中条省平のレビュー一覧

  • 肉体の悪魔

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    P189「御者は三度のキスを見たと思っただろうが、最初のキスが続いていたのだ。」

    残酷な愛。
    この未熟な精神と行動を、冷酷に分析し直して書いている姿を思い浮かべると不気味な感じがする、、、それともあえて客観的なのかしら。


    さすが光文社文庫は翻訳がうまいと思う。

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    2013年11月28日
  • 消しゴム

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    ロブ=グリエといえば、昔『去年マリエンバードで』は観た、
    が、その脚本を書いた人だという以外、知識なし、でも、
    某誌を捲っていて、この本の広告が目に留まったので購入。
    脚本も手掛けた人――という先入観のせいかどうか、
    小説なんだけど、何だか台本を読まされている気分だった(笑)
    いろんな人物が出てきて、時間が前後に行ったり来たり。
    構造主義だのヌーヴォー・ロマンだのと言われても難しいことはわからないけど、
    これは倒叙ミステリの一種かもしれない……ぐらいに考えて読んでいったら
    そこそこ面白かった。
    被害者と犯人が序盤で明らかにされており、
    探偵役がいかにして「正解」に辿り着くか、あるいは辿り着けな

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    2013年09月26日
  • 消しゴム

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    カフカを分かりやすくしようとするとこうなるのかなー。
    消しゴムのくだりは好き。
    これはこれでいいけど、解説が納得いかないな。
    安部公房や保坂和志がこの作品の影響を受けている?!うーん。

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    2013年08月27日
  • 肉体の悪魔

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    二十歳で夭折した20世紀フランスの小説家レイモン・ラディゲ(1903-1923)による、自伝的要素を含んだ処女小説、1923年。

    本作品の舞台が戦時下であると語るところから、物語は始まる。

    「僕はさまざまな非難を受けることになるだろう。でも、どうすればいい? 戦争の始まる何か月か前に十二歳だったことが、僕の落ち度だとでもいうのだろうか?」

    第一次大戦という、深甚な虚無に否応もなく曝された少年。時代が少年にも強いる精神の屈折。無邪気で在ることを許さない、屈折。

    それでもこの少年は、子どもじみた万能感から、自分が子どもであることを否定して成熟した大人であろうと、心理に於いても行動に

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    2013年08月28日
  • 愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える

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    精神病院に入院していたジュリーがある日アルトグという富豪の甥のベビーシッターになるが、殺し屋のトンプソンに誘拐される。ジュリーは子供を連れて必死の思いで脱出する。果たして2人は無事に逃げおおせることができるのか?というのが粗筋。特異なのはジュリーにしろアルトグにしろ殺し屋にしろ、どこか行動が狂っていて、もはや善悪の区別が付けられなくなっている点。一切の心情描写を省いた文体がそれを強調する。物語の展開や殺し合いの描写は極めて巧みでハードボイルドとしては傑作だと思う。個人的には主要な人物があまりにもあっけなく死んでしまい、その狂気から何かを読み取る前に物語が終わってしまった感があって少し物足りなか

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    2013年03月31日
  • 愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える

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    久しぶりに、バイオレンスな小説を読んだ気がします。なんというか、黒社会を描いた80年代後半から90年代前半にかけての香港映画みたいな、もしくは今ほど有名になる前の三池崇史監督作品のVシネマというか。ある程度、物騒な話だろうとは思っていたものの、作品と著者に対しての予備知識を全く持たずに読んだので終盤は驚くばかりでした。かつてTV東京木曜夜9時に放映されていた映画のような、万人受けはしないけれど好きな人には病みつきになる魅力を持った作品だと思います。

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    2012年12月16日
  • マダム・エドワルダ/目玉の話

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     まだ、一歩踏み込んで感想を述べるにいたっていませんが、


     バタイユさんをもっといろんな角度から読んでみたくなりました。

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    2012年10月30日
  • マダム・エドワルダ/目玉の話

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    玉砕。話がよりわかりやすいのは目玉の方かと思いましたが、理解は出来かねます…
    てかよくそんなことおもいついたよね!の連続。

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    2012年08月29日
  • <ヴィジュアル版>ジョジョの奇妙な名言集 Part1~3

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    ありそでなかったジョジョ名言集。

    こういうのは、どんなに選りすぐってもファンからは文句が出るところですが、そこをあえてデザイン重視の本づくりにしたのはナイス。

    ネットで有名なあれやそれは重点的に収録されていたりするので、意外に「ワカっている」作り。

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    2012年04月24日
  • <ヴィジュアル版>ジョジョの奇妙な名言集 Part1~3

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    内容が想像していたよりもかなり薄くてがっかり。
    名言のチョイスは悪くないが、それをただ並べているだけ。
    カラーに関しても、名言を抜き出しているページは効果的でいいと思うが、原画のページの中途半端な色付けはいらない。

    が、表紙をはじめ、数点書き下ろしと思われる絵があるからそれだけで価値はある。
    それから各部の初めに単行本表紙を並べたものがあり、これは他になかったのでこうやって並べて見られるのはいい。

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    2012年04月22日
  • マダム・エドワルダ/目玉の話

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    「マダム・エドワルダ」の方はそうでもなかったですが、「目玉の話」の方はなんだか文体がしっくりきませんでした。解説のところにタイトルを「目玉の話」とした理由が説明されていますが、「確かにそうかもしれないけど…」という感じがしてあまり納得できませんでした。好みかもしれませんが。

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    2012年03月29日
  • 肉体の悪魔

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    超クールな15歳の少年が19歳の人妻マルタと不倫愛に陥る話。
    少年が肉体に溺れることもなく覚めた目で観察してるのが怖いところです。妻を信じてるジャックが不憫。

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    2011年08月31日
  • マンガの教養 読んでおきたい常識・必修の名作100

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    見開き1ページにつき1作の割合で、マンガが紹介されている。刹那的に楽しむだけではなく、系統的に知識として吸収していくとよりよい、という著者のスタンスで、知的な理解の仕方がベース。

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    2011年08月29日
  • マンガの教養 読んでおきたい常識・必修の名作100

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    マンガ好きを自負している自分だが、
    読んだことのあるマンガは10作程度。
    マンガの世界は奥が深い。

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    2011年01月30日
  • マダム・エドワルダ/目玉の話

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    繰り返される変態行為から一体何を読み取ったらいいのかわからない。自分はまだまだ未熟ってことなのか。でも理解したいとも思えない。「エロ」ってなんなんだろうなあ。

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    2011年12月01日