小路幸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
一軒家に住む早坂家の三姉妹。 再婚した父と義母、異母弟は、近所に住んでいる。 ちょっと複雑な家庭環境だが、お互いとても仲良く暮らしている。 しかし、長いこと知らなかった伯父の存在がわかったことで……。 それぞれが抱える問題に前向きに対処していく家族の姿を描きます。
データーベースを読む限り平和な一家の元へ転がり込んだ困った伯父さんが大暴れなのか?と思いきや、両親と伯父さんの過去が分かって皆が驚く・・・と言う以外と地味な内容。淡々と進んでいく三姉妹の会話や行動・・・・何よりも最後のエピローグが良かった。
小さかった陽君が高校生になり、皆それぞれ結 -
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ネタバレ【あらすじ】
写真家をめざす大学生の圭司は、公園で偶然に出会った男性から、奇妙な依頼を受ける―「妻の百合香を尾行して写真を撮ってほしい」。砧公園、世田谷公園、和田堀公園、井の頭公園…幼い娘を連れて、都内の公園をめぐる百合香を、カメラ越しに見つめる圭司は、いつしか彼女に惹かれていくが。憧れが恋へと成長する直前の、せつなくてもどかしい気持ちを、8つの公園を舞台に描いた、瑞々しい青春小説。
【感想】
読み終えてまず、ふたつのことを思った。ひとつは、無性に写真を撮りたくなったということ。それも、人物の写真を。わたしも写真を撮るのは好きだけれど、普段は、空や花、飼っている犬、観光でいった場所くらいし -
Posted by ブクログ
小路幸也著「マイ・ブルー・ヘブン」
東京バンドワゴンシリーズの四作目、というよりもシリーズの番外編と見るべきか。
シリーズ中に大きな存在である幽霊語り部、「サチ」の姿が明らかにされる。
なんと魅力的な作品だろう。シリーズの軸をなす日常ミステリーの枠を超え、そのテーマは戦後日本の復興と自立に関わってくる。
著者はこのシリーズを書くにあたって、本作品を最初から念頭に置いて書き始めたのだろうか?
だとしたらばとても凄い頭脳の回路なのだろうと感心してしまう。
なぜなら一作目から始まって現代の東京の古書店に集まる人々の日常に浸っていた読者(私)はこの四作目でいきなり終戦直後の日本に引き戻されるのだ。
初