夢枕獏のレビュー一覧

  • 混沌の城(下)

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    ネタバレ

    エログロ描写にオドオドしながらも上下巻一気読み!
    バトルもの小説としてめちゃくちゃに面白かった
    敵も味方もキャラ立ちまくりで読んでて楽しい

    ……なんだけど…これ途中だよねえ…
    第一章完くらいな感じ
    続き読みたいけど、もう20年以上経ってるみたいだしねえ…
    残念

    個人的には左門推しなんだけど、正体分からんままだな
    主人公武蔵の生い立ちも、本当の能力もまだちゃんとは明かされてないし

    ていうか、幻夜斎は…?
    魔王信長は?
    片桐良いキャラだな…とか

    続き読みたい…

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    2021年05月03日
  • 獅子の門6 雲竜編

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    主要人物の闘いが続くためか、魂の闘いばかりになってしまった。闘いにちょっとメリハリが欲しいかな。
    後2巻。どういう結末を用意しているのか?

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    2021年04月27日
  • シナン(下)

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    セリミエ・ジャーミーやスレイマニエ・ジャーミーを見に行きたくなる。
    あとコーヒーが飲みたくなる。
    チューリップを植えたくなる。
    章の間に入る詩が良い感じ。
    読後感も良い感じ。
    塩野七生の『小説 イタリア・ルネッサンス』と合わせて読むと面白い。

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    2021年04月18日
  • シナン(上)

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    奇しくも、先日読んだ塩野七生の『小説 イタリア・ルネサンス』と同時代。
    塩野七海の方は、ヴェネツィア視点の話で、こちらはオスマン視点で面白かった。
    スレイマンが、イブラヒムが、ミケランジェロにアルヴィーゼが!もう、奇跡の時代。
    世の理について何か一本通っている話。

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    2021年04月16日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    人が普通に生活できない領域へ踏み込むこと、そこに依存していった男たちの物語。
    高山でのしんどさ、限界を迎えた人間の心理描写が秀逸。
    ●気に入ったフレーズ
    人は両手に荷物を持っていたもうそれ以上は持てない。いったん両手の荷物を捨てなければ次の荷物を抱えられないからね。

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    2021年04月04日
  • 獅子の門3 青竜編

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    いよいよ主要人物達の強さを求めるぶつかり合いが始まった。副題に則れば四神の凄惨な闘いのオープニングにあたる巻でルール無用の強さの頂点を目指す。
    それぞれが誰かに対する勝利の渇望を秘めて次巻へと進んでいく。

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    2021年04月04日
  • 獅子の門2 玄武編

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    群狼編で登場した人物が強さに憧れ、進んでいく
    姿を描いた玄武編。
    強さへの渇望による闘い(ケンカ)とSEXがすべての
    シリーズだ。
    このシリーズはあきらかに夢枕獏の趣味で描かれたものであると感じた。

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    2021年03月29日
  • ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録

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     星5つでもよいのだが、「音無しの剣」の術理が明かされる下巻はさらに面白いはず。星4つにとどめておく。
     史実に詳しい者なら、近藤・土方・沖田が本作で死ぬことはないと解りきっている。だったら、架空の剣豪と刃を交えても安心していられるかというと、ハラハラさせてくれる夢枕獏の筆力。
     新選組ファンにとってバイブルと言える司馬遼太郎『燃えよ剣』。本作の沖田総司は、司馬版に殺人嗜好症を加味したような残念な奴。あと一歩で半村良『産霊山秘録』の沖田になってしまう。
     大好きな土方歳三が活躍するのは嬉しいが、「丈六尺に近い」というのはどうだろう。実際は170前後ではないか。

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    2021年02月18日
  • 神々の山嶺 下

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    ネタバレ

    あらゆるものを犠牲にし、とてつもない時間かけて準備して山に挑む羽生の姿がすごい。
    極寒の絶壁で羽生の筋肉が熱をもって、迷うことなく登っていくみたいな表現があって、これはもう神の領域だなと思った。それだけ神聖な状態になった人間に圧倒されさた。これは神になろうとした男の物語だった。

    途中ちょっとついていけなくなるくらいの自問自答シーンに戸惑ったり、予想通りのラストに苦笑いしたりだったけど…
    それをひっくるめてもお釣りがくるくらいの熱量の物語だった。

    0
    2021年01月12日
  • 神々の山嶺 上

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    2021年最初の一冊にふさわしい良作。

    深町の平凡な人生に納得できない葛藤
    羽生丈二の山にかける熱い想いや挫折
    ジョージマロリーのエヴェレスト登山の謎

    色々な要素が詰まっていて読み応え抜群。
    カトマンズという異国の地が主な舞台となっているのも個人的には旅の情緒があってよい。

    平凡な人生を特別なものにしてくれる、自分は周囲の人とは違う、生きている実感を山は与えてくれる…
    深町のマロリーの写真にすがる気持ちや羽生の生き様にそんな人間のうちに秘めた欲望を読み取った。
    だからといって全く平凡な人生を送っている自分は山へ気持ちがいかない。自分では考えられないからこそ
    ここまで山に取り憑かれた男たち

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    2021年01月04日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    17年かけて描いた作品をこの1か月足らずで読み終えた。天平から平安に至るこの時代の中国と日本の交流があったからこそ生まれるこの物語にワクワクして読み進められた。

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    2020年12月13日
  • 大江戸恐龍伝 六

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    キングコング。
    まあこんな感じのバッドエンドしかないかな?と思いきや、最後でちょっとハッピーエンドでよかったよかった。
    春信いた!

    0
    2020年12月07日
  • 大江戸恐龍伝 五

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    ニルヤカナヤ編終了。ハラハラドキドキの冒険もの。
    めでたしめでたしで終わってもよさそうで、終わらない。
    連れてこられた饕餮が不憫。あと春信はどうなった?動物好きとしてはその辺が気になる。

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    2020年12月03日
  • 餓狼伝 the Bound Volume.1 【合本版】

    購入済み

    漫画版餓狼伝を読み、原作に興味が出てきたので購入。
    丹波文七だけでなく他の登場人物全員の、戦闘描写、心理描写が多いので感情移入して読めました。
    漫画版ではあっさり終わった丹波VS梶原戦でしたが、原作では深い闘いが繰り広げられてとても面白かったです。

    何よりスッキリとした文章なので、格闘技に詳しくなくても読みやすい。

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    2020年12月02日
  • 大江戸恐龍伝 四

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    ネタバレ

    前半沖縄編、後半インディージョーンズ。
    少年漫画のノリだが、徐福伝説などのちりばめ方が凄い。博識。

    0
    2020年12月11日
  • 大江戸恐龍伝 二

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    才能がありすぎるのもなんだか悲しい。
    源内のもどかしさをひしひしと感じる。
    龍伝説にニルヤカナヤ、更には太閤様が絡んできて内容は一見荒唐無稽だが、そう感じさせない情報量とストーリー展開の巧さ。

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    2020年11月19日
  • 大江戸恐龍伝 一

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    出オチ的で無茶なタイトルだが、今のところわりと普通な歴史フィクション。
    最初ちょっとジュラシックパーク。
    小さなエピソードが連なり、歴史的な事柄がちょこちょこ入る。ところどころ獏さんっぽいが、まるで司馬遼太郎を読んでいるよう。
    まだ話は動かず、人物の顔合わせといったところ。

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    2020年11月12日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    山に取り憑かれた男が、未達の無酸素単独南西壁に挑む迄の流れを丁寧に作り込み、エヴェレストに対する登山家の憧れ恐れが良く分かります。そして、圧倒的で緻密な描写でエヴェレストの迫力が伝わり、その尋常では無い過酷で死と隣り合わせの登山を読みながら体験する事が出来ました。
    ジャンル問わずお勧め出来ます。

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    2020年11月07日
  • 上弦の月を喰べる獅子(上)

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    現代の話とと少し昔の話が交差し混じり、謎の世界へ。
    螺旋、進化、禅問答。圧倒的蘊蓄量。
    とにかくうまく説明できない内容。
    日本SF大賞。でもこれはSFなのか?

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    2020年10月24日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

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    もう『陰陽師』のパラレル・ワールドもしくはこのお話の空海&橘逸勢ペアが後の夢枕版:安倍晴明&源博雅ペアの前世と考えて読むことにしました。そうしたら、どうして同じような話なんだろう…という邪念が消えて、素直に楽しめるようになりました(笑)

    この巻はそれなりに話が動いたのでクライマックスへ向かってのワクワク感がありました。高力士さんから阿倍仲麻呂さんへの「手紙」がもったいぶっていた感はありましたが…。

    密教の話は、晴明さんが博雅さんに話す「呪」の本質と同様わかったようなわからないような感じだったけれど、なんとなく普段感じない角度から「人生」を考える「種」がもらえたような気がしたかな。般若心経の

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    2020年10月06日