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「東京バンドワゴン」の著者が描く感動長編。小学六年生のカホはある日、屋上から飛び降りようとする少年を見つける。彼は半年前に親友を「殺した」相手だった。苦しみながらも前を向く人々を描いた感動作。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
大人の在り方がすごく問われてる作品だった。 ここまで関与しようとする大人が果たしているのだろうか。 寧ろ作者が望んでいる、いや誰もが望んでいる世界なのではないだろうか。 「こんな世界にしたのは、大人だ」 この言葉が心に突き刺さる。 そんな自分は今は大人。 風が吹けば背中を向けるのではなく、顔面...続きを読むを向けその風に向かってく。それがいつかは大きな風の流れとなるのではないか。 とかく僕が言いたいのは感動の名作だってこと。
辛い過去を抱えた子供たちがその悩みを内に秘めながら日常を過ごす。 特に隠すわけでもなく、同情を求めるわけでもなく。 その描写がとてもリアルで、余計に共感してしまう。 悲しみを抱えてしまった子供たちを守る大人たちも優しく、「大人とはどうあるべきか」をそっと私に教えてくれる。 悲しいテーマのはずなのに心...続きを読むが満たされる不思議な小説だ。
自分の行為で見知らぬ少女の時が止まった。見知らぬままでは自分の過去と未来を見つめることは出来ない。少女のことをふとしたことから知る事になる。少女の友達とおじさんと大学生の四人で進められる物語。重いテーマをそれぞれの視点で語り、何をしなければいけないかでなく、今何が出来るか?に置き換えて昇華していく。...続きを読む空に届け、空に向かう花の様に。
辛い思いをしている子供に出会ったときに、その子を守ってあげるために1人の大人として何ができるかをテーマにした作品だと思う。 主人公の子供たちの健気さと真直ぐさに読んでいる方が辛くなりそうなところが、その一歩手前で明るさに救われる絶妙な塩梅でした。
少年と少女が屋上に庭を造る話。 子供でいられない子が いい大人に出会って成長していくと 優しい人になれるんだ。 重い題材だけど温かい1冊だった。
テーマが重そうでびっくりしたけど、いつもの小路さんの世界だった。すっと入っていけて、どんどん読めてしまう。でも、とても大切な何かを心に残してくれる。
小路さんの作品らしい愛があふれてました。事故っていったいどんな事故?と気になってしまいましたが、最後まで読んだら、大事なとこはそんなところじゃないと気付きました。花のように強く優しく美しく、何もできないからできることをする。素敵な作品でした。
ずっしりと重くなってもおかしくないお話が まるでおとぎ話かのようにやさしくやさしく仕立てられていマス。 ひとの持つ善さを信じるひとにはシミるお話。 そうでないひとには、ちょっと嘘くさく感じられるかな。 ワタクシ、できれば前者でありたい、と思っておりマス。
少し重い内容でしたが、暗い気持ちにならず最後まで読むことができました。とても好きな作品になりました。
内容は重いのかな…でもこれから親になるんだったら、大人ならこうあるべきだ!!っていうのがたくさんあって良かったですd(⌒ー⌒)!
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小路幸也
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