小路幸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新年一発目に読む本としてふさわしい面白い本だった。コーヒーに惹かれて読んだけど、正解だった!
喫茶店を営む弓島大のもとへやってきた、近所の小学生からの依頼。
お姉ちゃんがいなくなったけど、両親は理由も話してくれない。
警察にも通報せず、学校にも虚偽の申告。色々と調べていく中で、他の事件や大の過去とも繋がりが生じてきて…。
謎が謎を呼び、夢中で読めた。
別に何か大きなトリックやミステリー大作って、わけではないけれど、読ませる作品だった。
それにしても、シリーズものとは知らなかった。
まぁ、どこから読んでもいいらしいからいいけど。
前作も次作もあるようで、また読んでみたくなった。 -
Posted by ブクログ
物語の舞台となる〈花咲小路商店街〉は、伝統と歴史と人情味のある、さびれかけた商店街。
英語塾を営む亜弥は、父と二人きりで暮らしている。
70歳になる父は、日本に帰化したイギリス人で、若い頃は美術品を中心とする伝説の大泥棒だった。
商店街に巻き起こる謎を解き明かし、大企業による買収話も独特の手法でものの見事に解決する英国紳士の父と、亜弥の幼なじみの克己と北斗の名コンビの活躍ぶりが、爽快で楽しい。
極悪人は一人も出てこないし、商店街の人たちを巻き込んでの大掛かりな仕掛けに圧倒されつつも、最後はハッピーエンドで幕が閉じられていて、ほのぼのと温かい気持ちになれます。