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Posted by ブクログ
今回の語り手は、奥さんのミミ子さんが一人で切り盛りしている〈バーバーひしおか〉で、住み込みで働いているせいらちゃん。
ふだんのんびりしている旦那さんの朱雀凌次郎さんには、実は美術界でも認められている鑑定士の才能があるのです。
愛想がよくてお喋り好きな旦那さんから語られる、美術品や骨董品にまつわるお話が興味深くて、一気に読めちゃいました。
この〈花咲小路商店街〉は、見た目も中身もほんとににユニークな人たちばかりが揃っていて、彼らの裏の顔を知るたびに楽しさがどんどん増していきます。
海外から突然帰ってきた一人息子の桔平さんがまた個性あふれる魅力的な青年で、〈バーバーひしおか〉の後継ぎを期待されているせいらちゃんとこの先どうなるのか、とっても気になります。
Posted by ブクログ
花咲小路商店街シリーズ6巻目
今回の舞台は一丁目の「バーバーひしおか」
語り手は、住み込みで働く口の固い「鋼鉄のセーラこと、せいらちゃん」
理容師だった祖父に憧れ、同じ道を歩んだせいらちゃん。祖父は他界し、昔ながらの風情を残した「バーバーひしおか」に「働かせてください」と飛び込んだ。
バーバーひしおかでは奥さんのミミ子さんが働き
旦那さんの凌次郎さんは、所謂「髪結いの亭主」
働かず、家のこともせずゆったり暮らしていた。
でも凌次郎さんの正体は、屈指の能力を持つ美術品鑑定士だった。
ヴィネグレット、サンプラーなど
美術品や骨董品を取り巻くお話が短編で綴られ、この商店街の誰にも愛される「セイさん」に迫る話しへと進んでいく。
私がこのシリーズに惹かれたのも
「セイさん」の商店街を救うための優しくて鮮やかな解決方法の数々と、小説ならではの大胆な発想。
そして、続くように商店街にの日々が様々な視点から描かれていること。
今作でもそれは継続され、最後には「お見事でした」と、にんまりして本を閉じた。
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小説・文芸
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