小路幸也のレビュー一覧

  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

    Posted by ブクログ

    東京バンドワゴンシリーズの第7作。
    随分前に読み始めたのだけど、ちょっと飽きて、半分くらい読んだところで、積読状態になっていた。

    久々に、続きを読んだ。
    こういう話を読むと、サザエさんを連想してしまうけれど、サザエさんと違うのは、登場人物たちが年を取っていくところ。勘一のひ孫のかんなちゃんと鈴花ちゃんも3歳になった。

    智子さんが登場。まだ、どのような人物だったのかは、思い出せた。
    のんびり、続きを読んでいこう。

    0
    2017年05月17日
  • うたうひと

    Posted by ブクログ

    本気で何かを目指したことのない自分には全て共感できるわけなどないけれど、こんな風だったなぁと思うんだろうなぁ、うん、と思いつつ受け取った。

    自分が好きで長年聴いているバンドも、結局は幼馴染で結成されていることが多いのはこんな理由かな、続いているのもやっぱり同じ理由かな、とかも思ったり。

    0
    2017年05月17日
  • 花咲小路一丁目の刑事

    Posted by ブクログ

    下町の温かいところが感じられる作品です。自分がいた東京もこんな感じだったかな?それにしても本当に御飯がうまそうになる作品が多いですね。心も元気になります。

    0
    2017年04月09日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

    Posted by ブクログ

    小路幸也著
    「東京バンドワゴン オール・マイ・ラビング」
    本シリーズに接してから5作目のこの作品で自分も人情厚い堀田家の人々に関わる関係者になりつつあると感じてしまう。
    とにかく多い登場人物の名前がスムーズに整理されるようになった事もその理由の一つかもしれない。

    0
    2017年04月07日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

    Posted by ブクログ

    小路幸也著「マイ・ブルー・ヘブン」
    東京バンドワゴンシリーズの四作目、というよりもシリーズの番外編と見るべきか。
    シリーズ中に大きな存在である幽霊語り部、「サチ」の姿が明らかにされる。
    なんと魅力的な作品だろう。シリーズの軸をなす日常ミステリーの枠を超え、そのテーマは戦後日本の復興と自立に関わってくる。
    著者はこのシリーズを書くにあたって、本作品を最初から念頭に置いて書き始めたのだろうか?
    だとしたらばとても凄い頭脳の回路なのだろうと感心してしまう。
    なぜなら一作目から始まって現代の東京の古書店に集まる人々の日常に浸っていた読者(私)はこの四作目でいきなり終戦直後の日本に引き戻されるのだ。

    0
    2017年03月25日
  • 娘の結婚

    Posted by ブクログ

    娘が結婚する話。

    たった2人の家族になってしまってから
    いい関係を築いてきた父娘。
    自分の親も 彼の家族も 大切にしていかないとだ。

    0
    2017年02月07日
  • 娘の結婚

    Posted by ブクログ

    爽やかな読後感です。しかし、最終章は、涙なしでは読めません。父親の方は、読む場所を、気をつけましょう。嗚咽が漏れても知りませんよ。

    0
    2016年12月11日
  • HEARTBEAT

    Posted by ブクログ

    最後が…そうなの?そうだったの?としばらく呆然とした~~。
    10年前の友人に会うため「約束」「再会」の旅へ!

    0
    2016年09月19日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

    Posted by ブクログ

    個人的に好きです。怒涛の展開にビックリしたり、読みが当たっててやっぱり!って盛り上がったり、人との縁にほっこりしたり。時には自分にもギクリとくる言葉が連ねてあって、楽しく読み進めていました。
    分厚いけど一気に読み切れる本です。

    0
    2016年09月16日
  • キシャツー

    Posted by ブクログ

    はるか、このみ、あゆみ3人組。幼馴染のよっしー、りょっちー、超美形の先輩紗江。姉探しの旅に出た光太郎。

    0
    2016年07月19日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

    Posted by ブクログ

    ある日突然妻が猫になっていた場面からはじまり、その猫に手助けされながら災厄を祓う物語。
    猫や幻想的な雰囲気が好きな私にはぴったりの作品でした。

    0
    2016年07月05日
  • 蜂蜜秘密

    Posted by ブクログ

    文明から遠ざけられた、ひっそりと隠されるようにあるちいさな村。
    13歳の少年少女と村の秘密のおはなし。
    主人公はどういう立場なんだろうなあと想像しながらよみました。ある程度こうかなあ、と予想ついてしまう部分はあるけれども、話が進むたびにページを読む手がはやくなる。
    蜂蜜と妖精と人間と。全部ひっくるめて全部がいとおしい。はい、すきです。

    秘密と使命に蜂蜜をとろりと絡め、ハーブティーをお供に世界観にひたりたいです。

    0
    2016年05月11日
  • ロング・ロング・ホリディ

    Posted by ブクログ

    心底悪い人が出てこない、小路先生の作品は、安心して読むことができる。
    喫茶店Dでバイトするコーヘーの周囲には、素晴らしい仲間がたくさん。
    甘酸っぱいばかりじゃなく、苦さもあるのが青春。
    1980年代が舞台ということで、ちょっとノスタルジックな雰囲気もいい。
    (ケータイなんて影も形もないのだ(笑))

    0
    2016年04月10日
  • キサトア

    Posted by ブクログ

    あたたかくて、やさしいお話。
    みんなそれぞれ役割があるちいさな街で
    いろんなものを抱えながら
    自然と共に生きる人々の生活を
    少しだけのぞかせてもらったような感じ。

    0
    2016年04月10日
  • ナモナキラクエン

    Posted by ブクログ

    ほのぼのとしたラストで終わらせない兄妹達の宿命のようなところまでしっかり見せています。だからこそ、父の存在が重い作品です。こんな生き方ができたらほんとかっこいいと思い、羨ましくなります。

    0
    2016年04月04日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

    Posted by ブクログ

    東京バンドワゴンシリーズ第8作目!
    東京バンドワゴンと言えば、サチの語りで始まるのが通常。それがなんと今回は、サチ以外の色々な人の語りが詰まってる番外編です!
    もちろん登場人物全員分のエピソードはないけれど、それぞれの視点で語っていく短い短編なので、とても楽しめる一冊でした。
    今までちょっと気になっていたところも、ちゃんと拾ってエピソードを入れて下さり…!

    また他の人たちのエピソードも聴けるといいなぁ。

    0
    2016年03月20日
  • 花咲小路四丁目の聖人

    Posted by ブクログ

    あり得ないエンタメと割りきらず, もしこんな出来事で救われる街が一つでもあったらどんなにハッピーかなぁと思ってしまうストーリーですね。

    0
    2016年03月06日
  • 家族はつらいよ

    Posted by ブクログ

    山田洋次監督映画のノベライズ。「東京バンドワゴン」とはまた違った家族の物語、コレはコレで面白かったのですが随分とあっさりしすぎではないでしょうか。これで映画の尺は足りてるのかしら?

    0
    2016年02月10日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

    Posted by ブクログ

    通常のサチさん視点ではなく、おなじみのメンバーの色んな視点で各話が描かれていて新鮮です。番外編はやっぱり本編をみているともっと楽しめますね!

    0
    2016年01月26日
  • COW HOUSE カウハウス

    Posted by ブクログ

    森の豪邸の静かな日常から、だんだんと出入りする人の数が増えて、登場人物たちの過去が少しずつ明かされてきて、退屈しない物語でした。
    小路さんの作品には、よく「親のいない子」とか、様々な家庭の事情を抱えた人たちが出てきて、あぁそうだよね、こういう人たちは周りにもいるんだよね、と思い出させてくれると同時に、登場人物たちに皆、愛があって穏やかな気持ちになれます。

    0
    2015年10月15日