小路幸也のレビュー一覧

  • すべての神様の十月(三)

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    楽しみにしていたシリーズ第3弾!
    やっぱりこのシリーズ大好き。

    『僕たちたくさんの神様は、人間のために生まれてきたし、人間がいるから生み出された存在だよ』

    毎回思うけど…
    神様が人知れず人間のそばにいて、そっと手を貸したり見守ってくれてる様子を作品を通して感じられるのが嬉しくて、楽しくて、ホッとする。
    本作では死神、福の神、韋駄天など他にもいっぱい登場しますが、神様たちの人間臭さがいいんです。

    お気に入りは、
    *「間に合わせます」
    *「気象予報士は雨女」
    *「コンビニで恩返し」

    いいなぁ。ストーリーも、神様と人間の距離感もいい感じ。
    このシリーズは、いつも無意識にニコニコ笑いながら読ん

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    2024年02月17日
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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    今回はスピンオフ。
    イギリスが舞台です。
    マードックさん連れ去り事件での騒動!
    少し大掛かりな設定だったため内容を楽しむというより説明が多く消化していく感じだった。
    何はともあれLOVEのある終わり方でホット一安心。

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    2024年02月07日
  • 花咲小路三丁目北角のすばるちゃん

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    良い人ばかりが住んでいる花咲小路シリーズ。
    その良い人たちが素敵な関係を作りながら生きている様子に、少しの非現実感がスパイスとして効いており、どれを読んでもホッコリした気持ちになります。
    東京バンドワゴンシリーズと合わせてずっと続くシリーズになって欲しいです。

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    2024年02月07日
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零

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    東京バンドワゴン堀田家のスピンオフ時代小説。
    他の方の感想と同じくなところは多くあるが、なかなか面白い。
    東京バンドワゴンのサチさんの語りのような雰囲気を保ちつつ、隠れ 特殊能力を持つ人々の時代劇 アベンジャーズのような必殺仕事人のような要素を持っている。
    それぞれ違う力を持ち、その力を理解し受け入れ折り合いをつける。出会いや絆 助け合って解決していくところは東京バンドワゴンの堀田家に通じるものを感じる。
    ご先祖さまのお話を知った上でまた現代の物語が楽しく味わえそうな気がする。

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    2024年02月05日
  • 花咲小路一丁目の刑事

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    今回は、祖父母の営む〈和食処あかさか〉で同居することになった刑事、赤坂淳が主人公。
    非番の日に限って、淳のところに商店街の騒動が舞い込み、なぜか奔走する羽目になってしまう、ほのぼのとしたミステリー。
    〈たちばな荘〉で暮らすストリートミュージシャンの三家(通称ミケさん)という謎めいた女性が出てきて、不思議に思いながらも淳は少しずつミケさんに近づいていくのですが。

    非番の日の朝の、ばあちゃんと淳とのやり取りがほっこりとして実に良いのです。
    このシリーズは、毎回主人公が違っているけれど、前作に登場した北斗くんや、セイさん亜弥ちゃん親子にも会えるし、〈花咲小路商店街〉の人たちにますます愛着がわいてき

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    2024年02月04日
  • 花咲小路一丁目の刑事

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    四丁目も良かったですが、一丁目もまた違った良さがありました。
    前作の登場人物とのつながりがあるのも嬉しい。

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    2024年02月03日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    現実的には無理なんじゃないか?みたいな設定も含めて楽しく読めました。世界的に活躍していた大泥棒が商店街に住んでいるというのもなんだかワクワク。
    シリーズなので、続きを読み進めていくのも楽しみ。

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    2024年02月03日
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン

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    ☆4.5

    シリーズ第11弾

    久しぶりに堀田家へお邪魔してきました❁⃘*.゚
    今作でも堀田家は大騒動の連続で、続きが気になってしまい(夜寝る前に読書をする習慣があるので…)少し寝不足気味です( º^º; )
    そのくらいとっても面白かったです!

    冬のお話では思わず涙が溢れてくる場面もあり、人々の温かさがたくさん詰まった素敵な作品でした。

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    2024年02月02日
  • すべての神様の十月

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    それぞれの神様の優しい物語。
    私は特に「幸せな死神」がよかったです。

    生きていく中で、忘れてしまっていた大切なことを、ふと気づかせてくれる。

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    2024年01月26日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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    相変わらずの賑やかな大家族に加えて新たな仲間も増えてバワーアップの堀田家でした。子供たちの成長ぶりも堀田家と繋がる人々の今後も楽しみです。

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    2024年01月24日
  • ヒア・カムズ・ザ・サン 東京バンドワゴン

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     幽霊騒動に裕太と司書さんの恋、研人の受験の合否など相変わらずLOVEがたくさん詰まっている。宮内庁絡みのきな臭い案件も堀田家と周りの人々のLOVEで万事解決。解説にあるようにだんだん堀田家の親戚になったような気分になってくる。今回は花陽の啖呵、カッコ良かった!いつもクールな亜美さんが怖がりなのも可愛い。青のちょっとした小芝居も結果的に解決したので良かった。毎回同じ構成なのに飽きることなく、むしろ安心感が増して登場人物をどんどん好きになっていく。このまま終わってほしくないなぁ。

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    2024年01月16日
  • brother sun 早坂家のこと

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     三姉妹シリーズです。
    一軒家に暮らす早坂家の三姉妹、あんず、かりん、なつめ。母親は早くに亡くなり、男手一つで育ててくれた父は、再婚して奥さんと2歳の男の子と近所に住んでる。

     三姉妹と継母の仲も良く、歳の離れた弟も可愛がられ幸せに暮らしていたんだけど、存在も知らなかった伯父が現れて、、、ってお話しです。

     登場人物がみんな穏やかで健やかで安心して読めました。面白かったな。またいつか早坂家の三姉妹に会いたくなったら読み返そう。

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    2024年01月12日
  • 国道食堂 1st season

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    ネタバレ

    途中から二方さんの恋の行方ばかり追ってしまった。とりあえずseason1で再会できてよかったし、どうやって結ばれていくのか楽しみで仕方ない。登場人物が多いし、名前に数字がよく使われているので混乱しやすいが、テンポよく物語が進んでいくので心地よかった。佐々木さんってどうなったんだっけ?と思い出せない部分もある(笑)

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    2024年01月11日
  • コーヒーブルース Coffee blues

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    新年一発目に読む本としてふさわしい面白い本だった。コーヒーに惹かれて読んだけど、正解だった!

    喫茶店を営む弓島大のもとへやってきた、近所の小学生からの依頼。
    お姉ちゃんがいなくなったけど、両親は理由も話してくれない。
    警察にも通報せず、学校にも虚偽の申告。色々と調べていく中で、他の事件や大の過去とも繋がりが生じてきて…。
    謎が謎を呼び、夢中で読めた。

    別に何か大きなトリックやミステリー大作って、わけではないけれど、読ませる作品だった。

    それにしても、シリーズものとは知らなかった。
    まぁ、どこから読んでもいいらしいからいいけど。
    前作も次作もあるようで、また読んでみたくなった。

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    2024年01月05日
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン

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    読み始めたら止まらない。
    私もロック好きなせいか、我南人の一言一言に痺れます。紺ちゃんよりも、青くんよりも、マーちゃんよりも、藤島さんよりも、断然、我南人派です。

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    2024年01月01日
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン

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    今回もLOVEが詰まってました。それでもって次を読ませたくなるような終わり方。
    このシリーズ、ばあちゃんの語りが好きです。

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    2023年12月31日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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     そうそう、亜美さんもむちゃくちゃ男前なんだった。亜美さんのドラムさばきカッコ良さそう。脳内イメージがシシド・カフカにアップデートされた。勘一に我南人、そして父親の紺はもちろん他の家族からの教えを胸に逞しく成長している研人の今後が楽しみで仕方ない。すずみさんの江戸っ子らしい気っ風の良さも到底真似できない。この人情が魅力だなぁ、としみじみ感じる。
     そしてこの巻の見所といえば堀田家見取り図。藤島ハウスの間取りは意外だった。藍子とマードックが住むこと前提というか1世帯で2部屋使う仕様になっていて、藤島さんの愛が窺える。

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    2023年12月29日
  • 東京バンドワゴン

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    随分前にTVドラマで見ていたことを思い出した。亀梨くん主演だったな。その他のキャストもネットで見たら思い出した。加賀まりこの語りで玉置浩二が我南人で。ピッタリのキャスティングだったなー下町のホームドラマ、面白かったなー今回読んで原作に忠実だったな。あっ書き下ろしだったのかな。。。
    古書店の設定もいいし、カフェもあって、羨ましい。常連になりたい、いやここの子になりたい。今後生まれる?青とすずみさんの子に。
    シリーズ完結まで読むこと決まりかな。

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    2023年12月28日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンの番外編。通常版の語り手である堀田サチと勘一との出会いを含めて壮大な過去の事件の話。いつものほんわかした話とちょっと違ったが戦後の混乱期の様子が描かれていてとても面白かった。まさに東京バンドワゴンのルーツの話でした。

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    2023年12月23日
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

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     今回も研人がすごい!まだ中学生なのにこの才能。我南人の血を受け継いだのね。かんなちゃんもサチとお話できる日が来るのかな。悲しい別れはあったものの、タイトル通りLife goes onな心温まる安心なシリーズはこれからも続いていく。常連さんが留守を預かれる古本屋さんって凄い。単なるお節介でなく、家訓を守り様々な縁を大事にしてきた堀田家ならでは。勘一はまだまだ現役で次巻からさらに賑やかになりそう。花陽の医学生姿と未来の旦那さんには既刊シリーズ内で出逢えるのかな。

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    2023年12月22日