログ

1巻に続いて、死神さんの言葉はささります。

前に登場した方と繋がっている話もあって、
まだ読める。
本当に色々な神様がいるんだなと思うと同時に、
そんな役まで⁈というものも。
知らないうちに神様とご縁ができてるかもしれない。と思わされる。

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2022年02月18日

Posted by ブクログ

人間を心優しく見守って誰が何する神様でしょう〔戌の日に:やってきた謎の家政婦おばあさん〕〔お稲荷さん:商店街お稲荷さんと喫茶店〕〔天狗:消防士かってに火事が鎮火する〕〔死神に:恋をして死神とある約束す〕〔眠れぬ:またいつか会える枕の九十九神〕〔笑う門:漫才で笑う門には福来る〕〔落とした:忘れ物センターにいるお地蔵さん〕〔引きこもり:公園で鳥おじさんが福を撒く〕〔子供は:見つかって風の子はしゃぎついてきた〕〔七回目の:幸生くんどうやら神と縁がある〕

ちゃんとそこにいることを、知っていることを忘れていないことを伝えるだけです(p.217)

■神様たちについての簡単な単語集

【明野】地下鉄忘れ物センター職員。今年入ってきた新人。声がよく通る。彼女が受け付けした忘れ物、落とし物は必ず見つかる。
【池内雅人】大庭さんに貧乏語りをしている。微妙に運がよく、自分では「小吉人生」だと言っている。二十五歳。
【伊沢史子】ベテランナース。
【榎本帆奈/えのもと・はんな】T大恩田ゼミの才媛と評判だったのだとか。死神と契約してしまった。アルコールにとても強い。広告会社勤務。二十六歳。
【逢坂】漫才コンビ「きっとキッド」のツッコミ役。
【大庭】実は貧乏神。池内くんに全力で取り憑いていた。
【お釜】信哉んちにある古いお釜。ひいばあちゃんとばあちゃんが使っていた。九十九神になっている。
【河西淑子/かさい・よしこ】ユーリの上司。
【加奈子】坂崎の第一サブ。
【かのん】美耶子の連れ子。西条と美耶子が結婚したときまだ二歳だったので今のところ西条を実の父親だととらえていると思われる。
【神様】《これだけ長い間人間と関わっていれば、我々神様だって人間臭くなるんじゃないでしょうか》p.236。死神や貧乏神や福の神のはるか上に位置するかもしれない「神様」がいそうだが神様たちにもよくわからないようだ。
【キーちゃん】茶髪ギャル。進学校であるM高の生徒。フーちゃんとともに喫茶花ふじでいなり寿司を出したらいいと提案してくれた。
【喫茶 花ふじ】三角商店街にある老舗喫茶店。隣は老舗古本屋の「松川伽藍堂」でそこで本を買った人たちが来るのが数少ない外部のお客さん。
【きっちゃん】シンジのアシスタントをしている。
【きっとキッド】漫才コンビ。まちゃは大ファンだが世間ではいまいちウケてない。じつは…
【キャリオット】帆奈が死神と出会ったバー。お稲荷さんに供えるいなり寿司を作る役割がある。揚げは同じ商店街の田中豆腐店から購入している。
【近藤】音楽プロデューサー。実は福の神。池内雅人くんについては出番無し。
【小百合】疫病神。医師は彼女が見えるようになった理由を知らねばならない。
【雑賀たね/さいか・たね】家政婦だと言ってやってきた。「僕」と折り合いの悪かった、大学教授である父の西条進からの要請で美耶子が出産するまでの間家事をやってくれると言った。人見知りのかのんがあっという間に懐いた。
【三角商店街】お稲荷さんがある。
【西条】イラストレーターとして成功しつつある「僕」。たぶん西条という苗字。美耶子と結婚した。
【坂崎真美】フランスで行われるプロジェクトのリーダー。相手のミスをかぶりプロジェクトを続けた。貧乏くじを引きがちな人生。
【幸生】→花井幸生
【死後の世界】あるかどうかは死神も知らない。
【死神】すごくいい男。帆奈が頭からウイスキーをぶっかけて召喚してしまい、さらに酒を奢って契約してしまった。人が死んだことをその目で確認すること(だけ)が仕事。
【篠田】お稲荷さん。
【シュンジ】ユーリの幼馴染。長いこと引きこもりになっていたが大学に行く気になった。
【シンジ】漫画家。コインランドリーで御手洗咲子と知り合った。奇妙な夢の見方をする。
【信哉】地元で就職したい。覇気がないと言われる。小さい頃お釜の九十九神と出会い以降それで炊いたご飯しか食べなくなった。
【仙人】元は人間だが修行して神様みたいになった。特に役割はなく自由にやっている。不老不死。
【千佳】看護師。二十一歳。森山晴行の姪。叔父ともども疫病神が見える。
【九十九神】「付喪神」という表記が多いと思うがここでは「九十九神」。長い間使われてきた器物が神化したもの。妖怪扱いのことも多いがここではれっきとした神のようだ。《〈九十九神〉はな、ある意味では人間の愛が生み出す神様なんだ。》第二巻p.159
【てのひら地藏】地下鉄忘れ物センターに祀られているが知っている人はほとんどいない。
【道祖神】動かず迷い人を待っている。
【戸川みつる】三角商店街の子どもと言える。愛嬌があり皆に好かれている。就職に失敗し、実家の「喫茶 花ふじ」を守っていた母の体調不良で戻ってきている。父は膵臓がんで亡くなった。料理の腕がいい。
【十川満】三角商店街の後藤電器店従業員。偶然戸川みつると似た名前(音的には全く同じ)。
【鳥おじさん】ユーリやシュンジの家の前の公園の常連で鳥にエサをやっていた。
【中島】小学四年生のみなみちゃんのお母さん。晴行先生には興味がないらしくラフな格好。
【中道】交通誘導員。
【夏川麻美】一度死んだことがあるらしい。父は警察の事務職で若い頃はセレクトショップでバイトしたこともある。母は専業主婦だが洋裁専門学校を出ている。そんな両親のもとで育ったので着るもののセンスを褒められることは多い。死神ととある約束をした。
【西川】勝手に火事が鎮火してしまいもう何年も現場で活動できていない消防士。
【二ノ宮重三】地下鉄忘れ物センターのヌシ。勤続三十三年。十万点ある忘れ物センターのブツをすべて把握しているというウワサがある。
【花井正則】帆奈がクリエイターとしても男性としても憧れている先輩。
【花井幸生/はない・さちお】花屋勤務。人が救われる瞬間を七回見ている。救った人物の姿形は異なるが幸生は同一人物だと感じている。
【早川】地下鉄忘れ物センター職員。
【フーちゃん】黒髪ロング。進学校であるM高の生徒。キーちゃんとともに喫茶花ふじでいなり寿司を出したらいいと提案してくれた。
【便利屋】猫探し専門。じつは…
【僕】→西条?
【まちゃ】坂上まさみ。イラストレーター。漫才コンビ「きっとキッド」の大ファン。
【御手洗咲子】コインランドリーでシンジと知り合った。
【みっちゃん】夏川麻美の友人。目がまん丸。
【みつる】→戸川みつる
【美耶子】「僕」と結婚した。元キャバ嬢でバツイチで一人娘のかのんがいる。現在妊娠中。
【森山晴行】小児科医。母親にはぶっきらぼうに接するのはいい男すぎて母親がクラッと惚れてしまいがちだから。疫病神が見えるようになった。
【疫病神】→小百合
【八島】交通誘導員。
【八咫烏】迷い人を道祖神のところまで連れていく。「やたちゃん」と呼ぶ仲間もいる。
【ユーリ】家の玄関前に公園があった。ずっと公園を見ていた。市役所の公園係になった。
【吉田】漫才コンビ「きっとキッド」のボケ役。
【ロックウェル】上島の行きつけの店。料理が美味しく酒の種類が多く適度に騒がしくマスターは同じ会社のOBである田口なのでいろいろサービスしてくれる。

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2025年03月28日

Posted by ブクログ

神様は近くに居るんじゃないかと思わされる良い話が詰まっていた
きっと神様は人間と一緒に生活している
気付かないが応援してもらってると思えた
死神の幸男さんシリーズも、前作から繋がっていて面白い

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

どれも良かったけど…
◎戌の日に
◎お稲荷さんをよろしく
◎天狗さまのもとに
◎死神に恋
◎落とした物を探しています
◎引きこもりにおじさん

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大好きな小路幸也さんの連作短編♫
【戌の日に】
おばあちゃんモノと父子モノ、老いたペットモノには弱いんだよな・・。
↑の3つが全部揃ったとあっちゃあ、涙ぐまずにゃ読まれないっ。

【お稲荷さんをよろしく】
お話の構造は1本目とほぼ同じ。
女の子2人が出てきてくつろぎ始めたあたりからオチは浮かんできたものの、、、、こういう“お約束”な展開って素敵だな、と。
皆が「待ってました」となるワンパターンって、大切よね。黄門さまの印籠しかり、金さんの桜吹雪しかり。クリリンの「悟空〜、早く来てくれぇ」しかり。

【天狗さまのもとに】
同じ構造の作品が2つ続き、こういう“心地よいワンパターン”でこの連作短編集は続くのだろうな・・・と思わせておいて(小路ファンならそうではないだろうとは知っているけど)

こうして、3つ目に別なカタチの物語を持ってくる・・・、作家という人たちって、すごいなぁと思わされるのはこういう時。なんか、後の短編に続く伏線的なおハナシかな?という印象。

【眠れぬ夜の神様】
枕の九十九神、人間を気に入って付き合い始める貧乏神・・・おつかいにやってくる烏天狗・・・いろいろな神様が人間世界に溶け込んで生活しているっていう世界観、心地よいな。

【笑う門には福来る】
ハッピーエンド♫
売れない芸人2人がどちらも福の神だったとは(笑)
ちょっと前に観た連ドラ「コントがはじまる」を思い出した。

【落とし物を探してます】
お地蔵さんのおハナシ。
いい感じ。そういうお地蔵さんが実は誰にも知られずに実在してたら・・・とか想像すると、心がほかほかするね。

【引きこもりにおじさん】
鳥おじさんは、福の神??
今短編集では初めて、直接的には神が登場しないおハナシだったが、こういうのも大好き♫

「あちこちの公園をさ、ちゃんとしてくれよ。そうしたら…(略)…この世界はもっと良いものになるって思ったんだ。」にグッときた。

【子供は風の子】
今回は“風の子”=風神さま のおハナシ。
「ふぅ〜ん」な感想。

【7回目の神様】
死神、三たび現る・・・いや、4たびか。
前作の1stエピソードとラストエピソードからの続きか。
死神に名前を与えた女性が歳を経て社会人男性の母親として登場。アツいな。

「すべての神様の10月」はどうやらパート3もあるらしい。そこでもきっと死神が出てくるのだろう。

楽しみ♫

★4つ、8ポイント。
2024.08.20.古

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2024年08月20日

Posted by ブクログ

短編でサクサク読めてニンマリできる。
八百万の神様がいる日本で、いろんな神様が登場し神様同士が関係があるって面白い。
各エピソードの最後に神様サイドの視点で話が続くが、神様も妙に人間臭くてじんわり来る。
イケメンの死神様、お迎え前にあってみたい。先入観ぶち破りの貧乏神様、福の神様、もしかしたら出会ってるのかもしれないとふと思う。
付喪神も神様?物を大切に使うと神が宿るというが、そこまで愛用した品って無いからお会い出来そうもない。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

1巻読んでから面白くて2、3巻即買いました
一見前後の話がバラバラしていて関係ない話のようだけど少しずつ繋がっているところがすごく好みでした。
とは言え短編集なのでお風呂で読むのに丁度よかったです。
神様系のお話も大好きで全話ほっこりできる内容でとても癒されました。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

1作目と同じくらい面白かった
神様同士の繋がりなんかもさらに見えてきてほっこりする感じが気に入った
神様って自分の中でなんとなく孤独なイメージだったけど、時には自身が神ってことを忘れるくらい、人の中に混じって人と変わりなく生活する神様たちに好感が持てる
続編出たら多分絶対買う笑

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2023年08月23日

Posted by ブクログ

普通の人の身近な出来事に実は神様が関係してるんですよ、という短編集。
冒頭からまさに小路ワールドという感じで、善意に満ちた雰囲気です。昔みたいに妖や神様が人々の生活の中に普通にいたら素敵だなと思います。

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2023年08月07日

Posted by ブクログ

人間たちのすぐそばにいる八百万の神様たちの短編集、第2弾。死神と福の神は、前作から続いての登場。今作は他に八咫烏やお稲荷さんなども登場して楽しめた。
前作同様、人間も神様も、登場人物たちが良い。悪い人がいないので安心して読める。どの話も良いけど、特に「眠れぬ夜の神様」「引きこもりにおじさん」「お稲荷さんをよろしく」あたりが好きだ。短編集なので待ち時間などに1話ずつ読んでは、ほっこりしていた。

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2022年09月16日

Posted by ブクログ

日本の様々な神様と、人間たちとの関りが描かれた短編集。
八百万の神(やおよろずのかみ)、八百万って数字ではなく、たくさんの、ほとんどすべての物に神がいるという意味。知れて良かった。

人の姿をして福をもたらし、そして消えてゆく神、
見える人にしか見えない神、
町に住んで皆の気持ちを良くしてくれる神。
ある章までは、そうかそれは神の仕業か、と合点がいくストリーだったが、だんだん深くなっていった。
人のいるところには必ずいる神様、人と共にある。人によって生かされている、と。神とはただ己が使命を全うするだけの存在、と。
「人は何も知らないで生まれ落ちる。だからこそ、無限の可能性を秘めている。何もかも知って生まれ落ちたなら、そこには何の可能性もないでしょう。なにせ全部知っているんですから」

神と人の、そして神同士の会話がやさしく、ほのぼのした中にも、事態を打開させる手がかりがあるようでした。神は身近に、人の心の中に…
自分の周りにいる人たちは、自分にとって神様の役割を果たしてくれている、とも取れたし、となると、自分は相手にとって、と思うと背筋が伸びる思いがした。

自分に起きてしまったアンラッキーな出来事。それの事態が好転したとき、「ああ神様っているんだ」と胸を撫で下ろすことがある。そんなほっこり、温かい気持ちになった一冊でした。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

「私たちはそれぞれの神様でしかありません。でも、生まれ落ちた瞬間に人は無限の可能性を秘めていて、何にでもなれる。それはなにも知らないからだと思いますよ。」


神様が人間に対して放ったこの台詞がお気に入り。

神様は縁を結ぶ役割、死を看取る役割、人に福を与える役割などそれぞれの役割が決まっている。

でも、人はなににでもなれる。

何にでもなれるからこそ、先が見えず苦しみ、弱音を吐く。そして、ついつい神様に祈ってしまう。


どこかにいるであろう神様へ、いつも弱音を聞いてくれてありがとう。

そう思える一冊。

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2022年07月29日

Posted by ブクログ

市井に潜伏して人々を助ける八百万神の話。人として生活しながら役割を果たしているなどありそうであるはなしがちりばめられた短編集。

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2022年07月22日

Posted by ブクログ

楽しみにしていたシリーズ二弾!
お稲荷さん、九十九神、死神、貧乏神、福の神、お地蔵様など、八咫烏も登場します。
人間社会に紛れている神様たちにまた会えて嬉しい。

特に好きだったのは、
*「戌の日に」
*「お稲荷さんをよろしく」
*「眠れぬ夜の神様」
*「引きこもりおじさん」

未読の方は意味不明だと思いますが、
「鳥おじさんがいるだけで、皆が幸せになっていく社会」
「生きてることが全部私の栄養になっていく」という考え方
いいな~♪

ちょっと不思議で読むとほわっと和むシリーズ。
スキマ読みにもピッタリだし、寝る前に読んだら良い夢が見れそう。

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2022年07月12日

Posted by ブクログ

待望の2作目でした。前回よりもう少しカジュアルに、人間味を増した八百万の神様が生き生きと、みんなの生活に関わっていました。読後はほっこりと。これだけの神々に守られた国でならば、どうかこの先も、なにとぞ平和で…と願わずにいられません。

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2022年05月16日

Posted by ブクログ

神が集いし神無月。人と共に過ごし見守り、ほんの少し関わる出来事。
ほっこりしたい時に傍らにあるべき本。
いい本でした。

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2022年04月16日

Posted by ブクログ

死神、九十九神、福の神…八百万の神と人間の心温まる交流を描いた連作短篇集。「天狗さまのもとに」「死神に恋」「眠れぬ夜の神様」など、全10篇を収録する。『文蔵』連載を改題、加筆修正し文庫化。

物語としてのんびり読むにいい。

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2022年03月28日

Posted by ブクログ

 2022年の一冊目は、この本です。昨年の一冊目としてこれの1巻(と言っていいのかな)を読んだらとっても良かったので、昨秋に本書を買ったときから、「来年の一冊目はこれ!」と決めていました。

 今回もやっぱり、愛にあふれた、ちょっぴり切ない、人間と神様たちの優しい話ばかり。10話収録されていて、毎回、どこでどんなふうに何の神様が登場するのか、楽しみでした。1巻で読んだ話の続編もあったりして、うれしくってほっこり。

 心に響いた死神さんのセリフを書いておきます。
〈生まれ落ちた瞬間に、人は無限の可能性を秘めていて、何にでもなれる〉

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2022年01月09日

Posted by ブクログ

1作目と併せて読みたい。
私は期間が空いてしまっていたので、たぶん連続で読むともっと楽しめるとおもう!
こころがほっこりする、いたらいいな、いるんだろうなっていう神様たちのお話。

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2021年12月17日

Posted by ブクログ

八百万の神シリーズ第2弾。うん、面白かった!2巻目のがもっと面白くなってた。お馴染みの神様もたくさん出るし、神様に出会う人達もいい。短編連作だから読みやすいし、中学生くらいから楽しく読めると思う。

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2021年11月27日

Posted by ブクログ

前作にも出ていた
死神さんも出てきてたのでちょっぴり嬉しくなりました〜☆(前話の続き??)

色々な神様のお話は楽しいです♪

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2021年10月18日

Posted by ブクログ

シリーズ第2弾。今回も読み応え充分。でもページを捲るワクワク感は第1弾の方が強かったかな。ただ間違いなく第1弾から続けて読むと楽しい。心が荒んでる時に読みたい1冊

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2021年09月30日

Posted by ブクログ

続けて第2巻へ。
今作も色んな神様が出てきました。
死神、福の神、貧乏神。
山の神、風神、女神等など。
御稲荷さんや八咫烏なんかも。

ひとつの神様が色んな人間になって出て来て、1巻と2巻での人間としての名前が違ったりしてこんがらがるのですが、そこは何となくで読んで…。

神様同士の関係も面白くて、2巻も楽しく読めました。
次は3巻へ。楽しみです。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

小路幸也の八百万の神の小話集。軽〜く読めて、なんとなくほっこり。他の彼のシリーズ物ほどマジではないって感じでした。

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2024年06月20日

Posted by ブクログ

シリーズ第2弾。
どの神様も優しくて、ほっこりする。
たまには神様からの「愛のムチ」もあってもいいかも。

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

八百万の神様と人間の温かい触れ合い第二弾
今回はそこに「いる」ことが当たり前になっている神様が多かった気がする。
お稲荷さんもお地蔵さまも長い間ずっとそこにいて見守っていた、それを改めて思い出して大切にしようと思わさせてくれる
第一弾で登場した神様も引き続き活躍

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

今回も優しい神様達に出会えました。
私の周りにも気付かないけれど神様がいるのかもしれないな…なんて思ってしまっりしました。

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2022年07月23日

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