夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師

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    安倍晴明と源博雅。妖のものが出てくる物語は数あれど、この二人が出会うだけで、こんなにも一つ一つの物語に血が通い、温かみを帯びるようになるとは、作者の慧眼に驚くばかりである。
    また、この二人以外の登場人物達も非常に人間的で魅力に溢れている。平安貴族が栄華を極めているこの時代に、貴族を高貴で輝かしいものとして描くのではなく、いち人間としての欲にまみれたものとして描いている。これがまた、物語に血を通わせている理由の一つでもあろう。

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    2026年07月06日
  • キマイラ(16) 呪殺変

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    やっと魔宮変の続きを読めた。呪殺変が再開して、昨年やっと終了したのを知っていたので、いつ発売されるか待っていた。最終巻の聖獣変が出版された後なので、続きがちゃんと出るか心配していた。あとがきによると、これからも作者が生きているかぎりは書いていくのだろう。次は煉獄変だ。
    今まで語られてきた過去の話が少しずつ繋がってきた。なんと、赤須子は現代まで生きているのか。雪蓮の一族、曹元深(能海寛)と一緒にいた真蓮の正体も驚きだった。今も生きているあの人物だったのかぁー。
    それぞれの対決がやはりおもしろい。大鳳とグリフィン、トゥントゥプとグリフィン、大鳳とアンドルッチャンと闘いは繰り広げられ、そこへ巫炎が空

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    2026年06月28日
  • 餓狼伝 3

    無料版購入済み

    スカッとする

    こういう単純に強さを求めて戦いまくるってのもいいですね。最近の目的や夢や、それを求める根拠をつらつらと内省する場面を見せられる(聞かされる)のもいいけど、自分も周りも犠牲にして、ただただ戦いまくるってのも気持ちがいい。とはいえ、巻き込まれる人達はいい迷惑ですね。

    #アツい #スカッとする

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    2026年06月13日
  • 神々の山嶺 下

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    夢枕獏節が随所に散りばめられている一冊です。
    マロリーの初登頂の証拠となるカメラの謎をテーマに、冬季単独無酸素初登頂に挑む主人公の熱量と執念が感じられました。
    山に挑む描写のリアリティや、ストーリーの構成で、ずっと楽しく読み続けられました。
    登山系の小説ではダントツに面白かったです。

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    2026年06月08日
  • 神々の山嶺 上

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    夢枕獏節が随所に散りばめられている一冊です。
    マロリーの初登頂の証拠となるカメラの謎をテーマに、冬季単独無酸素初登頂に挑む主人公の熱量と執念が感じられました。
    山に挑む描写のリアリティや、ストーリーの構成で、ずっと楽しく読み続けられました。
    登山系の小説ではダントツに面白かったです。

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    2026年06月08日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    心もち、ゆったりした気持ちになる読後感。

    何だか早足で日々を過ごしているような慌ただしい読書が直前にあったので、ペースを戻すために積読状態だった、この本を読んだ。

    晴明の庭を俯瞰し、晴明と博雅の酒の嗜みを眺め、2人の話を聴くように読む。この幸福感と満足感。深呼吸と同等の精神効果。

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    2026年05月30日
  • 神々の山嶺 下

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    ネタバレ

    読み応えたっぷり。
    最後の羽生と再開した時の食料の件とかは、伏線としてはいいけどフィクションみがちょっと強く感じる。フィクションなんやけどね。

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    2026年05月23日
  • 決定版 大江戸恐龍伝 三

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    全5巻の3冊目。

    いよいよ源内設計の大型船が完成。
    琉球に向けて出港する。

    冒険・謎解き・古の儀式。

    ロマン詰まった江戸活劇。
    堂々の折り返しです。

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    2026年05月10日
  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    ネタバレ

    3冊目!読めば読むほどはまるんだが!
    全部おもしろかったけど、ダントツで『迷神』が好き。道満出てくるんだぁ!!次に『這う鬼』が好きだった。
    まじで、面白くない話がない。

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    2026年04月26日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    ネタバレ

    え、好き。
    読めば読むほど好きになる。
    下衆法師の寒水翁かわいそうやったな。博雅が開けたんじゃんね笑
    晴明と博雅のやりとりが微笑ましい。こいつらずっと酒飲んでんな。

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    2026年04月23日
  • 陰陽師 1巻

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    最終巻まで既読

    そうそう、こういう感じだったんだよ〜
    原作の小説は読めてるものとそうでないものがあるけど、どっちを読んでも面白い!
    小説と漫画では霧ともやみたいな、似ているけどちょっと違う感じがする。漫画版の方が(表現が合ってるかは置いといて)おちゃらけてる雰囲気が個人的にはする。隅っこに書いてある文字とか

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    2026年04月23日
  • 陰陽師

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    人を喰ったような晴明と彼に翻弄されつつも興味津々で毎度難事件を持ってくる博雅の、シャーロックとワトソンのようなバディ感がとても良い。まだ未読で今更と思っている人、是非読んでほしい。

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    2026年04月22日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    陰陽師が読めるというこの幸せ。これこそ何十年も続く優雅で贅沢な私の時間だ。何もかも忘れ、清明と博雅の世界に浸る。

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    2026年04月18日
  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    1冊目を手に取ったのが運の尽きという感じ。読み出したら止められない…3冊目も楽しかったです。

    晴明の「博雅にそばにいてほしい」理由がちょっと分かった気がする。嫉妬や復讐、恨みなど人間の嫌なところが見え隠れする物語なのに、博雅は誰かが気に食わないって怒ったり、むやみに人を悪く言ったりしないし、器が大きいというか、すごく安心感がある。負の感情と対峙することが多い晴明だからこそ、博雅といるとホッとするんだろうな。

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    2026年04月05日
  • 陰陽師 玉兎ノ巻

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    過去に読んでいた。読後に同じ文庫本が見つかった。
    しかし、既読とは全く気づかなかった。内容をあまりに完全に忘れていたからだ。
    こんなに新鮮な気持ちで読めるなんて、驚愕の体験だ。

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    2026年04月03日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    ネタバレ

    久々に面白かった!!
    兼家wwwwだいたい、心当たりあるの笑う。
    あちちじゃなくてあちゃーな関白でしょうよ。
    ヒキが黄金運んでくるの思い浮かべてちょっとほっこり。
    陰陽不思議な世界から、純愛から愛憎悲しみまで、仲良しズットモの二人とともに堪能。

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    2026年03月21日
  • 決定版 大江戸恐龍伝 二

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    夢枕獏さんの作品では
    安倍晴明や空海が主人公の話を楽しく読んでいたわけだけれど、
    この作品の主人公の平賀源内がかなり抜き身の人間なところも、小学館版大江戸恐龍伝をいったんパスした理由だったかもな、と思った。

    晴明や空海はかなり浮世離れしている。
    比べて源内は欲もあるしずっと金に困っている。

    夢枕獏という大家が描く、抜き身の人間に、当時は逃げ腰だったかも。
    今なら受け止められる。
    このタイミングまでこの作品を読まずに置いておいてくれた自身にナイスを送ります。

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    2026年03月09日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    最初期の作品から一貫して2人の関係は変わらない。きっとどの巻から手に取っても面白く読めてしまう。
    短編集だからこその面白さがたくさん詰まっているが、ここらで長編にも再び戻ってみたくなった。

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    2026年03月03日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    すきー。
    面白かった。
    変わらないスタイルで、でも新しいキャラクター達も魅力的で。
    晴明と博雅が、二人で延々と酒盛りしててくれて構わないと思ってしまう。
    二人の一種哲学的?な会話が心地よくていつまでも読んでしまう。
    桜散る話と、カタリ爺の話が、お気に入り。

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    2026年02月27日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    1巻から急に18巻を手に取ってしまったのですが、
    1巻の後にNetflixのアニメを履修したので
    道満や露子姫が出てきてくれて高まりました!
    「梅道人」の男子二人の掛け合いが尊かったです…。
    合わせて、著者のインタビュー記事も読ませて頂き、
    うるうるしながら楽しませて頂きました…!
    道満の「殺生石」もお気に入り。

    平安の美しい四季の色と香りを堪能しながら、
    闇と対峙する一つ一つのお話が本当に面白い…。
    さすが大人気シリーズ…。集めていきたい…。
    40周年おめでとうございます…!

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    2026年02月23日