小路幸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作家6人による 30代女子お仕事アンソロジー。
あー、よかったぁ。
漫画家や通信講座の講師、プラネタリウム解説員
ツアー・コンダクター、ディスプレイデザイナー にスポーツライターと
馴染みがあるかといわれるとそうでもない職業だけど、
結局、根っこは同じようなことで苦しんだり悩んだりするのだなぁと思う。
お気に入りは小路幸也だなぁ~やっぱり。
6つの作品のにちょこちょこっと共通のお店や関わりがあって
そこが、いろんな職業でも
いろんなところでつながると感じられて嬉しい。
そうなのだ、今日電話したコールセンターの女子も
もしかしたら、チョコ好きかもしれない。
風邪気味だけど、頑張ってるの -
Posted by ブクログ
いわゆる純日本文学を嗜まないので恥ずかしながら“圖中”、“桑島”、(“糸井”)らが虫干師であり、
彼らがもっと色々な本を虫干ししていくのかと読み始めは思ったし、
それは面白そうだなと期待したけど違った…。
しかし期待を裏切られた思いもよならい展開は、それで十分面白かった。
明治時代の古き良き日本の生活が垣間見えたり、
その言葉通り時代を越えた友情に、なんだか心が洗われた気分。
最終的に糸井が執った手段は、ドラえもんで言うところの
“タイムマシンでしちゃいけないこと”みたいで、いわゆる禁じ手だと思うんだけど…
その点には松長館長も榛女史も特にツッコミ無しか!
まあしかし、それによって拓かれ -
Posted by 読むコレ
ずっと読みたかったシリーズ。たいした量じゃないのに
3日間読むのにかかってしまった。
シャレにならない仕事量で毎日終電で帰る日々。
暑さも加わり完全に体力的にまともじゃない...。助けて。
という気分もちょっとスッキリするような
圧倒的なホームドラマ。そして完全無欠な人情モノ。
好きな言葉ではないけれどこれは癒されました。頬も
涙腺も程よく刺激してくれて大満足。これは人気になりますよねー。
今ではこんな大家族なんて...少なくても自分の周りには
いないと思うけど、こういうの読んじゃうと...やっぱり
いいなって単純に思いますよね。うん。
本当にきっつい日々をほんの