あらすじ
NYに住むザンティピーは数ヵ国語を操る名探偵。ボストンにあるスパの社長・エドから依頼が入る。娘のパットが、北海道の定山渓で日本の温泉経営を学ぶ間、ボディガードを頼みたいという。ザンティピーは依頼を受けるが、定山渓に向かう途中、何者かに襲われ気を失ってしまう……。謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。
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小気味のよい語りと展開。愛嬌のあるザンティピーと人情のわかる登場人物たち。小路らしい小作。ザンティピーの休暇が先だと知らず読んじゃったけど、だいじょーぶ。
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好きだなぁ。こういうの。
主人公ザンテさん(笑)が好きな「寅さん」のように、
安心できるパターンがある。
いわゆる、水戸黄門みたいな?
ザンテの言葉遣いは勘一みたいだし(笑)
今、3作目を読んでいるけど、続きが楽しみでならない。
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ザンテはいい奴だなぁ
外国人らしくないや
ゆっきーは北海道が好きなんだなぁ
どの作品も舞台はほぼ北海道だ
僕は寒いのが嫌いで北海道を毛嫌いしてるけど
北海道の自然はいいものかもしれない
夏の北海道なら行ってみたいな
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再びの日本、再びの北海道。
今回は定山渓。
親日家の外国人に会うと
なんか嬉しい。そんな感じ。
一瞬、ザンテさん、大丈夫??となったけれど
全体的には、やっぱり優しい人々がたくさん。
歴史の中にはいろんなことがあるのだなぁ、
それはそれは人それぞれに。
また、小学生も登場して、なんか嬉しい。
温泉入ってなんか嬉しい。
ザンテさん、また日本にいらしてくださいね。
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ニューヨークで探偵事務所を営むザンティピーが、
日本に来て、そこで起こった事件を解決する
シリーズ第二弾。
シリーズになって嬉しい。
前回の話よりも、ザンティピーはもちろん、
登場人物達の個性が更に強くなってきて
面白かった。
温泉を舞台に繰り広げられる推理劇。
ニューヨークの寅さんの更なる活躍に期待。
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アメリカ人の私立探偵といっても、マーロウやスペンサーのようなハードボイルドではなく、人情派のライトミステリーです。
ザンティビーのキャラクターがこなれてきて、1作目より面白かったです。
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幻冬舎文庫から出版されたオリジナルです
新書派の私ですが、文庫のみの発売ということであれば止むをえません(笑)
フーテンの寅さん、をこよなく愛するニューヨーカーのザンティビーという設定も面白いですね
既に「探偵ザンティピーの休暇」が発売されていますからシリーズ化されるのかもしれませんね
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『探偵ザンティピーの休暇』の続編。
アメリカで温泉リゾートを展開するオーナーの娘の日本視察に
同行するだけという気楽な仕事をもらったザンティピー。
しかし、彼の仕事がそんなに簡単に終わるはずもなく・・・
前作と同様、結果的に過去の悲しい事件の真相を暴くことになるのだが、
事件の終わらせ方はまさに「仏心」というかんじ。
真実は時として、誰かにとって、鋭い棘となりうるものだ。
ザンティピーはその棘を少しでも丸めようと奔走する。
こういう優しさもありだと、わたくしは思うのです。
さらりと読めるのに、ちょっと考えさせられるところもあるという
とても素敵な本でした。
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ニューヨークの私立探偵ザンティピーはとある依頼でケガをし入院。それを不憫に思った依頼主は養女の日本行きのエスコートとしてザンティピーに同行を頼む。
目的の温泉旅館に到着する直前に事件が発生し、ザンティピーは監禁される。
またしても北海道の温泉旅館を舞台に謎の解決に挑むといったお話し。
小路さん北海道の温泉が好きだなぁ。
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どこの国の人間だろうが、人の性質というものは個人個人でそれぞれ違う。アメリカ人だから日本人だからとひと括りにするのはよくない考え方だ。だがしかし、やはり風土に育まれる何かはあるのだ。
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誰しも、秘密や隠し事の一つや二つは持っているもの。
幼少期のそれは可愛らしいものであるが、齢を重ねるごとに、墓場まで持っていかなければならない程に重大になったり。
べらんめぇ調NYの探偵シリーズ第二弾。
北海道の温泉街で繰り広げられる一事件。
ほっこりでした。
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前作も軽く読んでしまったがこちらの方が更に軽く読み終えてしまった。いきなり気絶させられてしまいパットのことも良くわからないままに話が進んでいくのであまり読み込めなかった。ただ、ザンティピーのみんな幸せなら真実を露にする必要がないとする心情は好き。北海道繋がりで前作の登場人物もしっかり登場。
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探偵ザンティピー第2作。ザンテさんは日本語を話せるけど、正しい発音が表記されたりされなかったりが気になる。雰囲気は好きな作品だけど、なんか物足りないんだよなあ。
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ザンティピーさんの話言葉に若干の違和感を感じつつも、読みやすい作品でした。
事件は遠い昔のこと。時効を迎えているからこそ、この結末になるんだなぁ。
そして、読み進めること約9割。そこまできてようやく、シリーズものの4作目だということに気づきました。。。
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ちょっといいなぁと思える部分があるから、つい読み続けてしまう小路作品。穏やか過ぎて物足りないと思う時もあるが、それが彼の作品の特長でもある。だから、一度ほの淡く好きになってしまったら、読み続けることになるのかもしれない。本作はタイトルの意味がはっきり腑に落ちるページがある。それが痛快と言えば痛快である。
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文庫書き下ろしシリーズ第二弾。べらんべぇ口調で話す探偵ザンティピーが依頼人の護衛として再び北海道にやってくる話。前半にザンティピーがいきなり襲われますが、緊迫する場面は少なく全体的に穏やかに進んでいきます。小路さんらしい優しい物語で気持ちよく本を閉じられました。来月にはまた続編が出るようなので楽しみにしています。
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「探偵ザンティピーの休暇」の続編。ミステリーとしては凡庸だし、ちょっとできすぎな感じ。そろそろ原点である「空を見上げる古い歌を口ずさむ」に立ち戻って欲しいなぁ。ただ優しいだけのお話ではファンは納得しないと思うのです。
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ん〜。さくっと読めました。
なぜ日本語で話すと寅さんになるのかが不思議。
ハードボイルドを気取っているけれど、どちらかと言えば人情派。
でもまぁ、今回普通に犯罪ですよね。拉致監禁されてます(汗)
もうちょっと深めるといいのではと思いつつ枚数足らないが。
Posted by ブクログ
ニューヨークに暮らす
探偵ザンティピーは
6カ国を操る元警察官
クライアントから依頼を受け
ボディーガードとして
北海道へ向かい事件に巻き込まれる
ハードボイルド…なのに
ザンティピーが話す言葉は
寅さんそのもの
事件を解決する爽快感と
情に厚いアメリカ人的な
ギャップか魅力
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NYに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。ある日、ボストンにあるスパの社長・エドから依頼が入る。娘のパットが、北海道の定山渓で日本の温泉経営を学ぶ間、ボディガードを頼みたいという。ザンティピーは依頼を受けるが、定山渓に向かう途中、何者かに襲われ気を失ってしまう…。謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。書き下ろし第二弾(「BOOK」データベースより)
『探偵ザンティピーの休暇』に続く第2弾。
一作目に比べるとやや軽め。
でも相変わらず妹想いで温泉好きで人情に厚くていい男だザンティピー。
四角四面で解決するんじゃなくて、多少清濁併せのむことになってもみんなが幸せになれる解決法を見つけてくれる。
そんな心優しい(虎さん口調の)探偵の物語です。