小路幸也のレビュー一覧

  • すべての神様の十月
    購入した本には、画像の表紙の上に、さらに別のシンプルなデザインのカバーが掛かっていた
    多分シンプルのカバーがかかっていなかったら手に取ることはなかっただろうなと感じてる
    ストーリーは楽しく優しい読後感は、読んで良かったと思うもの
    死神さんも貧乏神さんも、人の為に頑張ってくれてるんだなぁ
  • ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン
    出会いと別れ。このシリーズの大きなテーマの一つ。人生これの繰り返し。今回はメアリーさんが卒業。池沢さんもレギュラー卒業。でも藍子とマードックが戻ってくる。
    「恋は実るもの」というフレーズにグッときた。
    シリーズ一気読みもかなり追いついてきてあと一冊プラス今年刊行されたものとなってきて達成感とちょっと...続きを読む
  • すべての神様の十月
    昔から居るとされる神様が現代に居るとしたら、こんな風に馴染んでるのかと思うと面白い。
    どのように助けているかを主張するわけでもなく、時には人間と友人のような関係になりながらも、自分の仕事をひたすら全うする様子は切なくも感じる。
    どの短編も読みやすかったが、九十九神のお話が特に好きだった。
  • ペニー・レイン 東京バンドワゴン
    今回は引越しだらけのお話し。
    再会と別れ…嬉しいことも悲しいことも盛りだくさん!
    まだまだ続きが読みたいな。
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン
    今回は短編集。
    堀田家や堀田家に関わりのある方の目線で語られる物語。
    秋実さんの目線で語られる我南人さんとの出会い。いろいろと物語の根底にあったものとか知ることができて嬉しい。
    秋実さんってどんな方なのか、いつか語られるといいなぁ。
  • すべての神様の十月
    神様が日常に根付いている、でも信仰心の厚さは別というなんだか不思議な日本、をなんだか不思議な感じで書いていて、もし本当に八百万の神が日常にいたらこういう感じなのかなあと小さく思った。さりげなく存在する神様ってなんだかいいよなあと、またちょっとこの文化が好きになった。

    ・「私たちは、すべてが共に生き...続きを読む
  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン
    毎年1冊このシリーズが読めるのが楽しみです。小学生だった研人はもう高校生。これからもずっと続いてほしい。かんなちゃんと鈴花ちゃんがお嫁にいくまで勘一じいちゃんと共に見届けたい。
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン
    ☆4.5

    シリーズ第8弾(番外編)

    「東京バンドワゴン」シリーズの知られざる過去のエピソードが11編収録された、番外編にあたる作品集。
    それぞれ語り手が違っていて、11人の視点から展開されるのも魅力的で、本編とはまた違った面白さがありました!

    素敵なエピソードや裏話を知って、もっともっと堀田家...続きを読む
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零
    東京バンドワゴンの原点ということだけれど、この特殊な能力を持った「隠れ」の二人(イケメン同心州次郎と少女るう)があの堀田家の祖先ということですか?では堀田家の皆さんにも読書能力が…?

    シリーズとしてでなくても面白いSF時代小説。
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零
    堀田さん以外ははバンドワゴンシリーズと接点ないけれど、そうこれはバンドワゴンにつながる「家族」の話なのだ。
    普通ではない力を持って生まれて、それと付き合って生きている人たちと、向き合い方を間違えた人たち。
    その違いは、誰と出会えたか。
    この物語ではその役目を鉄斎さんが担っているけれど、「隠れ」に出会...続きを読む
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン
    〈東京バンドワゴン〉シリーズ第八弾の今回は番外編。
    語り手のそれぞれ違う11の短編で構成されていて、おなじみの登場人物のふだん語られていない過去のエピソードを知ることができます。

    青の出生の秘密や、亜美さんと紺が出会った北海道での話や、藤島さんが〈東京バンドワゴン〉の常連になったいきさつなど、短い...続きを読む
  • ナモナキラクエン
    父子家庭で暮らす四人兄弟は全員母親が違い、かつ父と離婚しているというあまり例がない家族の話。
    序盤で父親が急死してしまい、子供達はそれぞれの母親にその事を報告しに行く。言ってしまえばそれだけのストーリーなのですが、小路作品の特徴である全員が個性的かつ善人という描き方が爽やかです。
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン
    ☆4.5

    シリーズ第7弾

    堀田家にお邪魔してきました。(先程帰宅しました!)
    今作では巻頭に堀田家と藤島ハウスの間取り図が載っていたのが嬉しくて、しばらく見入ってしまいました!

    今作でも印象に残った場面がたくさーーんあったのですが、中でも特に亜美さんのカッコ良さに惚れてしまいました♡
    あんなに...続きを読む
  • さくらの丘で
    わたしが生まれてから死ぬまでに経験する“人生の物語”は時の流れとともにいつかは風化してしまうかもしれない。
    けど、わたしという人がいたっていう事実を遺すために、
    今を大事に生きよう、必死にもがこう
    そんなことを考えさせられた一冊
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン
    久しぶりのバンドワゴンシリーズ♫

    【春 花も嵐も実の成る方へ】
    「呪いの目録」をめぐるあれこれ。
    ちょっぴりキナ臭いかなと思うも、いいおハナシで終わった。
    前作?前々作でも出てきた記憶はあるものの、それが秋実さんとどうか変わったのかは失念。

    【夏 チャーリング・クロス街の夜は更けて】
    シリーズ中...続きを読む
  • 三兄弟の僕らは
    どんな家族にも秘めたるドラマはあるのかもしれない。主人公の3兄弟の真っすぐぶりが気持ちいい。続きとして妹を主人公にした話があっても面白いかも。出ないかな。
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零
    東京バンドワゴンシリーズですが、今までのシリーズを読んでいなくても問題なく読めます。
    「隠れ」と呼ばれる特殊能力を持つ者たちの江戸時代を舞台にしたお話です。
    主人公の1人である堀田州次郎は、東京バンドワゴンの堀田家の先祖であり、堀田家がLOVEで周囲の人を助けるルーツになっている人物と思われます。
    ...続きを読む
  • マイ・ディア・ポリスマン
    ☆4

    シリーズものだと知らずに読み始めたのですが、登場人物の「設定」が面白くて、いつの間にか物語の世界に惹き込まれておりました。
    色々な登場人物の視点から物語が進む展開も面白くて、「次は誰だろう?」と想像しながら読み進めるのも楽しかったです❁⃘*.゚
    引き続き、第2弾も読んでみたいと思います!
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン
    ☆4.5

    シリーズ第6弾

    冒頭のサチさんの語りを読み始めると、「あぁ堀田家に帰ってきたなぁ」というほっとするような安心感に包まれます。(サチさんに「おかえりなさい」と言ってもらえているような気持ちになります)
    シリーズを重ねるごとに、どんどん物語に引き込まれていっており、今作では笑ったり驚かされ...続きを読む
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン
    シリーズ第7弾。
    子どもの成長は早いもので、まだまだ幼いと思っていた鈴花ちゃんとかんなちゃんの片言のおしゃべりがとっても可愛いです。

    我南人が仲間を集めて、カフェでアコースティックライブをやるようになったようで、音楽の話題が加わると、この物語の楽しさがどんどん増してくるようです。
    紺と亜美さんが実...続きを読む