【感想・ネタバレ】ビタースイートワルツ Bittersweet Waltzのレビュー

あらすじ

2000年、北千住にある〈弓島珈琲〉店主のダイは30歳になっていた。4月のある日、ダイの恩人であり常連客でもある三栖警部が、〈ダイへ〉というメッセージを残して失踪した。三栖の部下である甲賀芙美が、そのメッセージを手掛かりに店を訪ねてきたのだ。店を手伝う女子大生・あゆみからは、大学の同級生で親友の梨香と連絡が取れないと相談される。ダイと常連客の純也が調べ始めると、ふたつの事件の影に暴力団組長・松木の影が――。珈琲と紫煙、ミートソースの薫りの先に見える真相は――。甘く苦い過去をめぐる珈琲店ミステリー。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

このシリーズは、先を読み急がせる。話の設定に?なところもあるけど、それを凌駕する面白さがある。
やっぱり傑作だと思う。
再読。次も早く文庫化してほしい。

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2018年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ダイシリーズの3作目。作品に寄って時間軸が行ったり来たりする展開が良いなぁ。次々と矢継ぎ早に事件に巻き込まれていくシリーズも良いが、「あれがこうつながって、未来のあの展開になっていくのかぁ」みたいな感じ方をするのが楽しい。1作目モーニングをさっくり読み直したくなった。

登場人物はみなそれぞれ個性的でオモロいキャラクターで良い、特に気になったのが橋爪さん。彼は前作でとんでもない罪を背負っていて、その罪を償うためにすごい覚悟を持って生きている。
ある登場人物曰く「楽に楽しく生きていければ良いという本来の自分を、意志の力で封じ込めて今の贖罪人生を送っている」人なのだ。

橋爪さんのようなエゲつない罪じゃなくても、一つや二つやらかした過去を持つ人はいるだろう。俺だってしでかてしまったことはままある、それを反省し贖罪の意識できちんと生き直す。橋爪さんに見習って生きていこうと少し思えたのも良い読書体験だった。

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2021年06月15日

Posted by ブクログ

こんなに各巻の年月が離れているシリーズものは珍しいな。
一足飛びに成長していく登場人物たちと、それでも変わらない関係性が素敵です。
事件を追いかける流れが素人には無理だろうというレベルなのはお愛嬌です。

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2021年05月15日

Posted by ブクログ

シリーズ未読だったので、前半の人間関係が入り込めなかった。主要な人以外も含め8割ぐらいは前作前前作からの登場人物なので、シリーズほぼ必読。
後半はストーリーがとんとん拍子に進むので一気に読めた。

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

登場人物それぞれが歳を重ね味が出て面白かった。最後に点と点が繋がるまでは登場人物達と同じように?を頭に浮かべながら読みました。

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2021年08月30日

Posted by ブクログ

弓島珈琲店を中心にしたシリーズ3作目。39歳の弓島大が営む珈琲店にやってきた、女性甲斐芙美が知らせてくれた恩人刑事の行方不明事件。さらには、大を想う女子大生あゆみが親友の行方不明を訴えてきた。同時期に起きた二つの事件に奔走する大たちが見出したものとは。次も楽しみです。

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2016年08月11日

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