夢枕獏のレビュー一覧
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平安京の秘事と女の悲恋の怨念
何時も晴明と博雅の会話は堂々巡りでまどろっこしいですが、酒と肴の会話は見ていて飲みたくなります。
平安京の秘事の説明は結構難しく「応天の門」に登場する藤原基経の話になり、悪鬼悪霊が横行する理由が解る‼
鬼と化した女の悲恋の怨念と、菅原道真迄登場し呪文による鬼の調伏物語と、不思議な童子を描く天邪鬼の物語。
とにかく耽美妖艶で美麗な作画にウットリします!
晴明は線が細くどちらかと言うと女っぽく変に色気がある美形で、博雅はサッパリした男らしい美形で楽しめます!
表情の描写が素晴らしく、平安時代の男性の衣装はとても魅力的です! -
Posted by ブクログ
夢枕獏『黒い陰陽師』文春文庫。
『陰陽師』シリーズ史上、最もダークな陰陽師である蘆屋道満を主人公にした短編集。10編を収録。
『陰陽師』シリーズは『瀧夜叉姫』辺りまでしか読んでいない。夢枕獏の小説自体は好きなので、『陰陽師』シリーズの新刊が刊行される度に横目で見ていた。
自分は想像力が乏しいせいか、高校時代から日本史や世界史が苦手で、どうも安倍晴明の頃の時代小説というのが苦手なのだ。
安倍晴明よりも歳上で、陰陽師の腕は同等と言う蘆屋道満。安倍晴明が清流であるならば、蘆屋道満は濁流と全くの正反対なのである。陰と陽、表と裏、男と女、明と暗、世の中は全て二律背反で成り立っているのだ。陰陽師の -
Posted by ブクログ
やっと魔宮変の続きを読めた。呪殺変が再開して、昨年やっと終了したのを知っていたので、いつ発売されるか待っていた。最終巻の聖獣変が出版された後なので、続きがちゃんと出るか心配していた。あとがきによると、これからも作者が生きているかぎりは書いていくのだろう。次は煉獄変だ。
今まで語られてきた過去の話が少しずつ繋がってきた。なんと、赤須子は現代まで生きているのか。雪蓮の一族、曹元深(能海寛)と一緒にいた真蓮の正体も驚きだった。今も生きているあの人物だったのかぁー。
それぞれの対決がやはりおもしろい。大鳳とグリフィン、トゥントゥプとグリフィン、大鳳とアンドルッチャンと闘いは繰り広げられ、そこへ巫炎が空