小路幸也のレビュー一覧

  • ナモナキラクエン

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    流石小路さんという感じ。
    兄弟4人の絆と、そして父の偉大さを感じる。
    不思議な異母兄弟の家族だけど
    まっすぐ育ってきたのは、父がいてこそなんだろうな。
    これからもみんなで楽園を築いていける
    そんな前向きな気持ちになる。

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    2014年07月22日
  • 21 twenty one

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    21世紀に21歳になる21人のクラスメイト。その中のアイドル的神がかった美少年が自殺する。自分のせいだと思うクラスメイトたち。というお話。

    最後の、自殺の動機はそんなこと???って思いかけたけど、なにがその人にとって重大なものであるかなんて人それぞれなんだし。むしろその視点を失わずに人と接していきたいなと思った。というか、なかのよすぎる21人うらやましすぎる!!!
    美少年私に寄りかかってくれればよかったのに、と思いつつ読み進める。
    最後の落とし方と、そこからの引き上げ方はさすがの小路さん!
    高校への行き帰りと家で、1日で一気に読んでしまった。

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    2014年07月04日
  • エール!(1)

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    はたらく女性のアンソロジー。頑張る女性への応援アンソロジーとも言えそう。明日も仕事がんばろうと思える以外にも、知らないお仕事の世界も覗けてちょっと知ったかぶれるところも面白いです。

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    2014年05月24日
  • 話虫干

    yuu

    購入済み

    すごぃ!!

    すごぃです!!
    小路先生の発想力に心奪われた。
    私は、
    夏目漱石のこころを読んでたから
    気になって読んだけど
    すごぃなぁー!!です。
    奇想天外な人物もでてきて
    圧巻!!!

    やはり、小説家先生は素晴らしい。

    またこんな面白い作品に
    出会えることを期待しながら、
    本の虫として日々色々な本を読もう♡

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    2016年06月22日
  • モーニング Mourning

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    沈黙が何の邪魔にもならない友人関係を築けた人間は、幸せなのではないかと思う。久しぶりに会ってお互いの近況を話し合い喜び合う友人関係は、多くの人が築き上げているだろう。その後に、話すだけ話し合った後に訪れる沈黙に心地良さを感じることができる友人はどれぐらいいるだろう。
    その沈黙に、ニュートラルなままに、いつもの自分をそのままそこに置いておける友人関係は、そうそう築けないのではないかと思う。
    そこにいることが、ごくごく自然な関係。









    本当にくだらないことを喋りながらぞろぞろとつるんで歩くことが、次の予定を何も考えずに一緒にいることがこんなにも楽しい。そして、ただそれだけのこ

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    2014年02月18日
  • 早坂家の三姉妹 brother sun

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    ネタバレ

    祖父の建てた一軒家でお互いとても仲良く暮らしているあんず、かりん、なつめの三姉妹。 再婚した父と姉妹のような義母、異母弟は、近所に住んでいてちょっと複雑な家庭環境だが、お互いとても仲良く暮らしている。 しかし、父と義母を新婚旅行に送り出し異母弟・陽を預かっている間に、訪ねてきた見知らぬ男性、それは長いこと知らなかった父の兄・伯父のだった。存在がわかったことで……。 それぞれが抱える問題に前向きに対処していく家族の姿を描く。「東京バンドワゴン」シリーズのように複雑な家族関係をさらりと……。

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    2014年02月04日
  • 東京ピーターパン

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    東京で夢を見たり諦めたりして生きている人たちの話。

    立場も悩みもいろいろあれど
    音楽で変わっていける。
    それもひとりじゃないからだろうな。
    やっぱりバンドはいいですね。

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    2014年01月18日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    とても、おもしろかった

    堀田家の歴史が知れて、とても面白かった。最初に読んでも、いいかも

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    2014年01月05日
  • カレンダーボーイ

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    最高のエンタメ。

    なぜか眠るたびに過去と現在を行き来するようになった2人の男性。
    大人としての意識を持ったまま小学生としても過ごす。
    過去を変えてクラスメイトの少女を救うことはできるのか。

    過去の変化が現在にも変化をもたらす。
    いったいどんなラストが待っているのか。

    ぐんぐん引き込まれていく。

    思いがけないラスト。
    全てを手に入れることはできない。
    それは分かっていても切なくて。

    でも、美しい結末。

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    2013年10月14日
  • 空へ向かう花

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    大人の在り方がすごく問われてる作品だった。
    ここまで関与しようとする大人が果たしているのだろうか。
    寧ろ作者が望んでいる、いや誰もが望んでいる世界なのではないだろうか。

    「こんな世界にしたのは、大人だ」

    この言葉が心に突き刺さる。
    そんな自分は今は大人。

    風が吹けば背中を向けるのではなく、顔面を向けその風に向かってく。それがいつかは大きな風の流れとなるのではないか。

    とかく僕が言いたいのは感動の名作だってこと。

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    2013年10月06日
  • わたしとトムおじさん

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    ゆっくりとした時間漂うお話。各章ごとに時間は全く違うけども、作中を漂う雰囲気はやわらかいままです。
    素直で真っ直ぐで強さと弱さ、こどもらしさと大人らしさの両方を持ち合わせていたかわいらしいかんなちゃん。
    まさか東京に出てしまったなんて最終章びっくりしました。それを上回る驚きはなんと言っても、恭介くんのプロポーズ(笑)
    仲良い兄妹から、仲睦まじいカップルになるだなんて、淡くて甘いものを感じました。

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    2013年08月28日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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    文庫で再読。いいね~ドラマ化は期待しないでおこう…
    2013.8.25

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    2020年04月26日
  • キサトア

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    表紙の美しさに惹かれて購入。
    不思議な世界、愛おしいキャラクターたち。
    エキスパートの言葉は現実世界に向けられた指針かもしれない。
    大切な事が幾つも散りばめられたこの世界に触れられた幸運に感謝。

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    2013年08月04日
  • 探偵ザンティピーの仏心

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    好きだなぁ。こういうの。
    主人公ザンテさん(笑)が好きな「寅さん」のように、
    安心できるパターンがある。
    いわゆる、水戸黄門みたいな?
    ザンテの言葉遣いは勘一みたいだし(笑)
    今、3作目を読んでいるけど、続きが楽しみでならない。

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    2013年08月03日
  • キサトア

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    先入観なしで読んだところ、児童文学としても通用するファンタジーでビックリ。エキスパートという職業?、素直な子供たちと格好いい大人たち、ありのままに生きることの大事さを独自の世界観で描かれたとても素敵な作品です。
    娘たちにも読ませてみよう。

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    2013年07月29日
  • 早坂家の三姉妹 brother sun

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    ほのぼのな題名からは想像もできないような、密度の濃い~内容でびっくりwそれにつけても、あいかわらず登場する人たちが、それぞれ魅力的で、重すぎる話を軽快に進めてくれる。こんな入り組んだ話を、さらりとした表現で書ききってしまう小路さんの頭の中は、いったいどうなっているんでしょう?w

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    2013年07月28日
  • 東京公園

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    いいなぁ、こうやってわたしも東京中の公園をこどもとお散歩したいよ!いいなぁ、いいなぁ!
    いい本だった。求めていたのは、これです、これ。
    メヒコで読み始めて、コスタリカのトランスファー待ちで読み終わる

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    2013年07月03日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    手元に残したい一冊!
    小路幸也さんの作品と出会えた一冊。
    最初に出会ったのがこの作品だったのは、良かったのかも笑
    その前に読み漁ってた作家さんは、誰が裏切るのかわからない、小難しい作風だったから。
    温かい。誰かに支えられて生きているって心強い。

    一冊の本を読んで、可笑しくて声出して笑って、感動して涙を流したのは本当に初めてだ。

    一年振りに再読して、もう一カ所、涙が出た場面があった。
    メイジがお母さんと「再会」した事を仕事仲間に言った時。
    私も、自分の仲間にはすぐに連絡をして欲しかったんだ。

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    2014年06月02日
  • モーニング Mourning

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    もう、やばい、一気に読んだ
    『ブロードアレイミュージアム』読んだあとにすぐ買った本だから
    余計に小路さんの本を読みたくてしょうがなかった。
    まず表紙も素敵。
    「格好いいおじさま方がいる!」と思ったら本に出てくるのは
    「ちょっと老けた青年」だった。
    そんなにいろいろ経験したことのある歳じゃない私でも
    「懐かしいなぁ」って思えるような話。
    男子が凄く羨ましくなる、ってか男に生まれたらこんな感じに
    暮らしたかったなぁ、って。
    小路さんはいつも「憧れる生活」を書かれるからもう!やんなっちゃう!好き!

    コーヒーブルースも是非読みたいです!

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    2014年07月30日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    なんの予備知識もなく、ただタイトルだけでおもしろそうと手に取った本。でもそんなきっかけで読んだにしてはおもしろかった。厚さのわりにサクサク読めたし。世の中にはいろんな職業(!)があるんだなあと思うと同時に、やっぱりナタネさんがいいなあ。そして出会いって大切ね。しみじみと。

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    2013年05月09日