小路幸也のレビュー一覧

  • 娘の結婚

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    娘が結婚する話。

    たった2人の家族になってしまってから
    いい関係を築いてきた父娘。
    自分の親も 彼の家族も 大切にしていかないとだ。

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    2017年02月07日
  • 娘の結婚

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    爽やかな読後感です。しかし、最終章は、涙なしでは読めません。父親の方は、読む場所を、気をつけましょう。嗚咽が漏れても知りませんよ。

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    2016年12月11日
  • HEARTBEAT

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    最後が…そうなの?そうだったの?としばらく呆然とした~~。
    10年前の友人に会うため「約束」「再会」の旅へ!

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    2016年09月19日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    個人的に好きです。怒涛の展開にビックリしたり、読みが当たっててやっぱり!って盛り上がったり、人との縁にほっこりしたり。時には自分にもギクリとくる言葉が連ねてあって、楽しく読み進めていました。
    分厚いけど一気に読み切れる本です。

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    2016年09月16日
  • キシャツー

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    はるか、このみ、あゆみ3人組。幼馴染のよっしー、りょっちー、超美形の先輩紗江。姉探しの旅に出た光太郎。

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    2016年07月19日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

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    ある日突然妻が猫になっていた場面からはじまり、その猫に手助けされながら災厄を祓う物語。
    猫や幻想的な雰囲気が好きな私にはぴったりの作品でした。

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    2016年07月05日
  • 蜂蜜秘密

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    文明から遠ざけられた、ひっそりと隠されるようにあるちいさな村。
    13歳の少年少女と村の秘密のおはなし。
    主人公はどういう立場なんだろうなあと想像しながらよみました。ある程度こうかなあ、と予想ついてしまう部分はあるけれども、話が進むたびにページを読む手がはやくなる。
    蜂蜜と妖精と人間と。全部ひっくるめて全部がいとおしい。はい、すきです。

    秘密と使命に蜂蜜をとろりと絡め、ハーブティーをお供に世界観にひたりたいです。

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    2016年05月11日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    心底悪い人が出てこない、小路先生の作品は、安心して読むことができる。
    喫茶店Dでバイトするコーヘーの周囲には、素晴らしい仲間がたくさん。
    甘酸っぱいばかりじゃなく、苦さもあるのが青春。
    1980年代が舞台ということで、ちょっとノスタルジックな雰囲気もいい。
    (ケータイなんて影も形もないのだ(笑))

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    2016年04月10日
  • キサトア

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    あたたかくて、やさしいお話。
    みんなそれぞれ役割があるちいさな街で
    いろんなものを抱えながら
    自然と共に生きる人々の生活を
    少しだけのぞかせてもらったような感じ。

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    2016年04月10日
  • ナモナキラクエン

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    ほのぼのとしたラストで終わらせない兄妹達の宿命のようなところまでしっかり見せています。だからこそ、父の存在が重い作品です。こんな生き方ができたらほんとかっこいいと思い、羨ましくなります。

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    2016年04月04日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンシリーズ第8作目!
    東京バンドワゴンと言えば、サチの語りで始まるのが通常。それがなんと今回は、サチ以外の色々な人の語りが詰まってる番外編です!
    もちろん登場人物全員分のエピソードはないけれど、それぞれの視点で語っていく短い短編なので、とても楽しめる一冊でした。
    今までちょっと気になっていたところも、ちゃんと拾ってエピソードを入れて下さり…!

    また他の人たちのエピソードも聴けるといいなぁ。

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    2016年03月20日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    あり得ないエンタメと割りきらず, もしこんな出来事で救われる街が一つでもあったらどんなにハッピーかなぁと思ってしまうストーリーですね。

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    2016年03月06日
  • 家族はつらいよ

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    山田洋次監督映画のノベライズ。「東京バンドワゴン」とはまた違った家族の物語、コレはコレで面白かったのですが随分とあっさりしすぎではないでしょうか。これで映画の尺は足りてるのかしら?

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    2016年02月10日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    通常のサチさん視点ではなく、おなじみのメンバーの色んな視点で各話が描かれていて新鮮です。番外編はやっぱり本編をみているともっと楽しめますね!

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    2016年01月26日
  • COW HOUSE カウハウス

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    森の豪邸の静かな日常から、だんだんと出入りする人の数が増えて、登場人物たちの過去が少しずつ明かされてきて、退屈しない物語でした。
    小路さんの作品には、よく「親のいない子」とか、様々な家庭の事情を抱えた人たちが出てきて、あぁそうだよね、こういう人たちは周りにもいるんだよね、と思い出させてくれると同時に、登場人物たちに皆、愛があって穏やかな気持ちになれます。

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    2015年10月15日
  • すべての神様の十月

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    なんとも人間ぽい神様たち(笑)
    一神教のような全能ではない故に身近に感じる。
    貧乏神や疫病神も厄災をもたらすだけではないのだなあ。
    まさに「災い転じて福となす」(≧∇≦)b
    こういう作品は小路幸也氏の持ち味がうまく生きてくる。

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    2015年10月07日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    文庫版が出た頃に買ってはいたものの、ずっと本棚の肥やしになってました。せっかくの長期休暇なので一気に読みました。

    特殊な睡眠障害の主人公と、彼が日常を取り戻すための物語。
    いろいろな謎と事件と思惑が、偶然だけども運命的に一堂に会し、まさに数奇な縁と伏線に感服です。読み終わってしまった、とティッシュ片手に一息つきました。

    とんでもなくクセのある「ナタネさん」から、「特別にアンラッキーな星の下に生まれた人間」という的確な表現をされる主人公。どことなく「普通」と違うことが「普通」になっている環境を差し引きしても、逆境に飲まれず冷静に着実に役割を果たそうとする姿勢がまずカッコイイ。
    ラストが怒涛の

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    2015年09月22日
  • 東京公園

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    母のカメラで小さなころから家族写真を撮りつづける主人公がいつものように公園で写真をとっているときに出会う男性の妻を尾行するよう頼まれ、回を重ねるごとにどんどん恋の手前のような感情がお互いに生まれていく話。ちょっとはらはらしますが、とてもすっきりした最後でお話は気に入ってます。もどかしさとかうまく言い表せない感情に引っ張られます。

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    2015年04月27日
  • キサトア

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    家族愛!
    こんな優しく心のうつくしいひとたちが暮らす世界、素敵。
    彼の描く世界はなんて光に満ちているのだろう。

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    2015年03月30日
  • すべての神様の十月

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    ネタバレ

    なんてやさしくて、温かなお話なんでしょうか。
    もうね、大好きです♪

    私は十月生まれなので、
    神様がみんな出雲大社にいかれてしまう神無月は淋しいなって思ってました。
    でも調べてみたら留守神様がいらっしゃるんですね。
    よかった。よかった。

    そして神様たちが出雲大社で何をなさるのか?
    会議だそうです。
    読んでいて十月となんの関係があるの?と不思議でしたが、
    そういうことなんですね、きっと。

    死神さん、貧乏神さん、疫病神さん
    なんか”さん”付けで呼びたくなるくらいです。
    不幸なことを運んでくるのではなく、
    そばで見守りそっと手助けしてくれているなんて…。
    死神さんはどんな素敵な名前をもらったのか

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    2016年02月09日