夢枕獏のレビュー一覧

  • キマイラ13 堕天使変

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    この巻も面白かった。主要登場人物の秘密がだんだんと明らかになってくる。それは、うれしいことなのだけれど、同時に物語の終わりの兆しが見えてくることでもある。ずっと読み続けたいと思わずにはいられない。

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    2022年11月23日
  • キマイラ12 曼陀羅変

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    この巻は、特に面白かった。一気に読んでしまった。それが、もったいないと思えるほど面白かった。夢枕獏さんがうまいのは、話が大きく広がるかと思うと、小さな事柄の理由を丁寧に描く所。ハリウッドの映画のようにただ広げてどこへ行くかわからない? というようにしない所。

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    2022年10月24日
  • 混沌の城 上

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    夢枕獏『混沌の城 上』徳間文庫。

    SF伝奇大河小説の上巻。

    序章に秀吉や信長が登場したかと思えば、本編に入るや武蔵までが登場する。しかし、奇怪なことに武蔵はスニーカーを履き、刀を振るうのだ。そうか、この武蔵は宮本武蔵ではないのか……

    物語の全容が少しずつ見えて来る。

    流石は夢枕獏。面白い。

    西暦2012年に起きた異変により文明社会は崩壊。世界中に大地震が発生、あらゆる大陸が移動し、月が地球に近付き始めた。その原因は信長が手に入れることの出来なかった螺力にあり、螺力を手にした壬生幻夜斎と金沢城の皇王は螺力を独り占めしようと怪しげな動きを見せる。

    2155年、邪淫の妖蟲に妻と父を犯され

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    2022年10月13日
  • 神々の山嶺 下

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    当方、この作家の小説を初めて読んだように思うのですが、畢竟の傑作ではないかと思います。
    小説に詩の感性も加わった、何とも日本の小説という気がします。とにかく熱さ満載で、これは読んどかんとあかんでしょう、と思います。逆にこれ以上の作品がこの作家に書けるのかな?と思う位です。

    (追記)
    すいません、この作家の小説、1冊読んでました。完全に忘却の彼方です。。。

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    2022年10月08日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 1

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    夢枕獏、藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち バキ外伝 1』秋田書店。

    先頃、全5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。

    小説版は既読なのでストーリーは知っているが面白い。果たして、小説版とは違うサプライズな展開はあるのか。

    主人公はあくまでも葛城無門なのだが、全身が真っ黒の久我重明は魅力的。久我重明のえげつない闘いが漫画でじっくり見られる幸せよ。

    本体価格630円
    ★★★★★

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    2022年09月08日
  • 新装版 風果つる街

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    真剣師
     それは、日本将棋連盟に属さない、一方の将棋のプロ。

    まぁ、日本将棋連盟に属してるプロが日向なら、真剣師は、日陰かな。

    自分の腕だけで生きていくのは、同じやけど、街の将棋するとこで、お金かけて勝負する。何か、雀荘とかにいる麻雀のプロみたいなのと被さる気がする。

    何にも囚われずに、自分の腕だけを頼りに生きていく…
    誰でも一度は、憧れるけど、ホンマにやるの?っとなるとね^^;
    勝てばリッチに、負ければ浮浪者やし…

    野宿も厭わず、自分の自由だけ…
    「勤めを捨て、妻を捨て、子を捨て、ただの風となって流れてゆく」
    …ええなぁ〜
    どうしよ〜?

    って悩む前に、そんな腕がないんで、それ以前の

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    2022年09月03日
  • 陰陽師 玉兎ノ巻

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    ずっと読んでるシリーズ。
    いつも新しいようでいつも懐かしいような、晴明と博雅のやりとりがよかったです。季節の風景の描写がいつも綺麗なんだよなぁ。
    道満がただ酒を飲んでいる姿も緩やかでよかった。

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    2022年08月18日
  • 神々の山嶺 下

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    圧倒的スケールまるで自分が体験してるかのごとく伝わってくる。山のことは何にもわからないのに、寒さや怖さ幻聴や幻覚全てが自分のごとくやってくる。
    素晴らしい本だった。

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    2022年07月20日
  • キマイラ22 望郷変

    購入済み

    さらわれた深雪を追う大鳳は潜入先で菊地と再会する。同じ頃、龍王院弘は宿敵ボックと対峙していた。
    ドラゴンボールなどでおなじみの“気”を放つ技、鬼勁を会得した弘に典善が“溜め”が必要な鬼勁を捨て肉を持って打てと諭す場面が良かったです。
    第四章では狂仏ツォギェルが師より聞いたキマイラと外法図の物語が語られます。

    #深い #ドキドキハラハラ #アツい

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    2022年07月19日
  • 神々の山嶺 下

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    山登りも人生も同じなんだなとつくづく思う。

    なんのために登ってるのか?ってなんのために生きてるのかって明確な答えは持ち合わせていないけど、山登りなら登頂を目指すし、何かしららの目標とかに向かって突き進んで行くだけで、それを達成してもまた次の目標を追いかけるだけで、それは与えられるものではなく自らが掴みにいくものなんだなと。そしてそれで死んでしまってもそのときに何の途上にいるのかがすごく重要であり、自分の人生を悔いなく生きたと言えるんだなと。

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    2022年07月18日
  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    いつも通りとっても心地よくて晴明がかっこよくて二人の関係がかわいくて好き。
    夏の描写がいいね。
    代わりに歌を詠んであげる鬼とか、ちょっとかわいい

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    2022年06月19日
  • キマイラ9

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    おもしろかった。ようやく中国での回想がおわった。キマイラの秘密も少しだけ見えてきた。キマイラ10もすでに購入済み。楽しみだ。

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    2022年06月10日
  • 天海の秘宝 下

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    夢枕獏『天海の秘宝 下』徳間文庫。

    本所深川に住むからくり師として法螺右衛門の異名を持つ堀河吉右衛門と天才剣士の病葉十三を主人公にした時代伝奇小説の下巻。

    下巻は時代伝奇小説から一転し、時代SF小説に……いや、本格SF小説に変貌するのだ。と、簡単に書いてしまったが、この予想外の展開には驚くばかりだった。

    堀河吉右衛門のからくりが大黒天のからくりと死闘を繰り広げる。そして、病葉十三は、怪僧・天海より100年の命を与えられた『新免武蔵』と対決する。

    『新免武蔵』の正体は……
    天海の秘宝とは……
    大黒天の正体とは……

    江戸の町を恐怖に陥れる強盗団『不知火』、謎の辻斬り『新免武蔵』、人の言葉

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    2022年06月09日
  • 天海の秘宝 上

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    夢枕獏『天海の秘宝 上』徳間文庫。

    本所深川に住むからくり師として法螺右衛門の異名を持つ堀河吉右衛門を主人公にした時代伝奇小説の上巻。

    法螺右衛門こと堀河吉右衛門が、畏友で天才剣士の病葉十三と共に怪異に立ち向かうという設定は『陰陽師』にも似ている。しかし、『陰陽師』とは異なり、活劇がある分、面白みが増している。

    謎が謎を呼ぶ上巻。下巻でこれらの謎をどう回収するのか非常に興味深い。

    堀河吉右衛門が病葉十三と共に江戸の町に出没する謎の辻斬り『新免武蔵』の正体を探るうちに二人の前に人の言葉を話す怪しい黒犬が現れ、二人の周囲で強盗団『不知火』が暗躍する。そんな中、吉右衛門の前に現れた謎の男、大

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    2022年06月09日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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     一応、小説ですが橘逸勢のキャラなどは別にして空海の足跡としてはかなり史実に基づいて書かれている秀逸な作品です。
     空海の凄さを知る上では楽しく読める(但し、文章量が多いのは覚悟して…)作品だと思います。

     龍海

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    2022年05月02日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    晴明と博雅の関係性が良い。
    現代で実写化するとしたらどの役者さんが良いか考えながら読むのも楽しいです。

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    2022年04月20日
  • 瀧夜叉姫 陰陽師絵草子 第三巻

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    あーもー、格好良い
    藤太さんムカデ退治の時も格好良かったけれど、人としても格好よすぎる…
    そして、何でも笛にしちゃう博雅さま(きゅうり、ふき)、博雅さまが笛を吹いているとつい寄ってしまう晴明、二人も可愛い。
    もうこの漫画が楽しみで仕方ない

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    2022年04月16日
  • 神々の山嶺 上

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    最近登山が趣味になり、本も有名なものを読んでみようと本書へ。
    夢枕獏先生の作品は格闘系の本も読んだことがあるが、それと同じでかなり面白かった。

    孤高の天才、一流の話はやはり引き込まれる。どんな分野でもその道を極める人の話は興味深い。登山をメインにしながら、登山史のミステリーや、その他登場人物の事件も同時進行で進んでいき、濃厚で一瞬で読んでしまった。

    エベレスト南西壁冬季無酸素単独登頂,鬼スラなど何度も口に出したくなるような、有名登山ワードが山ほど出てくるの点もすごくワクワクする。

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    2022年03月12日
  • 宿神 第三巻

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    夢枕獏『宿神 第三巻』徳間文庫。

    全四巻から成る大河歴史伝奇小説の第三巻。

    第三巻は、第二巻までの西行の色恋沙汰など平時としか見えぬ程に状況が一変する。大昔に読んだ平家物語の粗筋を思い出すような展開が続く。夢枕獏は残り一巻で何を見せてくれるのか。

    密かに西行を思い続けていた鰍の命が尽き、それを切っ掛けにしたかのように世の中は混迷を極める。朝廷、源氏と平家が相い乱れての大乱。

    権力や地位を巡り、争いや策略は何時の時代も変わらぬようだ。権力と地位を手にいれようと修羅と化した平清盛。そういう俗世からいち早く離脱した西行は最後に何を見るのか。

    本体価格780円
    ★★★★★

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    2022年02月15日
  • 宿神 第二巻

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    夢枕獏『宿神 第二巻』徳間文庫。

    全四巻から成る大河歴史伝奇小説の第二巻。四巻全て刊行されてからイッキ読みするつもりで読み始めた。

    面白くなって来た。タイトルの『宿神』とは冒頭の描写からそういうことかと少し理解する。呪師の申と妹の鰍こと玉藻が物語の鍵を握るようだ。宿の神、翁、魔多羅神……

    万物に宿るとされる神々。人間の人生は様々な物と事、自然や人に影響され、思わぬ方向に向かう。それをまた機微と受け入れるのか、諦めるのか、あがらうのかでその先の人生の価値が決まるのだと思う。

    女院・璋子に心を奪われた義清は叶わぬ恋と知りながら、感情の全てを女院に支配される。しかし、女院にこの恋を諦めること

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    2022年02月15日