【感想・ネタバレ】brother sun 早坂家のことのレビュー

あらすじ

娘は、いつだって大変である! 自分のこと、恋人のこと、結婚のこと、将来のこと。そして、家族のこと。早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。そんな早坂家へ、ようこそ。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

三人姉妹それぞれの視点で書かれたお話。それぞれの考え方・捕らえ方はありながらも、話がとんとん、と進んでいく感じがいい。
巻末に、10年位後のお話が載ってるのも好み。
祖母も気に入った一冊。

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2011年03月20日

Posted by ブクログ

 三姉妹シリーズです。
一軒家に暮らす早坂家の三姉妹、あんず、かりん、なつめ。母親は早くに亡くなり、男手一つで育ててくれた父は、再婚して奥さんと2歳の男の子と近所に住んでる。

 三姉妹と継母の仲も良く、歳の離れた弟も可愛がられ幸せに暮らしていたんだけど、存在も知らなかった伯父が現れて、、、ってお話しです。

 登場人物がみんな穏やかで健やかで安心して読めました。面白かったな。またいつか早坂家の三姉妹に会いたくなったら読み返そう。

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2024年01月12日

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ネタバレ

先が気になり、一気読みでした。
夏になると何かが起きるという早坂家。
最後の最後にそりゃないでしょう⁈
私は丸く収まって欲しかったな。
人生、何があるか分からないと、言われてしまえばそれはそうなのですが…

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2013年09月23日

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三姉妹に訪れた環境の変化…
それぞれの立場から見た家族の姿…
それでも最後には大団円となるのは読後ならではピンときたタイトル「brother sun」!
タイトルの意味が判った時に心が晴れ晴れと広がっていくようです

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2012年02月20日

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やっぱり、小路さん…、短編サザエさんものは、うまいッ!!!

『東京バンドワゴン』シリーズよりも、より庶民的で好感度もグぅ~!!!

それだけに…、最後のエピローグは…いらないかも…。
シリーズ化して…三姉妹のそれぞれの結婚までのエピソードを、
読んでみたかったです…。

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2011年10月25日

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一度読んだかどうか、
最後までおもいだせなかった…
でもなんかいいなぁと思ったよ。
あんなふうに、きれいでないこともきれいに生きられたらすてき。
そんな心を持ちたいと思う。

あと、日本家屋住みたい!

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2011年05月22日

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時々お世話になっている日本画家「喜田小夜子」さんが表紙の絵とか描いていたので目に留まって読んでみました。

いわゆる「3姉妹もの」です。それぞれが問題を抱え・・・とそれほど暗い話ではありません。3人で仲良く暮らしていたところに「叔父」を名乗る人物が現れて・・そこから3人の出生の秘密をめぐる騒動が。

全体的にそれほどは深刻な雰囲気にならずに「女の子が悩みながらも奮闘する」という楽しい小説・・・な印象を受けました。文章も非常に読みやすくおすすめ。
いかにもドラマ化とかしそうに思いました。

ただラストというかエピローグの「実は○と○が関係があって・・・」な話はそれまでの明るいノリから違和感を覚えるような昼ドラ展開というか・・・そのくだりないとまずかったのかな・・・・・まずいんだよなあ、きっと・・・

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2010年12月08日

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早坂三姉妹のそれぞれを主人公(語り手)にした、
家族の優しい物語にちょっとしたミステリ要素。
そんな小路さんのお得意パターンですね。

ずっとその存在を知らされていなかった伯父さんが
ある日突然三人の前に現れたことで彼女たちの物語が
大きく展開し始める・・・

語り手がころころ変わると物語がぷつりぷつりと切れて
統一感がなくなりやすいものだけど、この話は別。
逆に別々に語らせることによるメリットが最大限に。

それぞれの彼氏、みんなイイ奴だな~
特に淳史。こいつみたいにかっこよくあれたら、って思った。

家族という意味では、東京バンドワゴンと同じですが、
ちょっと趣が異なっていて甲乙つけがたい。
読後は、自らの全てが洗われたかのような爽快感でした。

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2010年09月14日

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三姉妹もその恋人たちも周りの人たちもすごくいい人なのに男と女がいるといろいろと・・・でもまぁ、いい人ばかりの小説っていいものです。

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2010年03月16日

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長女あんず、次女かりん、三女なつめの三姉妹の話。
姉妹の暮らす家に突然伯父さんなる人物が訪ねる。数十年姿を現さなかったのは父との過去のいざこざが原因。なにがあったのか、姉妹は真実を知るべきかどうか悩む。


感想
ドロドロなのかぁと読んでいて、「すごく重いよ」と前振りがあったので緊張していたらそんでもなかった。でやっぱ小路本にドロドロは無いよなぁと思っていたら最後にちょっとだけそれは無いよドロリがあって、ドロドロした終わり方。
「家庭には裏で大変なことがあるけど壊さず頑張ろう」な感じかな?

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2010年01月06日

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<内容>早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三姉妹を通し描く、新しい家族のカタチ。

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2009年12月04日

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私は男兄弟しかいないからこんな姉妹関係はちょっと憧れるな。
男性陣ができすぎてる感があるんだけど、小路さんだし、お話だしと思って読んでみた。結局、私はこういうの好きなんですよ、うん。
でも、私も最後のエピローグは必要だったのか疑問。むしろないほうが好みだったんだけど。

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2009年11月25日

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東京バンドワゴンにも通ずる家族の話。
描き方はアットホームなんですけども、それぞれが抱える問題がすごすぎて(汗)昼ドラなみにドロドロしそうな事情をさわやかとも思える感じになっているのはすごいかなぁ。
好みで言えば東京バンドワゴンのが好き。

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2009年10月27日

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娘3人の独白の形で書いてあるが、話の中身は伯父・太一と父・陽一の物語だからbrother sunなのね、なるほど(笑)。娘たちがみんな出来過ぎのいい子たちなので(また彼氏たちがもっと出来過ぎ!)さわやかな印象だが、改めて思い直すと、かなりドロドロな話じゃないか、これ?でも結末が早く知りたくて一気に読んでしまった。雑誌に連載されたものを単行本にまとめた作品には最終章が書き下ろしで追加されていることがよくあるが、大抵なくてもいいか、ない方がいいくらい、それまでの作品の雰囲気をぶち壊しにしていることがある。この本もそんな感じなので、そこだけは残念だ。

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2011年09月28日

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ちょい古い表紙
小路幸也さんはこういう感じが好みなのかな
3人娘と父親の家族
その父が再婚
ある日 突然 存在すら知らなかった伯父が現れる。それから 日々の生活が激しく動いていく。
あまりあり得ない家族の在り方
恋愛? 浮気?
ちょっとすごいな
物語も終わりにちかづいて
あれ? まだ 波瀾万丈?
した。

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2021年12月26日

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大好きな小路幸也を読むのははや10数冊目になるが、初めて「なんだかなぁ」という読後感となってしまった作品。

主人公の三姉妹は皆いい感じだったし、彼氏達のいいやつぶりも好印象。伯父さんの謎に迫っていく展開も小路さんっぽくて好きなのだけど・・・

謎の結論がね。

自分は不倫とか略奪愛とか、本当に嫌いらしいと再認識。

挙げ句の、書き下ろしエピローグ。。。

★3つ、6ポイント半。
2021.06.04.古。

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2021年06月05日

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小路幸也さんは母親や父親がちがうきょうだいを書くのがすきなのだろうか。『東京バンドワゴン』シリーズにしてもそうだし、『ナモナキラクエン』もそう。宮下奈都さんとの共作『つむじダブル』だってそう。これもそうだね。姉妹の両親が違うわけじゃないけどうまくミスリードしようとしている。そういうモチーフを使ったら得てして暗くなりそうなところを暗くならないように書く技術は天下一品。2013/432

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2013年12月30日

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小路さんの 別のを読んでみました。

小路さんのは 不思議。
淡々と過ぎるんだけど、
最初は なかなか読みづらいというか、
展開があまりないから ダルくなるんだけど、
だんだん 気になって 続きが読みたくなるというか。

この話も そんな感じで、エピローグまでは いい感じでした。

最後の最後の話(エピローグ)が
かなり残念でした。
なんとなく そんな終わりにしなくても。。。
なんか ガッカリというか。


あんず、かりん、なつめが なかなか
ゴッチャになって 書き分けてくれてはいるんだけど。。。
私が そこまで 話に入れてなかったのかな、と思ったりしました。

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2013年12月19日

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人生山あり谷あり。何せ、人生は何が起こるかわかったものじゃないから。でも、今のところ皆がそれを望んでいるということは、毎日をそこにすすみながら歩いて行くということだ。そうやって暮らしていくことだ。だとしたら、皆が望むその場所に辿り着くことは不思議でもなんでもない。

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2013年09月15日

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ネタバレ

血縁に関するエピソードが詰まった本。視点がいくつか移り変わるので、登場人物の外面と内面のマッチやギャップを楽しく読みました。

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2012年03月31日

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早くに母を亡くした三姉妹の父が

若い女性と再婚し、弟ができた。

そこへ伯父が現れるのだが

その存在を知らされていない姉妹。

というのも、父と伯父の間には確執が・・・

普通だとドロドロの展開なんだけど

小路さんが書くとほのぼのとしているのは

登場人物のキャラ設定なのかもしれません。




賛否両論あるみたいですが

私はエピローグは無くてもいいなぁと思いました。

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2012年01月16日

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展開も人物の描きこみもものたりない感じでしたが、全体を流れるさわやかな空気感はなかなかよかったです。

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2011年07月18日

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面白かったけど、エピローグの話はちょっと無くてもいいかなと思ったのは事実です。まあこの後に大した波乱は起きないでしょうけど。それにしても家族構成がどんどん複雑になり過ぎて、この人はあの人から見て何親等?と考えてしまうのは自分だけでしょうか。

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2011年04月20日

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そーゆー陽だまり的な物語も嫌いではないけど、我が現実の実生活とかけ離れ過ぎていると噛みつきたくもなる。
なるか?

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2010年11月19日

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早坂家の三姉妹・あんず・かりん・なつめ。
この三姉妹の前に突然現れた中年男性は、彼女たちのおじだった。
彼の存在を父から知らされなかった三人は、不思議に思いつつも「もう逢わない方がいい」というおじの存在が気にかかり・・・。

突然現れたおじさんの存在を軸に、三姉妹&彼女たちを取り巻く人たちの考える家族の在り方、生き方などを描いた一冊。
いろいろなエピソードがうまくちりばめてあって、「うわーおもしろーい!」と一気読み。
彼女たちの彼氏たちがこれまたみんなかっこうよくってねぇ。
イイ男揃いなのがうれしかったです、ふふふ。
最後の最後で、なぜ三姉妹が中心なのにタイトルが「brother sun」なのかがわかるのもよかったですね。
ただこの最終章の中身は生々しくていただけなかった・・・。
そこだけが少し残念でした。

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2010年11月02日

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ほのぼのだなぁ。
とにかく意地悪な人がどこにも居ない。
みんなが心優しい。
こんな人になりたいといつも思う。

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2010年04月12日

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この人の書く人物は、基本的に善良なので、安心してゆるゆると読める。
裏事情がありながらも、ほのぼのとした家族の話。

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2010年02月12日

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やっぱり、男性陣にできすぎ感が否めない。ぁ、女性陣も年齢にかかわらず、SEXありきの付き合い方以外は、えらく古風で不自然。東京バンドワゴンシリーズでは古き時代の良き家族の事件と顛末で愛着ももてたけどなぁ。今回、それぞれのキャラも進行も絵に描いたようで、乗れません。最後の書き下ろしの『陽のこと』は読者へのサービスで書いてくださったのかもしれないけど、いらなかったと思う。かえってマイナス。小路さんには、次は家族ものでなくぜひミステリを書いてほしい。

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2011年08月06日

Posted by ブクログ

早坂家の三姉妹、それぞれが感じている、家族の姿。ちゃぶ台を囲みながらそれぞれの思いが一つになったとき、本当の家族の姿が見えてくる。考えたり悩んだり、苦しかったりするけれど、それぞれが補いながら暮らしている。「東京バンドワゴン」シリーズを始め、様々な家族を描いてきた著者が三姉妹を通し描く、新しい家族のカタチ。

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2009年11月05日

Posted by ブクログ

三姉妹を軸にしたファミリードラマかな。普通ならドロドロになりそうなのにほのぼのするのがやっぱり小路作品だ(笑)まあ、どの家庭もいろいろあるという事で。

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2011年09月17日

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