小路幸也のレビュー一覧

  • 三兄弟の僕らは
    交通事故で突然両親を亡くしてしまった、三兄弟の物語。
    ごく平凡な生活を送っていたのに、父も母もいない三人の暮らしが始まる。
    三人に寄り添ってくれた母方の祖母は、辛口だけれど素敵なおばあちゃん。
    母とは仲が悪かったみたいだけれど、何か「秘密」があるようです。
    さらには、おばあちゃんの夫、そして三兄弟の...続きを読む
  • 明日は結婚式
    優しい物語。
    それぞれが丁寧に生活を営んでいるからこそ結び付いた2人の結婚前日。
    周りのひとも丁寧で優しい。
    ほっとする本。
  • エール!(2)


    お仕事小説アンソロジー
    「エール!」第2段

    ●職業:スイミングインストラクター
    作品名「ジャグジー・トーク」
    作者:坂木司
    キッズスイミングのインストラクターがスクール後に入るジャグジーでのトーク。子供に教えるには何が大切なのか?やはり子供が好きなことが必要みたい。

    ●職業:社会保険労務士...続きを読む
  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン
    1巻からずっと追いかけているシリーズ。子どもらの成長が微笑ましい。サザエさんみたいに歳をとらない系になってしまうかと思いきや、ホントにみんな成長して。成長があれば悲しい別れもあるけれど生きてる。全てが愛しい。
  • からさんの家 まひろの章
    久々の小路幸也の作品
    いつもいい人や、優しい人が出てくる
    今回も同じ
    実の親を知らないまひろさんが、まっすぐに生きていくお話
    ここに出てくる出演者
    今後どのように出現するのか、楽しみだ
    昨年の8月に初版された。
    次は伽羅の章らしい
    まひろさんを取り巻く人々が、どんな生き方をしてきたのか?
    それを読み...続きを読む
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン
    2作目だけど1作目から変わらない面白さ

    1作目の時から焦らされてたから藍子さんとマードックさんが結婚したのが嬉しい☺️
    お産でパトカーに病院まで送ってもらうのはさすが堀田家だなって思った笑
  • 花咲小路二丁目の寫眞館
    久しぶりにセイさんががっつり出てくるお話です。
    もうこの商店街何が起こっても驚きませんが、今回はタイムトラベル。4丁目アーケード火災の原因にまつわるあれこれがメインです。タイムトラベルものはともすると矛盾だとかいろいろ出てしまうものですが、本作は非常によくプロットが練られていますね。重さんと樹里さん...続きを読む
  • すべての神様の十月(三)
    楽しみにしていたシリーズ第3弾!
    やっぱりこのシリーズ大好き。

    『僕たちたくさんの神様は、人間のために生まれてきたし、人間がいるから生み出された存在だよ』

    毎回思うけど…
    神様が人知れず人間のそばにいて、そっと手を貸したり見守ってくれてる様子を作品を通して感じられるのが嬉しくて、楽しくて、ホッと...続きを読む
  • からさんの家 伽羅の章
    「今の自分が、いい」
    穏やかな幸せを紡ぐ物語。
    フィクションだからこそ、出来過ぎでもいいじゃない。読む人が優しい気持ちになれれば。
    そんな作者さんの心持ちが伝わってくる。
  • マンション フォンティーヌ
    中庭に噴水のあるパリ風にマンションフォンティーヌ。そこに住む大家さん、管理人さんをはじめ住人たちの心温まる物語。善き人々と住むこと、親しさとその距離感がとても素敵でした。
  • 花咲小路三丁目北角のすばるちゃん
    良い人ばかりが住んでいる花咲小路シリーズ。
    その良い人たちが素敵な関係を作りながら生きている様子に、少しの非現実感がスパイスとして効いており、どれを読んでもホッコリした気持ちになります。
    東京バンドワゴンシリーズと合わせてずっと続くシリーズになって欲しいです。
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン
    今回はスピンオフ。
    イギリスが舞台です。
    マードックさん連れ去り事件での騒動!
    少し大掛かりな設定だったため内容を楽しむというより説明が多く消化していく感じだった。
    何はともあれLOVEのある終わり方でホット一安心。
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零
    東京バンドワゴン堀田家のスピンオフ時代小説。
    他の方の感想と同じくなところは多くあるが、なかなか面白い。
    東京バンドワゴンのサチさんの語りのような雰囲気を保ちつつ、隠れ 特殊能力を持つ人々の時代劇 アベンジャーズのような必殺仕事人のような要素を持っている。
    それぞれ違う力を持ち、その力を理解し受け入...続きを読む
  • からさんの家 伽羅の章
     病院で治療する事で治せる病気なら勿論、治療するべきであるが、病院で治療しても完治出来ない病気なら無理に治療するのではなく、残された時間を旅行したり、昔の知人に会ったりして充実した時間を過ごした方が良いと言う物語でした。
  • 花咲小路一丁目の刑事
    今回は、祖父母の営む〈和食処あかさか〉で同居することになった刑事、赤坂淳が主人公。
    非番の日に限って、淳のところに商店街の騒動が舞い込み、なぜか奔走する羽目になってしまう、ほのぼのとしたミステリー。
    〈たちばな荘〉で暮らすストリートミュージシャンの三家(通称ミケさん)という謎めいた女性が出てきて、不...続きを読む
  • 花咲小路四丁目の聖人
    現実的には無理なんじゃないか?みたいな設定も含めて楽しく読めました。世界的に活躍していた大泥棒が商店街に住んでいるというのもなんだかワクワク。
    シリーズなので、続きを読み進めていくのも楽しみ。
  • 花咲小路一丁目の刑事
    四丁目も良かったですが、一丁目もまた違った良さがありました。
    前作の登場人物とのつながりがあるのも嬉しい。
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン
    ☆4.5

    シリーズ第11弾

    久しぶりに堀田家へお邪魔してきました❁⃘*.゚
    今作でも堀田家は大騒動の連続で、続きが気になってしまい(夜寝る前に読書をする習慣があるので…)少し寝不足気味です( º^º; )
    そのくらいとっても面白かったです!

    冬のお話では思わず涙が溢れてくる場面もあり、人々の温...続きを読む
  • からさんの家 伽羅の章
    人生を紡ぎ、そして繋いでいくことの尊さが感じられる物語。
    この物語のようにそれぞれの望みがここまで綺麗に組み合わさることは現実ではなかなか難しいかもしれない。
    それでも大切にしていたものや場所が大切な人へと受け継がれていくのはとても気持ち良いものだなと思った。
  • すべての神様の十月
    それぞれの神様の優しい物語。
    私は特に「幸せな死神」がよかったです。

    生きていく中で、忘れてしまっていた大切なことを、ふと気づかせてくれる。