夢枕獏のレビュー一覧

  • 神々の山嶺 下

    Posted by ブクログ

    やっとよみました。上下巻の感想です。
    漫画の方を読みたいなと思って数年たってしまい、結局読んだのは小説の方。有名なだけあって面白くないわけはない。これだけ長いのに漫画のようにするすると読めてしまった。

    ひとつ気になったのは女絡みの話が多いこと。
    山の話をわざわざ手に取る以上、山に人生を捧げた狂った人間の話が一途に読みたいところ。
    主人公がやたらと別れた女や新しい女に言及していてうんざりしてしまった。女々しい。。。羽生との対比が際立つにしても、もう少し主人公には格好良くあってほしかった。

    特に誘拐とか現地妻とかそのあたりの話はいらなかったなぁというのが、恋愛ものが苦手な自分の率直な意見である

    0
    2021年11月10日
  • 獅子の門8 鬼神編

    Posted by ブクログ

    夢漠の大作「獅子の門」を読み終えた。
    作者自身が一番楽しんだんだろうと感じられる、
    まさしく趣味で書かれた小説だろう。
    最後のメインヒーローとダークヒーローの闘いは結末も含めて楽しませてもらった。
    ストーリーとしては読者を選別するだろうが、男なら何故か惹かれる単純だけど骨太な小説だった。

    0
    2021年05月28日
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳小説集

    Posted by ブクログ

    『神々の山嶺』のスピンオフ本。
    とのことですが、私は『神々の山嶺』読んでません。でも問題なく読めました。
    山に纏わる8編の短編集。

    ガッツリ登山の本。って訳ではなく、山に因んだホラーだったりファンタジーだったり、ダークだったりちょっと恋愛モノだったり。色々なテイストが読める一冊でした。山も日本だけでなく海外の山も出てきます。

    これ読んで逆に『山々の山嶺』読みたいな、と思ってます。

    0
    2021年05月09日
  • 小説 ゆうえんち -バキ外伝- 1

    Posted by ブクログ

    週刊チャンピオンで連載中の小説バキ外伝「ゆうえんち」。

    主人公は葛木無門。あの柳龍光を師匠の仇という少年。時系列はバキの最強死刑囚編の前なので、柳を捕まえた少年ということですね。
    いろいろと、バキの登場人物との関わりがあったり、夢枕獏の小説の登場人物が出てきたりと、板垣恵介&夢枕獏の世界を重ね合わせて煮詰めていく様子です。

    無門の素性に驚き、師匠である松本太山の素性にまた驚く。
    克己の兄という無門。こずえの父親だという太山。いやいや、好き勝手やらしてもらっているなぁ、という感じです。漫画版餓狼伝の方も、好き勝手やらしているので、お互いにどうぞどうぞ、なのでしょう。

    刃牙とこずえが

    0
    2021年05月05日
  • 混沌の城(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エログロ描写にオドオドしながらも上下巻一気読み!
    バトルもの小説としてめちゃくちゃに面白かった
    敵も味方もキャラ立ちまくりで読んでて楽しい

    ……なんだけど…これ途中だよねえ…
    第一章完くらいな感じ
    続き読みたいけど、もう20年以上経ってるみたいだしねえ…
    残念

    個人的には左門推しなんだけど、正体分からんままだな
    主人公武蔵の生い立ちも、本当の能力もまだちゃんとは明かされてないし

    ていうか、幻夜斎は…?
    魔王信長は?
    片桐良いキャラだな…とか

    続き読みたい…

    0
    2021年05月03日
  • 獅子の門6 雲竜編

    Posted by ブクログ

    主要人物の闘いが続くためか、魂の闘いばかりになってしまった。闘いにちょっとメリハリが欲しいかな。
    後2巻。どういう結末を用意しているのか?

    0
    2021年04月27日
  • シナン(下)

    Posted by ブクログ

    セリミエ・ジャーミーやスレイマニエ・ジャーミーを見に行きたくなる。
    あとコーヒーが飲みたくなる。
    チューリップを植えたくなる。
    章の間に入る詩が良い感じ。
    読後感も良い感じ。
    塩野七生の『小説 イタリア・ルネッサンス』と合わせて読むと面白い。

    0
    2021年04月18日
  • シナン(上)

    Posted by ブクログ

    奇しくも、先日読んだ塩野七生の『小説 イタリア・ルネサンス』と同時代。
    塩野七海の方は、ヴェネツィア視点の話で、こちらはオスマン視点で面白かった。
    スレイマンが、イブラヒムが、ミケランジェロにアルヴィーゼが!もう、奇跡の時代。
    世の理について何か一本通っている話。

    0
    2021年04月16日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

    Posted by ブクログ

    人が普通に生活できない領域へ踏み込むこと、そこに依存していった男たちの物語。
    高山でのしんどさ、限界を迎えた人間の心理描写が秀逸。
    ●気に入ったフレーズ
    人は両手に荷物を持っていたもうそれ以上は持てない。いったん両手の荷物を捨てなければ次の荷物を抱えられないからね。

    0
    2021年04月04日
  • 獅子の門3 青竜編

    Posted by ブクログ

    いよいよ主要人物達の強さを求めるぶつかり合いが始まった。副題に則れば四神の凄惨な闘いのオープニングにあたる巻でルール無用の強さの頂点を目指す。
    それぞれが誰かに対する勝利の渇望を秘めて次巻へと進んでいく。

    0
    2021年04月04日
  • 獅子の門2 玄武編

    Posted by ブクログ

    群狼編で登場した人物が強さに憧れ、進んでいく
    姿を描いた玄武編。
    強さへの渇望による闘い(ケンカ)とSEXがすべての
    シリーズだ。
    このシリーズはあきらかに夢枕獏の趣味で描かれたものであると感じた。

    0
    2021年03月29日
  • ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録

    Posted by ブクログ

     星5つでもよいのだが、「音無しの剣」の術理が明かされる下巻はさらに面白いはず。星4つにとどめておく。
     史実に詳しい者なら、近藤・土方・沖田が本作で死ぬことはないと解りきっている。だったら、架空の剣豪と刃を交えても安心していられるかというと、ハラハラさせてくれる夢枕獏の筆力。
     新選組ファンにとってバイブルと言える司馬遼太郎『燃えよ剣』。本作の沖田総司は、司馬版に殺人嗜好症を加味したような残念な奴。あと一歩で半村良『産霊山秘録』の沖田になってしまう。
     大好きな土方歳三が活躍するのは嬉しいが、「丈六尺に近い」というのはどうだろう。実際は170前後ではないか。

    0
    2021年02月18日
  • 神々の山嶺 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あらゆるものを犠牲にし、とてつもない時間かけて準備して山に挑む羽生の姿がすごい。
    極寒の絶壁で羽生の筋肉が熱をもって、迷うことなく登っていくみたいな表現があって、これはもう神の領域だなと思った。それだけ神聖な状態になった人間に圧倒されさた。これは神になろうとした男の物語だった。

    途中ちょっとついていけなくなるくらいの自問自答シーンに戸惑ったり、予想通りのラストに苦笑いしたりだったけど…
    それをひっくるめてもお釣りがくるくらいの熱量の物語だった。

    0
    2021年01月12日
  • 神々の山嶺 上

    Posted by ブクログ

    2021年最初の一冊にふさわしい良作。

    深町の平凡な人生に納得できない葛藤
    羽生丈二の山にかける熱い想いや挫折
    ジョージマロリーのエヴェレスト登山の謎

    色々な要素が詰まっていて読み応え抜群。
    カトマンズという異国の地が主な舞台となっているのも個人的には旅の情緒があってよい。

    平凡な人生を特別なものにしてくれる、自分は周囲の人とは違う、生きている実感を山は与えてくれる…
    深町のマロリーの写真にすがる気持ちや羽生の生き様にそんな人間のうちに秘めた欲望を読み取った。
    だからといって全く平凡な人生を送っている自分は山へ気持ちがいかない。自分では考えられないからこそ
    ここまで山に取り憑かれた男たち

    0
    2021年01月04日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

    Posted by ブクログ

    17年かけて描いた作品をこの1か月足らずで読み終えた。天平から平安に至るこの時代の中国と日本の交流があったからこそ生まれるこの物語にワクワクして読み進められた。

    0
    2020年12月13日
  • 大江戸恐龍伝 六

    Posted by ブクログ

    キングコング。
    まあこんな感じのバッドエンドしかないかな?と思いきや、最後でちょっとハッピーエンドでよかったよかった。
    春信いた!

    0
    2020年12月07日
  • 大江戸恐龍伝 五

    Posted by ブクログ

    ニルヤカナヤ編終了。ハラハラドキドキの冒険もの。
    めでたしめでたしで終わってもよさそうで、終わらない。
    連れてこられた饕餮が不憫。あと春信はどうなった?動物好きとしてはその辺が気になる。

    0
    2020年12月03日
  • 餓狼伝 the Bound Volume.1 【合本版】

    購入済み

    漫画版餓狼伝を読み、原作に興味が出てきたので購入。
    丹波文七だけでなく他の登場人物全員の、戦闘描写、心理描写が多いので感情移入して読めました。
    漫画版ではあっさり終わった丹波VS梶原戦でしたが、原作では深い闘いが繰り広げられてとても面白かったです。

    何よりスッキリとした文章なので、格闘技に詳しくなくても読みやすい。

    0
    2020年12月02日
  • 大江戸恐龍伝 四

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半沖縄編、後半インディージョーンズ。
    少年漫画のノリだが、徐福伝説などのちりばめ方が凄い。博識。

    0
    2020年12月11日
  • 大江戸恐龍伝 二

    Posted by ブクログ

    才能がありすぎるのもなんだか悲しい。
    源内のもどかしさをひしひしと感じる。
    龍伝説にニルヤカナヤ、更には太閤様が絡んできて内容は一見荒唐無稽だが、そう感じさせない情報量とストーリー展開の巧さ。

    0
    2020年11月19日