小路幸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
楽しみにしていたシリーズ第3弾!
やっぱりこのシリーズ大好き。
『僕たちたくさんの神様は、人間のために生まれてきたし、人間がいるから生み出された存在だよ』
毎回思うけど…
神様が人知れず人間のそばにいて、そっと手を貸したり見守ってくれてる様子を作品を通して感じられるのが嬉しくて、楽しくて、ホッとする。
本作では死神、福の神、韋駄天など他にもいっぱい登場しますが、神様たちの人間臭さがいいんです。
お気に入りは、
*「間に合わせます」
*「気象予報士は雨女」
*「コンビニで恩返し」
いいなぁ。ストーリーも、神様と人間の距離感もいい感じ。
このシリーズは、いつも無意識にニコニコ笑いながら読ん -
Posted by ブクログ
今回は、祖父母の営む〈和食処あかさか〉で同居することになった刑事、赤坂淳が主人公。
非番の日に限って、淳のところに商店街の騒動が舞い込み、なぜか奔走する羽目になってしまう、ほのぼのとしたミステリー。
〈たちばな荘〉で暮らすストリートミュージシャンの三家(通称ミケさん)という謎めいた女性が出てきて、不思議に思いながらも淳は少しずつミケさんに近づいていくのですが。
非番の日の朝の、ばあちゃんと淳とのやり取りがほっこりとして実に良いのです。
このシリーズは、毎回主人公が違っているけれど、前作に登場した北斗くんや、セイさん亜弥ちゃん親子にも会えるし、〈花咲小路商店街〉の人たちにますます愛着がわいてき -
Posted by ブクログ
新年一発目に読む本としてふさわしい面白い本だった。コーヒーに惹かれて読んだけど、正解だった!
喫茶店を営む弓島大のもとへやってきた、近所の小学生からの依頼。
お姉ちゃんがいなくなったけど、両親は理由も話してくれない。
警察にも通報せず、学校にも虚偽の申告。色々と調べていく中で、他の事件や大の過去とも繋がりが生じてきて…。
謎が謎を呼び、夢中で読めた。
別に何か大きなトリックやミステリー大作って、わけではないけれど、読ませる作品だった。
それにしても、シリーズものとは知らなかった。
まぁ、どこから読んでもいいらしいからいいけど。
前作も次作もあるようで、また読んでみたくなった。