中条省平のレビュー一覧
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俄然、『ポーの一族』シリーズを読み返したくなる。
そして読んだことのない、『バルバラ異界』が気になる。Posted by ブクログ -
水木さんに対する愛が込められた一冊。読むべき一冊だと思う。
今まで戦争がテーマや舞台の作品にばかり注目してきたけれど、そうでない作品にも、やはり時代の風刺や反戦の思いが込められていることを知りました。もっと読みたいです。Posted by ブクログ -
幼少の頃、テレビで悪魔くんを観て、怖かった記憶があります。水木ワールドの深さを知ることができました!Posted by ブクログ
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カミュの「ペスト」を自分だけで読んでいたときには読み取れてなかった背景やメッセージが浮き彫りになる。100分de名著シリーズはほんとにいいですね、勉強になりました。Posted by ブクログ
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極限までのエロスへの追求と死の匂いが常に傍にあることで、物語全体に暗さと狂気を感じるまでの淫欲が漂っている。
神聖な存在である司祭を性で弄び殺すというところに、暗に神は死んだということを示すと同時に、今までの神の拠り所であった場所に、極限まで高めた全く異質なものをぶっ込もうとする意欲を感じる。Posted by ブクログ -
男性名詞や女性名詞、発音など難しいフランス語ができるように思わせてくれます。ページ数も少ないので読みやすいです。Posted by ブクログ
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小説家志望の読者向けに、章毎に題材となる小説を選び、小説の引用をしながら、丁寧に小説表現の説明をしている。
なるほど、こういう視点で読むと小説の奥深さがよく分かるのだな。という指摘が多々。
なるほどと思ったフレーズは以下。
・説明や描写ではなく、アクションで示す。
・小説家は会話を巧みに書く能力が...続きを読むPosted by ブクログ -
ポスト構造主義が流行った時によく聞かれたバタイユ。思想家だと思っていた本が「古典新訳」で出ているではないか。背表紙には「・・・あからさまな変態行為を描いた・・・」の紹介文。むむむ
・・・これはただのエロ話ではないのは感じるが、しかしどのように読んだらいいのだろう。汗。異様な迫力に圧され完全に消化不...続きを読むPosted by ブクログ