小路幸也のレビュー一覧

  • すべての神様の十月
    人々に寄り添う死神、貧乏神、疫病神、九十九神、福の神のお話し。決して人を不幸にする存在でないこと、人も神に与えることが可能なことを教えてくれる。
  • ペニー・レイン 東京バンドワゴン
    季節と時代と街と家族と、ゆっくりとでも確実に過ぎていくものを優しく紡ぐシリーズ。
    死や別れや老いや挫折などもしっかり扱うところが潔い。
  • ペニー・レイン 東京バンドワゴン
    久し振りの引っ越し騒動があった。堀田家と藤島ハウスに裏の増谷&会澤家ともう家族的な登場人物だけでもスゴイ人数。初期からの人は大丈夫だけど、前作からの和ちゃんの彼氏とかはなんだっけ?みたいになってる。
    今作で卒業の茅野さん。でも新たに消防士の行沢さん。次回作まで覚えてられるかな…。
    青の新事業楽しみ。
  • 〈磯貝探偵事務所〉からの御挨拶
    違う視点から始まった話がだんだん交差していくのがわくわくした
    光くん磯貝探偵事務所に就職すればいいのに
    3弾でないかなー
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン
    シリーズもすでに11弾目を迎え、相変わらずのにぎやかな朝の食卓の場面に出くわすと、堀田家に帰ってきたことを実感します。
    男性陣たちで屋根の修繕を行ったりと、本当に仲の良い家族ですよね。

    本を巡って不審な人物が店を嗅ぎまわるというようなきな臭い事件も、人情溢れる堀田家の面々が、みごとに解決してしまう...続きを読む
  • すべての神様の十月(二)
    普通の人の身近な出来事に実は神様が関係してるんですよ、という短編集。
    冒頭からまさに小路ワールドという感じで、善意に満ちた雰囲気です。昔みたいに妖や神様が人々の生活の中に普通にいたら素敵だなと思います。
  • ペニー・レイン 東京バンドワゴン
    遠い親戚のおばさんの様な気持ちで読んでいます。
    2011年に「東京バンドワゴン」に出会いました。
    それから出版されているシリーズを読み、毎年楽しみにしています。
    最初に読んだのは、花陽ちゃん、研人君が小学生だったと思います。
    下町で育ったので、なんとなく身近に感じて楽しんで読んできました。
    長く読ん...続きを読む
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン
    1がなかなか面白かったので、続きも読んでみることに。ドラマの配役を見たので、顔を思い浮かべながら読みました。

    大家族って楽しそう。東京バンドワゴンのようなお店があったら通いたい。気楽に読めて、ほっこりできるシリーズです。
  • ペニー・レイン 東京バンドワゴン
    堀田家にまた1年が過ぎて出会いと別れ成長があって、このシリーズは本当に楽しい。今回はそれぞれが引っ越しということで人生の区切りのような巻になっていて、しみじみ感慨深かった。そんな中で青が新しく事業を始めることで、次巻がとても楽しみになった。
  • 明日は結婚式
    結婚式を明日に控えた、信用金庫勤めの井東春香と、パン屋の息子でデザイナーの細井真平。新郎新婦とその家族のそれぞれの結婚式前日の物語。
    心暖かくなるお話しでした。
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零
    2023/7/14
    東京バンドワゴン??となる。
    時代劇だもの。江戸です。
    そして堀田様が出てきてなるほど。
    るうは幼女だけど嫁になるの?ん?
    るうの語りがサチさんと似てるんやけど。
    でもサチさんはお嫁入してきたから他人。
    まあいいか。
  • すべての神様の十月
    人間の形をした八百万の神様と人間の関わりを描いた温かくて優しい物語
    各編がゆるやかに繋がった短篇連作集
    人間にとっては敬遠される神様も、実は人間のために見守ってくれている神様だったり、永遠の命がある神様が人間を羨む姿だったり、人間に寄り添ってるからこそ人間臭さが滲む
    神様のこと日々のことが好きになる...続きを読む
  • ペニー・レイン 東京バンドワゴン
    東京バンドワゴンの第18弾。
    今年もまたお会い出来ました。
    子供達の成長は目覚ましいものがありますが、それを見守る勘一さんや我南人さんも健在です。
    色々な別れもあるけれど、益々家族の輪が広がって、一層の賑わい。
    さて、青の活躍が次回には楽しめますかね。
  • 東京バンドワゴン
    ずっと読みたい本リストに入れていた本が、補修校のブックフェアで売っていたので購入して読んでみました。(現在アメリカ在住)

    主役の大家族がみんなイケメン&美女というは、日本のテレビドラマのようで現実的ではないが、みんな味のあるキャラクターで、ドロドロした人間関係がないので、気軽に面白く読めました。
    ...続きを読む
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン
    シリーズ第16弾。安定の「東京バンドワゴン」シリーズ。
    お久しぶりの藍子さんが登場して、藍子さん好きの私にはうれしいお話でした。
    シリーズが増えていくたびに登場人物も増えていき、頭の中を整理するのが大変です。
    キースさんが登場しましたが、前回はどのシリーズで登場したか覚えていないという始末。
    まだま...続きを読む
  • スローバラード Slow ballad
    morningからの4部作ですが、巻を重ねる事に面白かったデス。
    また違った年齢のダイさんに会いたいです。
  • 国道食堂 2nd season
    1冊目は二方が話の中心にいましたが、今回は和美さんでしょうか。1冊目から1年くらい過ぎたくらい。なじみの人も新しい人もいて、また新しい人物相関図が組みあがっていく。
    小路幸也の小説は真っすぐな人物が多いから、読んでて気持ちがいいね。
  • 国道食堂 1st season
    国道沿いのいわゆるドライブインである国道食堂に集う人々の群像劇です。1章ごとに視点人物が代わり、それぞれが1人称で語っていく形式です。なんか1章ごとに頭の中で人物相関図が組みあがっていく感覚が面白かったです。
  • ペニー・レイン 東京バンドワゴン
    東京バンドワゴン、来たー!って、楽しみにゆっくり読んでたのに、ついに読み終わってしまった…悲しい。

    今回は「青クン、頑張れよ!」ってことで、これからがますます楽しみな堀田家です。

    あーあ、サチさんみたいな方が、私の側にも居てくれたらいいのになぁ〜〜、と思った今回は、ちょっと心が弱りめか?

    いや...続きを読む
  • ヒア・カムズ・ザ・サン 東京バンドワゴン
    ☆4

    シリーズ第10弾

    「東京バンドワゴン」シリーズは、1巻で季節ひと巡り分のお話が描かれていますが、今作でも様々な出来事があった1年だったなぁと…。
    そして長く続いているシリーズだからこその、新しい出会いもあれば悲しいお別れもありました。

    今作では、今まであまり詳しい様子が出てこなかった堀田...続きを読む