小路幸也のレビュー一覧
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シリーズ第5段。
【夏 ー あなたの笑窪は縁ふたつ】
久しぶりの「バンドワゴン」。やっぱりイイねえ、この世界観。珍しくミステリ色濃い目な仕掛けなものの、最後はほっこりとして終えてくれるのが、ありがたい。
浮気は、ダメよ(笑)。
藤島社長の友情と恋の行方も、先が楽しみ。
前々作で登場した 十郎、 ジョー、 マリアさん・・・のように、東雲文庫の親爺たちの若かりし頃のエピソードも、今後語られるのだろうな、と、それも楽しみ。
【秋 ー さよなら三角また合う日まで】
双子くんの恋が、可愛いくて微笑ましくて、懐かしい。
蔵の蔵書の秘密…、前々作あたりからこういう“きな臭い”話が盛り込まれるようになっ -
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年に一度の楽しみ、『東京バンドワゴン』の文庫版最新刊。
安定の面白さ。
11年目にしてこのワクワク感。
設定が変わらないのに、なぜかマンネリ化しない。
凄いなぁ。
登場人物が年毎に年齢を重ね、赤ちゃんだった子が幼稚園児となり、同じように大人も老いていく。
いつか来るであろう別れを強く感じさせる今作だった。
とはいえ、みんなまだまだパワフル。
まさかこのシリーズで舞台がロンドンになる日が来るとは!
これまでそれほど前面に出てこずにそっと支えていた人達が描かれていたのも嬉しかったなぁ。
帯は良いのだけれど、フォントがちょっと…。
これだとなんだかちょっと本の内容が幼稚な印象に。
あぁ、 -
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赤星中学校は運動部と文化部の総合顧問の先生のいがみ合いからトラブルが起きていた。そのトラブルに対して架け橋となり平和をもたらす「ピースメーカー」となるのが放送部のふたりだった。
これは実に楽しい物語です。中学校の放送部の楽しさ、放送部の利点アレコレを使っての情報収集、そしてトラブル解決のカタルシス。それらが魅力たっぷりに書かれています。
短めの話がポンポンと詰められています。トラブルがあり情報収集があり解決策が思い付いたところで、ポンと結果は後日談として語られます。そのためテンポよく読めるのですが、登場人物たちとともに解決を経験するという部分では物足りなさもあります。しかし一番山となる事件に -
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今年から読み始めた東京バンドワゴンシリーズも10冊目。
文庫本の最新刊にたどり着きました。
ようやく堀田家の歩みに追いつくことが出来たので、
ここからは最新刊が発売されるペースに合わせて読もうと思います。
ゆっくり、ゆっくり、堀田家の1年の話を聞きながら自分の1年も振り返る。
そんな風にこのシリーズとは付き合っていきたいです。
この小説を読んでいると、「人は支え合っている」んだなぁと感じます。
そう感じさせてくれるところがこの小説のすごいところだと思います。
生きていくって大変です。
にこにことご機嫌に過ごせる時もありますが、
つらくてつらくて逃げ出したくなる時もあります。
そして、それは -
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東京バンドワゴン、記念すべき(文庫)10作目。
今や一年に一度の楽しみだな。
単行本で先を読んでしまいたくなるんだけれど、そこはガマンガマン。
文庫でスタートしてしまったからの楽しみとして、書店員の方の解説が読める楽しみはあるかな。
今作は、うるっと来るシーンはあるものの号泣する内容のエピソードではなかった。
でも、登場人物それぞれの個性が色濃く出ていたのと、サイドストーリーへの展開を感じさせる楽しみが満載だった。
個人的な見解として、そろそろサイドストーリー挟まないと勘一の年齢が厳しいでしょ。
読者の勝手な意見だけれど、長く続けてもらうためにも、過去の話とかも挟んで欲しいなぁ。
しかし、