21 twenty one

21 twenty one

605円 (税込)

3pt

二十一世紀に二十一歳になる二十一人。中学入学の日、クラス担任の先生が発見したその偶然が、僕たちに強烈な連帯感をもたらした。だが卒業して十年後、その仲間の一人が自殺した。僕たちに何も告げず。特別な絆で結ばれていると信じていた人を突然喪った時、胸に込み上げる思いをどうすればいいんだろう。“生きていく意味”を問いかける感動作。

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21 twenty one のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    21世紀に21歳になる21人の同級生。
    大人になりそのうちの一人が自殺してしまい
    その理由を探っていくストーリー。

    強い絆で結ばれた21人の同級生。
    普通は大人になったらみんなそれぞれ社会に揉まれ
    中には離れていく人も居るけどこの21人は違った。
    個人個人の繋がりはけっこうやっかいで理想通りばかり

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    21世紀に21歳になる21人のクラスメイト。その中のアイドル的神がかった美少年が自殺する。自分のせいだと思うクラスメイトたち。というお話。

    最後の、自殺の動機はそんなこと???って思いかけたけど、なにがその人にとって重大なものであるかなんて人それぞれなんだし。むしろその視点を失わずに人と接していき

    0
    2014年07月04日

    Posted by ブクログ

    中学の仲間の死と、自分の心の闇の告白と、原因の推測と、のストーリー。
    自分の中学時代はこんなリア充ではなかったので、こんなのだったら楽しそうだな、という気持ち。
    あとは、心の闇は、勝手に推し量ることはできても、きちんと分かり合えることはできない、という当たり前の感想。
    面白い。

    0
    2011年12月17日

    Posted by ブクログ

    誰でも他人からは見えない苦しみや、傷を抱えて生きているってことを、改めて思い起こさせる話しだった。
    そういう意味では、すごくリアルで少し重たい内容ではあった。
    でも、それでもLife goes on!なわけで、21のメンバーたちと同様、これからもこの先も精一杯、それぞれの人生を生き抜いて行くことが大

    0
    2011年06月23日

    Posted by ブクログ

    小路さんの人と人の情や絆の描きかたはそのままに、痛みや重さもある作品でした。

    ちょうど今の自分と同じ年代の子たちの話で、しかも私の場合も中学時代(人数は何倍もいたけど)割りとみんな穏やかで良い学年だったから、物語に共感を覚える点が多く、一気に読みました。

    大人になってから行った、中学の同窓会で感

    0
    2015年07月04日

    Posted by ブクログ

    少路幸也さんは、とても好きな作家さん。
    とても甘酸っぱい気持ちにさせると共に、悲しい話だった。
    自分は今年40歳になったが、20歳頃に読んだら違う感想だったりするかなあ。若いってすばらしい。

    0
    2013年10月21日

    Posted by ブクログ

    クラスメイトが自殺したという衝撃的な事実が、残された人物の‘生’を浮かび上がらせていく。
    順々に視点が代わり、その人物の人生にスポットライトがあたる。
    連作短編のおもしろさが感じられる一冊だ。

    人はみんな秘密を抱えて、それを誰かのために必死に隠して、いろんなものと戦いながら生きていくんだと思った。

    0
    2013年07月27日

    Posted by ブクログ

    せつない。
    仲間意識が強いほど、もしかして、自分は違うかも…みたいに疎外感を感じるものかも。
    それはあくまでも主観だから、本人が疎外感を感じれば、それはもうそうなわけで⤵
    強すぎる絆も時には人生の弱点になるのかな〜。
    小路さんの本は大好きだけど、これは悲しくなった。

    0
    2014年04月06日

    Posted by ブクログ

    何が原因だったのか気になって一気読み。それぞれに思い当たるフシがあって引き込まれてた。
    ラストもよく良かった

    0
    2012年04月07日

    Posted by ブクログ

    とても仲のよかった21人の同級生。その中の一人が自殺し、その理由は何かを考える・・・という流れでは、辻村深月を思い出したが、辻村深月が闇を描く印象があるのに対し、こちらは常にどこかに光があった気がする。
    とはいえ、決してすっきりとできるような話だと言い切ることはできない。
    それは人が一人、自ら死

    0
    2012年02月25日

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