夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    いつも通りとっても心地よくて晴明がかっこよくて二人の関係がかわいくて好き。
    夏の描写がいいね。
    代わりに歌を詠んであげる鬼とか、ちょっとかわいい

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    2022年06月19日
  • キマイラ9

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    おもしろかった。ようやく中国での回想がおわった。キマイラの秘密も少しだけ見えてきた。キマイラ10もすでに購入済み。楽しみだ。

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    2022年06月10日
  • 天海の秘宝 下

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    夢枕獏『天海の秘宝 下』徳間文庫。

    本所深川に住むからくり師として法螺右衛門の異名を持つ堀河吉右衛門と天才剣士の病葉十三を主人公にした時代伝奇小説の下巻。

    下巻は時代伝奇小説から一転し、時代SF小説に……いや、本格SF小説に変貌するのだ。と、簡単に書いてしまったが、この予想外の展開には驚くばかりだった。

    堀河吉右衛門のからくりが大黒天のからくりと死闘を繰り広げる。そして、病葉十三は、怪僧・天海より100年の命を与えられた『新免武蔵』と対決する。

    『新免武蔵』の正体は……
    天海の秘宝とは……
    大黒天の正体とは……

    江戸の町を恐怖に陥れる強盗団『不知火』、謎の辻斬り『新免武蔵』、人の言葉

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    2022年06月09日
  • 天海の秘宝 上

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    夢枕獏『天海の秘宝 上』徳間文庫。

    本所深川に住むからくり師として法螺右衛門の異名を持つ堀河吉右衛門を主人公にした時代伝奇小説の上巻。

    法螺右衛門こと堀河吉右衛門が、畏友で天才剣士の病葉十三と共に怪異に立ち向かうという設定は『陰陽師』にも似ている。しかし、『陰陽師』とは異なり、活劇がある分、面白みが増している。

    謎が謎を呼ぶ上巻。下巻でこれらの謎をどう回収するのか非常に興味深い。

    堀河吉右衛門が病葉十三と共に江戸の町に出没する謎の辻斬り『新免武蔵』の正体を探るうちに二人の前に人の言葉を話す怪しい黒犬が現れ、二人の周囲で強盗団『不知火』が暗躍する。そんな中、吉右衛門の前に現れた謎の男、大

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    2022年06月09日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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     一応、小説ですが橘逸勢のキャラなどは別にして空海の足跡としてはかなり史実に基づいて書かれている秀逸な作品です。
     空海の凄さを知る上では楽しく読める(但し、文章量が多いのは覚悟して…)作品だと思います。

     龍海

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    2022年05月02日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    晴明と博雅の関係性が良い。
    現代で実写化するとしたらどの役者さんが良いか考えながら読むのも楽しいです。

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    2022年04月20日
  • 瀧夜叉姫 陰陽師絵草子 第三巻

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    あーもー、格好良い
    藤太さんムカデ退治の時も格好良かったけれど、人としても格好よすぎる…
    そして、何でも笛にしちゃう博雅さま(きゅうり、ふき)、博雅さまが笛を吹いているとつい寄ってしまう晴明、二人も可愛い。
    もうこの漫画が楽しみで仕方ない

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    2022年04月16日
  • 神々の山嶺 上

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    最近登山が趣味になり、本も有名なものを読んでみようと本書へ。
    夢枕獏先生の作品は格闘系の本も読んだことがあるが、それと同じでかなり面白かった。

    孤高の天才、一流の話はやはり引き込まれる。どんな分野でもその道を極める人の話は興味深い。登山をメインにしながら、登山史のミステリーや、その他登場人物の事件も同時進行で進んでいき、濃厚で一瞬で読んでしまった。

    エベレスト南西壁冬季無酸素単独登頂,鬼スラなど何度も口に出したくなるような、有名登山ワードが山ほど出てくるの点もすごくワクワクする。

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    2022年03月12日
  • 宿神 第三巻

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    夢枕獏『宿神 第三巻』徳間文庫。

    全四巻から成る大河歴史伝奇小説の第三巻。

    第三巻は、第二巻までの西行の色恋沙汰など平時としか見えぬ程に状況が一変する。大昔に読んだ平家物語の粗筋を思い出すような展開が続く。夢枕獏は残り一巻で何を見せてくれるのか。

    密かに西行を思い続けていた鰍の命が尽き、それを切っ掛けにしたかのように世の中は混迷を極める。朝廷、源氏と平家が相い乱れての大乱。

    権力や地位を巡り、争いや策略は何時の時代も変わらぬようだ。権力と地位を手にいれようと修羅と化した平清盛。そういう俗世からいち早く離脱した西行は最後に何を見るのか。

    本体価格780円
    ★★★★★

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    2022年02月15日
  • 宿神 第二巻

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    夢枕獏『宿神 第二巻』徳間文庫。

    全四巻から成る大河歴史伝奇小説の第二巻。四巻全て刊行されてからイッキ読みするつもりで読み始めた。

    面白くなって来た。タイトルの『宿神』とは冒頭の描写からそういうことかと少し理解する。呪師の申と妹の鰍こと玉藻が物語の鍵を握るようだ。宿の神、翁、魔多羅神……

    万物に宿るとされる神々。人間の人生は様々な物と事、自然や人に影響され、思わぬ方向に向かう。それをまた機微と受け入れるのか、諦めるのか、あがらうのかでその先の人生の価値が決まるのだと思う。

    女院・璋子に心を奪われた義清は叶わぬ恋と知りながら、感情の全てを女院に支配される。しかし、女院にこの恋を諦めること

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    2022年02月15日
  • 餓狼伝 3

    購入済み

    丹波文七と藤巻十三のダブル主人公みたいな感じで進んでいくのか?
    刃牙もそうだけどサブキャラも1人1人が濃くて魅力的。

    #アツい #カッコいい #アガる

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    2022年02月11日
  • 餓狼伝 2

    購入済み

    キャラが続々出てきて話が本格的に動き出してる。
    松尾象山の強キャラ感がビンビン伝わってくる、絵の圧が凄い。

    #アガる #アツい #カッコいい

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    2022年02月11日
  • 餓狼伝 1

    購入済み

    作画はグラップラー刃牙の板垣啓介先生ですが、原作がついてるので刃牙よりは若干リアル寄り。
    文七の食事シーンは全然良い物食べてないのにやけにおいしそうに見える。

    #アガる #アツい #カッコいい

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    2022年02月11日
  • 小説 ゆうえんち -バキ外伝- 5

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    夢枕獏『小説 ゆうえんち バキ外伝 5』秋田書店。

    ついに完結。夢枕獏が様々な制約を物ともせず本気で描く、板垣恵介の『バキ』と夢枕獏の『獅子の門』『餓狼伝』『キマイラ』『魔獣狩り』の渾然一体となった夢の格闘技世界の第5巻。

    非常に面白い。冒頭から葛城無門と柳龍光とのアドレナリン全開の『死合』が描かれる。夢枕獏の格闘技小説の集大成のように次々と過去の作品に登場した技が描かれる。そして、師匠・松本大山を殺した柳龍光との激闘の後、葛城無門の前に立ち塞がる『ゆうえんち』の主催者・蘭陵王。太古から続いて来た、終わらことのない格闘の輪廻。

    タケミカヅチ……

    凄いのは夢枕獏が足掛け4年に亘り、リンパ

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    2022年02月10日
  • 陰陽師 9巻

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    晴明と真葛の関係のじれったさに萌えさせていただきました!晴明が内裏の様子をリモートで観察している様子とか、読者に普通に伝わるのすごい。

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    2022年01月08日
  • JAGAE 織田信長伝奇行

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    信長と飛び加藤、二人の命がけを楽しむ生き様そして至愛を語り合うかのようなその死に様。人間五十年、信長のように華麗に、飛び加藤のように優雅に生きられたら・・・。

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    2022年01月12日
  • JAGAE 織田信長伝奇行

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    ネタバレ

    これまでどれだけの作品に登場したか、日本歴史上の人物最多登場でも驚かない。織田信長である。もちろん変換候補一発変換である。そして、ここまできて夢枕獏が織田信長を書いたのである。ところで、「であるか」っていう信長語は、いったいいつから定着したんだろう。とりあえず、本書内でも言ってる。「であるか」
    主人公は言わずと知れた超リアリスト信長。
    登場する信長は特に目新しい人物設定はない。他、武将たちも従来のイメージだ。
    しかし、夢枕獏の描く歴史物にある雅な雰囲気があり、苛烈でありながらも美しくある。
    対するもう1人の主人公飛び加藤。こちらは想像上の人物で講談などに登場する不思議超人。忍者だったり、果心居

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    2021年12月11日
  • キマイラ6

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    おもしろい。アクションシーンなど、見えるわけではないが、それでも興奮を持って読んでしまう。登場人物がどんどん増えて複雑化していくが、この先どこまでいくのだろうか?

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    2021年12月11日
  • 神々の山嶺 下

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    全ての物事がその人の人生を描いていて

    その人の誇りと持っているもの、持ちたかったもの、得たもの、得られなかったもの
    全てが心に突き刺さった

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    2021年12月07日
  • 神々の山嶺 上

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    漫画から入ったので、大まかなストーリーは知っていた
    でも、やはり文章にするとその重みが違うなと感じた

    一人の男の、孤独で意地で、夢が詰まっていた

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    2021年12月07日