【感想・ネタバレ】札幌アンダーソングのレビュー

あらすじ

真冬の札幌の雪の中で変態的な全裸死体が見つかった。若手刑事の仲野久は、色男な先輩・根来と共に奇妙な事件を調べるが、「変態の専門家」だという美貌の超天才少年・志村春の力を借りることになって……!?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白かった。
記憶を受け継ぐ少年と、彼を取り巻く刑事や家族。それぞれのキャラクターが魅力的で、作家さんの腕が光ります。
突拍子もない天才故の解決になるのかと思いきや、論理的に考え行動していく推理合戦。
キュウちゃんのキャラがとても好感を持てて、彼の視点で物語が進むので嫌悪感も違和感もなく読み進められます。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

札幌が舞台の変態ミステリー⛄
シリーズ第1作でちょっとモヤっとした終わり方です
でも謎解きや、冬の札幌の凛とした空気感、若手刑事や天才少年など登場人物は魅力的でした
福岡から東京までの飛行機内で読み終わりました
続きも買います

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2023年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イメージしてたものよりかなりハードで面白かった。
土地のイメージがあるからなおさら。
特殊設定たが意外と受け入れられた。

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2019年07月07日

Posted by ブクログ

天才で変態な大学生の話。

天才に限らず普通じゃない人には変態が多いんだろうな。
どんな方にどれくらい変かっていうだけで。

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2016年04月06日

Posted by ブクログ

帯にでっかく「変態」とあったのでどんな話かと思ったけど、殺人のシチュエーションが変態的な以外は普通だった。

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2016年03月12日

Posted by ブクログ

札幌に住んでて、札幌の物語を読むのは楽しい。笑笑

とっても楽しい!!

札幌駅の一部に一般人も通れる通路で。構造的に普通の人でもちょっと興味深かったら、あれこれは変だな?って思うところがあって、そこの壁に覆われた向こうには呪われたものが隠されている。

っていう記述があるんだけど、どこだろう。

めっちゃきになる!!!!!!!

北大やら、モエレ沼やらもうよく行く場所ばかりで読んでて楽しかった。

が。


内容は、、、どうなんだろう。オチもかなりイマイチでしたとさ。

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2020年10月18日

Posted by ブクログ

小路作品にしては珍しく、気持ち悪い読後感でした。自作への前振りに過ぎないとしても、もう少し明るい期待をさせて欲しかった。

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2018年11月18日

Posted by ブクログ

北海道は札幌の雪の中で全裸死体が見つかった。若手刑事の仲野久ことキュウは、無駄にイイ男の先輩・根来と捜査に乗り出すが、その死因はあまりにも変態的なもので、2人は「変態の専門家」に協力を仰ぐことに。その人物とは美貌の天才少年・志村春。彼は4代前までの先祖の記憶と知識を持ち、あらゆる真実を導き出せるというのだ。春は変態死体に隠されたメッセージを解くが!?平凡刑事と天才探偵の奇妙な事件簿、開幕!

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2018年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすい文章、特徴がはっきり際立つキャラ設定、基本的に善悪二元論でストーリーも分かりやすい。さすが小路幸也。

ただ、この1作だけでは、物語として物足りないというか、伏線回収もしてなければ、謎解きも中途半端。あらゆるものを引きずっているなら「つづく」の一言か、そこまでじゃなくても、続編ありを明記しておいても良かったのではないかと思う。

遅れてい呼んでいるので、シリーズ物だと分かっていても、ちょっと不親切?と思ってしまった。

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2017年05月08日

Posted by ブクログ

とにかく読みやすい。
この少し変わった設定を楽しめるかどうか、読む側の選択に任せているようにも感じた物語だった。
春は見たものは全て記憶してしまう。
だから余計なものは見ないように、普段はアイマスクをして生活をしている。
極寒の北海道・札幌で路上で全裸で死んだ男がいた。
この男はいったい誰なのか?
どうしてこんな住宅地で死んでいるのか?
そもそも何故全裸なのか?
謎を解くために根来と仲野は「変態の専門家」である春を訪ねる。
奇妙な遺体。
わけありげな遺体の発見場所。
春は判っている事実から何かのメッセージではないかと予測する。
超がつくほど変態だけれど、とにかく春が魅力的だ。
春を取り巻く志村家の人たちと根来たちの関係も、一般的には理解されにくい。
だからこそ家族の絆は強く深い。

誰にも人に言えないことのひとつやふたつはあるだろう。
人によっては他人から見れば笑い話のようなことを秘密だと抱えている人もいれば、シャレにならないような知られたら弱みにしかならないような秘密を抱えている人もいる。
弱みは他人に付け込まれるウィークポイントであり、下手をすれば身を滅ぼす火種ともなる。
人を操るにはその弱点を突くのが手っ取り早い。
それは理解できるのだけれど、信頼されていた人に裏切られるのはやっぱりキツいだろう。
春は裏切らざるを得なかった人間の心情までも想像できてしまう。
その立場や自己保身の感情も、理解したうえで許してしまう。
変態だけれど基本的に身近な人間に対しては優しいのだ。
唐突な終わり方にちょっと唖然とした。
犯人は確定しているし、どんな人間かもおおよそ見当がつく。
けれど敵の存在を大きくしすぎたせいか、中途半端な結末になってしまっている。
ひとつの事件を完全に解決したうえで、その根底にはまだ残っている大きな謎が…のようには出来なかったのだろうか。
次の作品では決着がつくのだろうか。

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2017年04月25日

Posted by ブクログ

4代前までの先祖の記憶と知識を持つという特殊能力の少年、という設定はなかなか面白いけど、その特徴を活かしきれていないような気がする。

事件の解明もちょっと中途半端だし。これじゃ消化不良。

シリーズ物のようなので、次作以降がどうなるか、ちょっと気に留めておこう。

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2017年03月26日

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