中条省平のレビュー一覧

  • <ヴィジュアル版>ジョジョの奇妙な名言集 Part1~3

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    やっぱり、ジョジョはいい!リアルタイムに連載を読んでいたガキの頃の興奮が甦ってくるな。この歳になっても胸に響く名言もあり、マイ座右の書の一冊に登録決定。

    ステキな名言たち
    「貧弱!貧弱ゥ!」
    「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
    「ねーちゃん!あしたって今さッ!」
    「俺が最期に見せるのは代々受け継いだ未来に託すツェペリ魂だ!人間の魂だ!」
    「やれやれ・・・犬好きの子供は見殺しには・・・できねーぜ!」
    などなど

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    2012年07月15日
  • <ヴィジュアル版>ジョジョの奇妙な名言集 Part1~3

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    オレの一番好きな名言(1部〜3部)は・・・・・・・・・・・・・・・・
    『さすがディオ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!』ですね。やはり。

    唐突にエリナの唇を「ズキュウウゥン!」と奪うディオに仲間は大興奮。
    と書かれてる。ウケる(笑)

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    2012年05月26日
  • <ヴィジュアル版>ジョジョの奇妙な名言集 Part1~3

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    早いものでもう25年になる、"ジョジョの奇妙な冒険"のシリーズ。
    ちゃんと"終わる"物語として続いているのも、その人気の一つでしょうか。

    今現在で第8部まで、そのうちの1部から3部のなかでの名言を集めたのがこちら。
    決して色褪せないフレーズが、所狭しと踊っています。

    - 人間賛歌は「勇気」の讃歌ッ!!
      人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!

    物語として一番好きなのは2部なんですが、
    フレーズとして最初に思い浮かべるのは、このセリフ。

    ん、"人間"が紡いでいく物語なのは最初から続いているんだなと、思います。

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    2012年04月20日
  • マダム・エドワルダ/目玉の話

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    本文より引用
    私は「肉の快楽」と呼ばれるものが好きではないのです。だって、味もそっけもないものですから。私が好むのは、人びとが「汚らわしい」と思うものです。
    中略
    私が知る放蕩とは、私の肉体と思考を汚すだけでなく、放蕩を前にして私が思い描くすべてを汚し、とりわけ、星の散る宇宙を汚すものなのです・・・・・・
    引用終わり

    この本を読むと勇気が出る。意外と人間てこういう事考えるんだなと感じる。
    短い中に衝撃的な内容がギュッとつまってる。特に出だしのミルク皿のシーンはほんとに衝撃だった。おそらく普通の人が考えられる想像の範囲を軽く超えてくる。読んでいるうちにぐいぐいと文章に引き込まれる。
    一度は読む

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    2012年01月22日
  • マダム・エドワルダ/目玉の話

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    極端さ、濃さといった点でもまさしく一級品。

    ふつうのエロには飽きた、そんなココロのスキマをさらに深くえぐります。

    好きか嫌いか、どっちかに分かれると思います。とにかく極端だから。エロスを突き詰めていく話だから苦しいです。

    でもちょっと距離をおいて眺めるとかなり面白かったりします。

    濃厚すぎるエロはグロだし、快感と恐怖は背中あわせ…瞬間の美を求めつづけていく先になにがあるのか。

    くれぐれも
    いい大人は真似しないでください。

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    2011年02月18日
  • マダム・エドワルダ/目玉の話

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    こんなにエロスでこんなにぶっ飛んだ本を私は未だ嘗て読んだことがない。終始興奮気味に読んでいました(笑)
    エロスと知性は比例関係にあると思う。

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    2011年02月04日
  • 文章読本 文豪に学ぶテクニック講座

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    たとえば映画を観るとき、「映画の観方」を意識したことのない人は、ただストーリーだけを追うだろう。

    「どんな映画だった?」
    「うん、あのね、~~っていう話だったよ。」
    というように。つまり、物語を語る「メディア」としての、映画。

    しかし、一度「カット」或いは「ショット」、「光」、「モンタージュ」などといったさまざまな「切り口の存在」を知った者は、それ以降それら複雑な要素の織物としてしか「映画」を感知するこが出来ない。
    その瞬間から、映画は媒介物などでなく、ただ「映画」として存在しはじめるのである。

    まったく同じように、小説にも、その作品を統合的にそのような形たらしめている複雑な要素があり、

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    2010年12月26日
  • マンガの教養 読んでおきたい常識・必修の名作100

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    中条省平は、けっしてこのような本を書いてはいけません。

    たとえさまざまな甘い誘惑、すなわち、高名なフランス文学者の貴方が書けば、どんな本もたちまちベストセラーになること間違いなしですから、ひとつわが社で、ど素人相手にチョコチョコっとハウトゥ本を書いて下されませ、とかなんとか、老練の編集者に自分好みのフランスはローヌ河流域サン・ペレーの極上のワインを手土産にそそのかされても、です。

    わが中条省平が、かつて天才だったことを知っている者としても、このような安直な書物が彼の著作リストを汚すことは、とても耐えられない汚辱であります。

    今や伝説の、彼が中学生から高校生の頃にかけて『季刊フィルム』に書

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    2011年11月07日
  • 愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える

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    素晴らしくスタイリッシュな作品。

    他のハードボイルド小説が野暮で芋っぽく見えるほどだ。
    ただ、あまりに淡泊で読みごたえが無いと思う人もいるかもしれないが
    そういう人は放っておいて問題無い。

    無駄の無い文体は読み手にも洗練を要求するのだ。

    シンプルだからと言って人物が記号化していたりはしない。
    登場人物の衝動的で意味の無い行動が人物に深みを与えている。
    元精神病患者の主人公、敵役の殺し屋、
    内面と行動が伴わずただ暴力だけが積み重なっていく。
    一度味わうとまた戻って来ざるを得ない独特の世界がある。

    映画などとは違う「文章」の楽しみに溢れた小説。
    ストーリー自体はわりとありふれたものだけれど

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    2009年11月12日
  • 愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える

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    まるで映画を見ているよう…登場人物の余計な描写や心情が一切排されると、小説はこう言う感覚を生むのか、と衝撃を受けた。ジュリーの精神疾患の危うさと同じくらいギリギリの所にいるその他の登場人物たち。ペテールを抱えて、写真で見たお城に向かってひたすら逃げるジュリーに姿は鬼気迫り、精神に異常を来した女性が執拗なまでに追い続けた結果だったとしても、ペテールが救われた事に変わりない。

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    2012年06月01日
  • ペスト

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    今更ながら、コロナ禍を経たあとでペストを読んでみた
    生活を脅かすペストはまさに2020年に体験したコロナそのもの。
    正義の人はいつの時代も存在し、また感染症というどうにもできないものを前に人々の欲望、混乱、など本質があらわになる様が客観的に描かれていた

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    2026年08月12日
  • 別冊NHK100分de名著 「わが道」の達人 水木しげる

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    #ツナグ100分de名著

    \\ おいっ、鬼太郎! //
    頭の中でそう呼ぶ声がする。

    目玉のおやじ、
    ねこ娘
    ねずみ男。

    異界のキャラクターたちが作り出す、水木しげるの世界観。
    その魅力が大いに語られます✧

    ◇◇◇◇◇◇

    【タイトル】別冊 NHK 100分で名著「わが道」の達人水木しげる
    【 著者 】釈徹宗/中条省平/ヤマザキマリ/佐野史郎
    【 出版社 】NHK出版

    ◇◇◇◇◇◇

    ゲゲゲの鬼太郎。
    私が幼き頃、TVアニメとして放映されていて、毎回真ん前でじっと見入っていた。

    鬼太郎が“父さん”と呼ぶ声。
    茶碗の風呂につかる目玉のおやじ。
    厄介事をもってくるねずみ男。

    『また

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    2026年07月31日
  • 眠りなき狙撃者

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    あんなひどい連中は初めて見たわ。でもあなたも同じなのよね。それとも違う?

    同じだ。もちろん違うところもある。だが結局は同じようなものだ。

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    2026年05月23日
  • 狭き門

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    ネタバレ

     悲恋の話。私が海外文学が苦手なので、あらすじを理解するのに時間がかかったが、あとがきで時系列順に丁寧に説明してくれているので、わかりやすかった。これを踏まえて再読すれば、さらに理解が深まりそう。
     亡くなったヒロインが可愛そうで、残された日記を読んだ主人公も悲痛な思いだろうと思った。
    描写はうつくしく、映像が立ち現れるようだった。

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    2026年03月20日
  • 眠りなき狙撃者

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     凄腕の殺し屋マルタン・テリエが引退を考える。引退して、「10年経ったら迎えに行く」と告げた恋人アンナと静かに暮らすのだ。組織は察して引き留めようとする。なぜなら彼はこれまで裏仕事を着実にこなしてきて、捕まったらやばい事をいっぱい知っている。残るなら安心。しかし去るなら。考えることはどの組織も同じである。また、今まで殺してきた相手の関わり合いからも、恨みを持たれ、つけ狙われる。組織を抜けるのだから、組織も助けちゃくれない。どこにでも狙撃者はいる。だからこそのタイトルである。

     そして途中で皮肉な事に、再び稼業に戻らなければならなくなる。殺しに関してはプロでも、人を見る目がない。人間として致命

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    2025年12月23日
  • 別冊NHK100分de名著 フィクションの超越者 筒井康隆

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    ネタバレ

    私がかなり筒井作品を読んできたとはいえ、学生時代の集中した読書がメインで、その後は一気にペースダウン。さらには、私の読み方といえばほとんどエンターテインメント軸なので、各人のどの評を読んでも感心してしまう。
    本書全体の掲載記事にはとても丁寧な語彙の注釈・解説が全ページの下1/4の欄外に掲載されている。文学用語や作家名・作品名(私は極めて無知で助かる)だけでなく、常識ではないかと思うような昔の事件まで注釈になっている、と驚いたが、よく考えれば、私が年寄りだから知っていることが多いのだと気づいた。若い人は大阪万博や三島事件だって知らないのも無理はない。

    1. 中条省平(フランス文学者)
    テーマは

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    2025年12月15日
  • ペスト

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    『ペスト』は読書好き界隈に限らず、コロナ禍で話題となった作品である。コロナを経験した我々は、高い解像度で物語を楽しむことが出来る。不条理がベースにありつつも、人間の愛情に対する価値観に問いかけてくるような作品に感じた。

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    2025年11月27日
  • 三十棺桶島

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    ▼怪盗ルパンです。三世ではありません一世です。ルブランです。ルパンシリーズは昔から大好きで、光文社古典新訳文庫も大好き。唐突に新刊で出たので読みました(もう結構前に出ていたのですが。そして唐突に出るに決まっていますが)。偕成社さんのハードカバー全集でかなり読み、早川書房の平岡敦さん翻訳文庫シリーズをわくわくと楽しんでいましたが、全訳計画は頓挫したようで残念。


    ▼三十棺桶島は初めて読みました。多くのミステリがそうですが、前半はとにかく犯罪、陰謀の全貌がわからない。善男善女?がとにかく殺されていく。そしてヒロインがひたすら翻弄されて追い詰められていく。その上、このお話、ルパンが全然出てこない(

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    2025年10月02日
  • 別冊NHK100分de名著 フィクションの超越者 筒井康隆

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    NHK100分シリーズで、対象が筒井道隆、評者も個人的に気になる面々となると、これは読まない手はないわな。で、改めて本サイトで既読の筒井作品を確かめてみると、なんとまあ少ないこと。本書で取り上げられているものも、殆ど未読のものばかり。これはいけません。まずは積読状態にあるものから。

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    2025年08月07日
  • 肉体の悪魔

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    若気の至りの耽溺と言ってしまえばそれまでかもしれないけれど、痛々しく、深く飲み込まれるような恋愛の記録。
    あらすじだけで言えば、若い青少年が夫が出征中の人妻との不倫に溺れ妊娠させてしまう。ただそれだけの話なのに、人間存在そのものとは何か、愛とは何かを問う重厚な小説。

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    2025年05月05日