中条省平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『ジョジョ』25周年を記念してセレクトされた名言集(第1部~第3部)。
買おうか買うまいか迷っていたところ、最近ジョジョラーであることが発覚した職場の先輩が貸してくださいました。有り難い有り難い。
日常生活の中で気を抜くとうっかり口に出してしまうような汎用性の高いものから、すっかり忘れてたけど目にした瞬間色んなこと思い出して一気にテンションだだ上がりするものまで。
ジョジョ既読者ならコミックス再通読したくなること請け合いです。
未読の人は知らん。っていうか未読者は名言集より本編をどうぞ。
学習院大学文学部フランス語圏文化学科教授・中条省平氏による解説が、質・量ともに圧巻。
ファン同士で「何部好きー?」とか「どのスタンド好きー?」とか語らうのは楽しいけれど、膨大な周辺知識を持った学者先生のご高説を拝聴するのもまた興味深い。中条氏のジョジョ愛がガッツリ伝わってきました。 -
Posted by ブクログ
中条昌平が岡村孝訳の『狼がきた、城へ逃げろ』をタイトルからして誤訳であるして、自分がもっとマンシェットの雰囲気をと、ペンを執り直し、改めて訳したものだそうだが、見た限りでは、訳者なんていうレベルではなくマンシェットのラディカルなパワーしか感じることができなかった。
他者訳のタイトルを批判しながら「愚者」を「あほ」と読ませたり「城塞」を「おしろ」と読ませたり、いかにランボオの中原中也訳をイメージしたからと言ってマンシェットをわがものにしたというのは、傲慢に過ぎる。だからフランス語の専門家は嫌いだ(元フランス語専攻学生の嘆き)。
とは言え、この本がマルレーヌ・ジョベール(あの『雨の訪問者』のヒロインですね)の主役、セバスチャン・ジャプリゾ脚色で映画化されていることは知らなかった。訳者が酷評しているが、見ていない人間にそんなことを言うな、解説で! とは言え日本未放映の映画だからどっちでもいいか。『いかれた女を殺せ』というこの訳者が勝手につけた未邦訳映画タイトルは、むしろ岡村孝的な訳のように思うんだけど。
なお、いずれにせよ、絶版で読まれる機会の薄い本書が広く紹介され、新たにマンシェットのファンを生み出すきっかけを作ってくれた訳者・版元の功績は大きい。これを機に、中条さん、どんどんマンシェットを翻訳できないのでしょうか? 版元が売れると判断してくれない限り難しいとは思うのだけれど、本というのは売れ行きだけの文化ではないのだからねえ。 -
Posted by ブクログ
文体が難しくて3~5割くらいしか分からなかった
特に、キリスト教に関する思想の箇所は何回も何回も読み直したけどさっぱりでした(それ以外の箇所も難しくて何度も読み返しました)
ペストでもコロナでも不条理で理不尽なことは生きてたら沢山あると思いますが
辛いことがあってもリュー医師みたいに淡々と向き合っていくしかないのかなぁと(それがこの話の教訓?)
オトン氏の息子の闘病シーンで、無垢な子供がペストに罹患するのは天罰なのか?という問いかけがあったと思うが、子供って言うほど無垢かなぁというのが正直な感想(解説に『ドイツ人の友への手紙』という作品の中で、戦争反対派だったカミュが一人の少年が銃殺されたというだけで戦争に参加する的なことが書いてあった)カミュは子供好きなのか、子供を神聖視しすぎているのか
あとミント味の飴のくだりでは、コロナ禍のとき龍角散が売り切れてたのを思い出しました笑(私も買いました)