【感想・ネタバレ】キサトアのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2016年04月10日

あたたかくて、やさしいお話。
みんなそれぞれ役割があるちいさな街で
いろんなものを抱えながら
自然と共に生きる人々の生活を
少しだけのぞかせてもらったような感じ。

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Posted by ブクログ 2015年03月30日

家族愛!
こんな優しく心のうつくしいひとたちが暮らす世界、素敵。
彼の描く世界はなんて光に満ちているのだろう。

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Posted by ブクログ 2014年12月28日

日の出とともに目覚め、日の入りとともに眠る体質を持つキサと、その逆の体質を持つトアという双子。その兄であり主人公のアーチは色彩が判別できない眼を持つ。
ちょっと不思議な世界、のびのびと遊ぶ無邪気な子供たち、温かい会話の中に真理を混ぜる大人、どこかにありそうな町。
風の強く吹く町の一年を通して、アーチ...続きを読むの心の成長を描いた作品。
世界観も素敵だし、キャラクター全て愛おしい。情景も文体も会話も全てツボでした。

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Posted by ブクログ 2013年08月04日

表紙の美しさに惹かれて購入。
不思議な世界、愛おしいキャラクターたち。
エキスパートの言葉は現実世界に向けられた指針かもしれない。
大切な事が幾つも散りばめられたこの世界に触れられた幸運に感謝。

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Posted by ブクログ 2013年07月29日

先入観なしで読んだところ、児童文学としても通用するファンタジーでビックリ。エキスパートという職業?、素直な子供たちと格好いい大人たち、ありのままに生きることの大事さを独自の世界観で描かれたとても素敵な作品です。
娘たちにも読ませてみよう。

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Posted by ブクログ 2013年03月13日

児童文学です。
太陽の出ている間、沈んでいる間それぞれどちらかしか起きていられない双子の女の子とその兄をめぐる話。父がかっこいいですね!風のエキスパート。ハッピーエンド。

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Posted by ブクログ 2013年03月10日

とても好きな世界♪ 期せずして読んでる途中から、新刊の「蜂蜜秘密」も並行読みしていたところ、似たような世界観で、話が混ざる~~!と思っていたら、ホントに同じ世界の話とのこと(小路さん談)でビックリw 小路さんの小説は、登場人物がホントに魅力的なので、大好きです♪

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年11月08日

ありそうでないだろう世界と、いそうでいない双子と兄と父など登場人物。
安定したハッピーエンド。ただ、主人公の、物分かりの良さはちょっと出来過ぎかもしれない。

それを抜きにしても、この世界観が素敵だと思う。

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Posted by ブクログ 2022年12月26日

一部抜粋
「キサとトアは、ああいう生活をしているけれど、たくさんの人たちに愛されている。お前は色を失ってしまっているけれど、独特の感性を持っている。なにかを失っているんじゃない。逆に何かを得ているんだ。そういう風に考えている。もしかしたらそれはお前たちへの贈り物なのかもしれない。だから無理に取り戻そ...続きを読むうとしなくてもいいのかもしれない。すべては、時が来たらなるようになるんじゃないか」
主人公の父が言った台詞で、他にもこの世に存在するものの繋がりとバランス·常に流動的で循環している…など自然物に対する考え方が個人的に共感できるし面白い。
自然(風·水·緑·大地)に興味がある人にはオススメ。

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Posted by ブクログ 2014年10月04日

不思議な感性を持つリトルアーティスト・アーチと昼と夜で交代する双子キサとトアのお話。
彼らを慕う町の人たちとの暖かい交流に、ほっこりします。
ファンタジックな所も良かったです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年09月28日

自然を感じ、その力を共存できる形で導くエキスパートの存在、また、アーチの感性が素晴らしいと思いました。

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Posted by ブクログ 2013年03月24日

優しく温かい人たちが住む「風町」の話。

災害が起こると恐いなと思うけど
自然は最初からあったものなんだ。
逆らおうとしてはいけない。
上手く付き合っていければいいんだ。

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Posted by ブクログ 2013年03月13日

ムーミン谷みたい~と思いながら読んでいました。家族も街の人も優しくて、ちょっと気になる女の子もいて、自然を大切にしてて。
不思議な世界観なのに、すんなり入れて心地良かったです。
ラスト、私はもう少ししっかりストーリーが終わる方が好きだけれど、まだその先も続いていくような終わり方で、それはそれでいいな...続きを読むぁと思いました。
キサ、トアは単純に可愛い。やさぐれたときに読みたい本です。

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Posted by ブクログ 2013年01月06日

知らずに読んだんですが、児童文学だったんですね。
優しい世界観好きです。

続編とかはやらないのかな?

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Posted by ブクログ 2013年01月05日

設定や描かれる情景がとても好きな本。ただ事の運びや登場人物の気持ちが流されてしまったと感じる部分があったので、もっと長編で内容を濃くして欲しいと感じた。
結びの詰め込み感が残念だったが、個人的にこの人のハッピーエンドはすんなり受け入れられる。

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Posted by ブクログ 2012年08月07日

色彩の分からないアーチスト、主人公のアーチ。昼を生きるキサと夜を生きるトア。風のエキスパートである父フウガさん。
マッチ工場と漁業で栄える風町の人たちの話。

ほのぼのするファンタジー。優しいアーチとキサトアの底抜けの明るさと強さが良い!

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Posted by ブクログ 2012年06月27日

ファンだジーなのだけれど、人の心にしみるお話です。人の善意や無垢な気持ち、思いやる気持ちが感じられます。ふだんちょっとイライラしたり、人が嫌いになりそうな時によくと、心が落ち着き、改めて人を信用しよう、思いやろうという気にさせてくれます。

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Posted by ブクログ 2012年06月24日

小路さんの、空想の世界での話はたぶん数冊読んだことがあるけど、
その中ではこれはかなりわかりやすい部類になるのでは・・・
世界観に入りやすく、ストーリーもおいやすくて挫折せず・だらけず読み切れた。

キサとトアには変わった生活スタイルがあるけど、
それを見守ったりそっとサポートしてくれる
優しい島の...続きを読む人たちのかかわりに心があったかくなる本。

夏向嵐(かこらし)は、恐ろしいものとして絵が描かれているけど、
なんか読み方がかわいいなと思ってメモ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月20日

自然と共存しながら、ハンデを持った人も分け隔てなくみんなが自分らしく生きている。自分にできることを精一杯やり、できないことはみんなで補い合える、理想的な社会だった。
ほんの少しの想像力と優しさと閃きが幸せを呼ぶ。
他者とどう付き合っていくか、基本に立ち戻らせてくれた。

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Posted by ブクログ 2019年10月18日



世界的アーティストだが、病気で色彩がわからない主人公の男の子。その双子の妹も不思議な病いを持つ。朝と夜それぞれ真逆の時間に寝起きする。
ノン・24アワー・スリープウェイク・シンドローム。
そんな子供達と、不思議な力を持った父親と小さな村の住人のお話。小路幸也氏のこういう、人情ものというか、ふんわ...続きを読むりと柔らかい物語の紡ぎ方は癒されるな。
とは言え、2012年に出版された年を考えると東日本大震災の影響は受けているな。科学技術が進歩しても、太古から現代まで人間の歴史は自然との戦いを繰り返し、共存してゆくと。
久しぶりにバタフライエフェクトを思い出した。
物事の距離の取り方。均衡、バランス、大切ですね。

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Posted by ブクログ 2014年05月10日

小路幸也版「ムーミン谷の四季」。
色がわからないアーチ。朝と夜それぞれ真逆の時間に眠る双子のキサとトア。風のエキスパートの父。不思議な家族と愉快で優しい海辺の町の人々の一年間の物語。ファンタジー色がかなり濃い。

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Posted by ブクログ 2014年05月17日

日の出とともに起きる女の子と、日の入りとともに、起きる女の子のキサトアちゃん(双子)
温かい街の人たちやお兄ちゃん。ほんわかする不思議でかわいいお話。

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Posted by ブクログ 2013年04月18日

児童文学だけに、さくさく読めた。
描写があっさりしていて、これといった引っかかりがなく、残念な気も。
世界観は好きな部類だったかなぁ。

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Posted by ブクログ 2013年02月26日

児童書っぽいし、私がもし小学校中高生の先生だったら課題図書にして感想文書かせたいなー。解ける謎も立ち向かう敵もいないから子供は読んでて物足りなく感じるかもしれないけど。でもこれを読んだ子は思慮深くなってくれる…気がする。小川洋子を爽やかにしたような、村上春樹を初々しくしたような、柔らかで優しい世界観...続きを読む。ふわふわした物語の中で、はっきり答えが出てるキサトアとパパの結末を残念に思う。

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Posted by ブクログ 2013年02月16日

ほわーっとできる。小説は、気持ちよく終わりたいので、読後の感じがいい。キサトアがタイトルだけど、あまりピンとこないかな。
アーチの色彩がわからない芸術家の視点をもう少し知りたかった。
好きな世界です。

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Posted by ブクログ 2012年12月17日

そうでしたか、児童文学でしたか!

話虫干に引き続いて読んだ小路作品。子供でありながらも世界的に注目される芸術家である主人公と、その妹達である双子の姉妹キサとトア。キサとトアには不思議な習性があって……昼と夜とに描かれる美しい世界。どこをとっても好みな筈なのに、なんだかしっくりとこない。なんだろう。...続きを読むなにが違うんだろう。あれあれ……?最後まで読んで、そして知った児童文学というジャンル。
そういうことでしたか。納得しました。先入観はいけません。まだまだ私は本読みとしては未熟者です。

ジャンルさえ間違わなければきっと面白いと思います。でも、すごく素敵な設定ゆえに、ラストが……。途中とかももっといろいろ出来たんじゃあ?と思わずにいられませんでしたが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年11月07日

ある理由で一緒に住んでるのに一緒に遊べないキサとトアという双子を中心にした、ほのぼのファンタジーのお話です。
小さい行動範囲で、たくさんの冒険をした子ども時代を少しだけ思い出しました。

小路さんの特徴でもあるのか、色々な理由が「雰囲気」で片づけられてしまうのが少し残念でした。

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Posted by ブクログ 2012年07月09日

・芸術家の12歳の男の子の主人公
・主人公の双子の妹
 日が出ている間しか起きていられないキサと、
 日が沈んでいる間しか起きていられないトア
・風を読む「風のエキスパート」である父親…

 ちょっと変わった家族を中心にしたおはなし。事件は起こるけれど、静かにゆったり進んでいく、優しい小説...続きを読むかなぁ。

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Posted by ブクログ 2012年06月14日

何となく本屋で「何だ?このタイトル?」と思い、あらすじを読んでみると「天才少年アーチストと変な家族の静かな四季」みたいなことが書かれていました。
こういうのに非常に弱い僕は速攻で購入。
読んでみると、主人公は天才少年。大人っぽい子供の彼は行動も理知的で読みやすいです。
彼の周りの人たちもやさしい人ば...続きを読むかり。
こんな世界はそうそう無いだろうなぁと思いはしましたが、本の中の世界くらいこうであっても良いかもしれませんね。

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Posted by ブクログ 2016年07月23日

小路さんのファンタジー。
風を読む才能を持つ「風のエキスパート」、色が判らない少年芸術家、一日の真逆の時間に寝起きする双子の姉妹。凄く魅力的な設定です。他の登場人物も面白く、期待を抱かせます。
でも、読み終えるとなんだか「尻すぼみ」という気がします。
自然との共生を軸にした優しい物語なのです。でも、...続きを読む何だか多くの事がケリが付かないままだったり、ケリが付いたとしても何故そうなったのか判らなかったり。
ファンタジーなんだから理由なんてどうでも良いでしょうと言ってしまえばそうなんだけど。でもなんか消化不良という気がするのです。

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