小路幸也のレビュー一覧

  • ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン

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    ☆4

    シリーズ第13弾

    久しぶりの「東京バンドワゴン」だったのですが、いつでも温かく迎えてくれる堀田家の皆さんのお陰で、すぐに物語の世界に惹き込まれました❁⃘*.゚

    ただ今作では花陽の医大受験の合格発表があるとのことだったので…結果が気になり過ぎて、それまでなかなか内容が頭に入ってこなかったという裏話があります(苦笑)

    今作ではいつも以上に子供達(特に研人!)の成長が感じられた一冊でした!

    それにしても勘一さん…納豆にピーナッツバターをかけてしまうんですかああああ!?

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    2024年09月01日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    もう何年目なのかもわからない。
    あいかわらずおもしろい。
    花陽のあいさつは涙腺がゆるゆるになった。
    でも、早くないかなぁ。フィクションだからかなぁ。

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    2024年09月01日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    今作も堀田家愛に溢れていました。
    後半の花陽の挨拶では思わず涙腺が…
    1作目から読んでいると、もう気分は親戚のおばちゃんみたい!

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    2024年08月31日
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴン 16作目

    番外編でいつもと違う形式。
    研人が高校を卒業した後の春、イギリスでの話。
    イギリスの方々、過去にどう登場してたかはまるっきり覚えてないよ。

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    2024年08月29日
  • 三兄弟の僕らは

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    小路さんの作品は、私にとって安全な場所だ。
    温かく芯の強い人が、物語の中心に必ずいる。
    今回もそうだった。
    とんでもなく悲しい出来事から始まるのに、読者が突き放されることはない。

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    2024年08月26日
  • うたうひと

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    温かさと切なさが詰まった音楽短編集
    「左側のボーカリスト」と「バラード」が良かった
    音楽と生きる喜び、幸せ、苦しみ、痛み、音楽と無縁な人でも共感できる感情がきっと入っているのでは

    各話にさらりと別話とリンクする部分が描かれていて、連作ではないけど同じ世界線にいる繋がっていると感じられるのが好き

    解説に光と影のバランスが絶妙で、誰しも持っている傷から優しさが生まれ、温かさとなる、控えめで決して押し付けてこないさりげない温かさの作品、本当にそのとおりだなと思った

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    2024年08月23日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    2006年から毎年出ているこのシリーズも19作目。最近は毎回1年ずつ年をとってるように思うけど、第1巻からは10年経過して、10歳だった研人が二十歳になった。前の巻で青が決断した話から始まるが、すっかり忘れていた。でも、まあ今回の4作もなかなか良かった。次作は番外編かな?

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    2024年08月17日
  • スタンダップダブル!

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    久しぶりにあっという間に読み切った。「不思議な守備を見せる」神別高校を「そんなことあるわけないじゃん」と思っていたのに気がついたら”彼らならできるんだ„って応援する気持ちに変わっていた。
    絵里が言う。「きっと、人は、自分を信じてくれる、自分のことを少しでも思ってくれる人がいるだけで、それに気づいてそのありがたさを噛みしめることができたのなら、どんな状況になっても救われるものなんだと思う」
    オイラにもそんな奴がひとりいる。面と向かってそんな話はしたことはないけど、感謝している。奴が凹んだ時は今度はオイラがそばにいてやる。
    神別高校野球部とそのまわりにはそんな関係の人たちがたくさんいる。それも”そ

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    2024年08月15日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    お金で愛は買えない。題名に即した内容なのかも。だから歌うんだ、と?/芽莉依ちゃんに男の影、研人くんに女の影(笑)。アイドルグループが研人たちとのコラボ企画でバンドワゴンにやってくる/須藤先生が来るがちょっと様子がおかしい。和ちゃんの様子も少しおかしい。結果的に花陽はある決心をする/のぞみちゃんの義父さんはHホテルの料理人だったが権力争いに巻き込まれ退職を余儀なくされた/新しい知人野宮智香さん。そしてついに、読者みんなの娘、花陽の結婚式/特に不快なことがないだろうと予想できるというのはありがたいことで。

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    2024年08月13日
  • 花咲小路二丁目の寫眞館

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    頭が弱い故にタイムスリップものは苦手な私でも頭がこんがらがることなく楽しく読めました!
    ハラハラする展開はないけれど、実はこんな秘密が!?と、小路幸也ワールド炸裂で面白かったです。
    このシリーズ読みやすい。好き。

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    2024年08月11日
  • すべての神様の十月(二)

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    ネタバレ

    大好きな小路幸也さんの連作短編♫
    【戌の日に】
    おばあちゃんモノと父子モノ、老いたペットモノには弱いんだよな・・。
    ↑の3つが全部揃ったとあっちゃあ、涙ぐまずにゃ読まれないっ。

    【お稲荷さんをよろしく】
    お話の構造は1本目とほぼ同じ。
    女の子2人が出てきてくつろぎ始めたあたりからオチは浮かんできたものの、、、、こういう“お約束”な展開って素敵だな、と。
    皆が「待ってました」となるワンパターンって、大切よね。黄門さまの印籠しかり、金さんの桜吹雪しかり。クリリンの「悟空〜、早く来てくれぇ」しかり。

    【天狗さまのもとに】
    同じ構造の作品が2つ続き、こういう“心地よいワンパターン”でこの連作短編集

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    2024年08月20日
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零

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    東京バンドワゴン外伝。堀田家のご先祖様のお話とはいえ、ご先祖様すぎてちっとも東京バンドワゴンじゃないけれど、おもしろい。

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    2024年08月08日
  • イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴン 15作目。

    なかなか本が読めない日々でも
    この家族だけはいつでも大丈夫だね。
    花陽ちゃん研人くんもこんなに大人になっちゃって。
    近所のお姉さん気分で読んでいたけど
    もはやすっかり親戚のおばさんだ。

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    2024年08月07日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    夏秋冬春で進む5巻目。
    相変わらず退屈させず成長も感じる物語で読み応えがありました。

    【夏】
    ・化け本騒ぎ
    「狐陰の葉」という言葉を調べても見つからなかったのだけど造語?

    ・すずみの弟の恋愛事情

    【秋】
    ・「捨て猫・捨て犬本」「カヨの恋愛事情と将来」
    成長を感じてLOVEだねぇと思う。

    ・東京バンドワゴンを嗅ぎ回る記者
    周りの人が自然と手を貸してくれるというのは素晴らしい。

    【冬】
    ・紺の恩師
    紺が大学を辞めた事情が明かされる話。

    ・我南人の病気
    ショックでした

    【春】
    ・研人の卒業式
    参加した人は忘れられない卒業式になるだろうな。
    というかライブのあとは予定通りに進行したんだろ

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    2024年08月04日
  • ロング・ロング・ホリディ(PHP文芸文庫)

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    この作者の本は、決して面白くはないけれど不愉快な気持ちにならないので好き。円満に終わるところもGOOD

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    2024年08月04日
  • 国道食堂 2nd season

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    1st seasonよりは関係性のための繋がりが強引なところもあったけれど結果ハッピーエンドで終わり。
    食堂の従業員が好きなのでその辺のキャラクターの話をもっと知りたい。

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    2024年08月02日
  • すべての神様の十月(三)

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    シリーズ3作目。元々神社仏閣や神仏というものが好きで、以来巡るのが趣味のひとつなのだけれど、このシリーズに出てくる神様はそういう神社仏閣にいるような神や仏だけではなくて、九十九神とか福の神、はたまた死神や貧乏神なんてものまで出て来る。日本には昔から"八百万の神"という言葉があって全てのものに神が宿ると信じられて尊ばれてきたけれど、そんな文化がある日本をとても美しいと思う。気づいてないだけで案外身近に神様はいて関わっていたりするのかもしれないなぁと思う

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    2024年07月27日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    自分が学生時代に札幌にいた頃を思い出した。札幌の町の名前や実在する飲食店が出てきて実際に作中の景色を想像しながら読み進めることができた。作品は人間それぞれの持ってる華やかだったりドロドロした人生観を考えさせられる。人間の汚いところを受容しながら大人へ成長していく過程が描かれている。

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    2024年07月26日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    過去の番外編4巻目。

    東京バンドワゴン主人の勘一と今でこそ幽霊のサチさんの出会いと結婚までのお話。
    出会いは終戦直後、ご令嬢だったサチさんが極秘文章を持ってアメリカ軍から逃げ、東京バンドワゴンに匿われるという話。

    3巻でちょこちょこ話に上がったりした過去に東京バンドワゴンで住んでた人たちがメイン。
    時代や話から暗い展開になってもおかしくないのだけど、そんな感じは全く受けずに読みやすかった。
    勘一は昔から変わらないのですね。

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    2024年07月23日
  • 花咲小路三丁目のナイト

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    今回のお話の舞台は、三丁目にある〈喫茶ナイト〉
    ナイトと言っても〈夜〉という意味の〈NIGHT〉ではなく、〈騎士〉の方の〈KNIGHT〉らしい。
    深夜営業のお店〈喫茶ナイト〉には、DVDやVHSが棚いっぱいに置いてあって、時折出てくる映画のタイトルが、物語を先へ先へとつなぐ役割を果たしているようです。

    今僕(堂本望)は、独特の渋い雰囲気の仁太叔父さんと2人で暮らしていて、店に訪れた人たちの、夜にならないと話せないような悩み事を、仁太叔父さんが見事に解決していきます。

    前回にも登場したおなじみの商店街の人たちの協力もあって、次々と悩みは解決されるけれど、みんながいい人だから、何もかもを徹底的

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    2024年07月23日