夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    最近では久しぶりに新刊を買った。
    やはり、この作品の世界観は素敵。
    ゆるゆると時間をかけて読んだ。
    『はるかなる……』には、大好きな露子姫登場。
    『夜光杯の女』は、以前読んだ小野小町の話に似ていて、男女の仲、特に恋愛感情のようなものはほんとにややこしいな、と。
    芦屋道満は今回あんまり濃くなかったなぁ。

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    2015年01月13日
  • 神々の山嶺 上

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    山が好きで手にとった本だったけれど、単なる山岳小説ではなく、主人公の生き方に引き込まれ一気に読んでしまった。

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    2015年01月10日
  • 陰陽師 酔月ノ巻

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    あとがきによると、作者の獏さんがこのシリーズを書いてから二十五年になるそうです(単行本の刊行当時と推察されます)。
    晴明の屋敷の縁側で、簀子の上に座して、晴明と博雅がゆっくりと酒を呑んでいる。ロマンチストの博雅が季節の移ろいや何かを語り、晴明が呪の話に結びつけようとするのを博雅が押しとどめる。
    やがて屋敷に人が訪ねてきて怪異を語り、二人が腰を上げてその謎解きに出かける。
    この黄金パターンに飽きることなく魅了され続けております。

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    2015年01月07日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    どんどん自由になっていくなぁ。
    今回は、特に「きがかり道人」でそう感じました。

    これ、見えていてそのまま描写すると、まぁそれはそれで楽しいけれどアホな絵になるのですが、それが、蝉丸という目が見えない人物を通すことで、音と声でその絵を伝えてくるという上手さ。
    素晴らしい。

    あと、「白蛇伝」の人間の欲望さえも包み込む着地の仕方が、とても好きです。

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    2014年10月31日
  • キマイラ青龍変〈キマイラ別巻〉

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    本作はキマイラシリーズの外伝にあたる作品で、シリーズ本編では敵として登場していた龍王院弘と宇名月典善を主軸としており、彼らの出会いから龍王院弘の裡に眠る『龍』が吼えるまでの一連の出来事を描いている。

    『キマイラ』と銘打ってはいるが、この作品には『異形』の一切が現れない。キマイラのその部分が好きでこのシリーズを読んでいる方にはそういった意味では物足りなく感じるかも知れない。
    ただ、読者をいつの間にか引き込む纏わり付くような雰囲気は健在であるので、作品に関係なく夢枕獏という作家の紡ぐ文章が好きだという方ならば間違いなく楽しめるだろう。

    人の裡に潜む荒々しい獣性。血腥く泥臭く、しかし美しい闘争。

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    2014年08月07日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    高校時代からずっと好きで、読み続けているシリーズ。何年振りかに手にしたのだが、やはり面白かった。いつもの「ゆくか」「う、うむ」、「ゆこう」「ゆこう」のくだりで様々な妖の場に立ち会う博雅と清明。ひとつの話もそんなに長くないので、すぐに読める。
    次のシリーズ、早く出ないかなあ。

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    2014年06月13日
  • 鳥葬の山

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    作者本人もあとがきで「どこかなんとも言えない不思議な味が残る話が何篇かある。」述べているように、その不思議な世界へ入っていってしまいそうな怖さを短編ながら感じる。解説で中島らも氏が大好きだといっている短編が私も同じように好きです。表紙の絵も気持ち悪いが優しいタッチで描かれていていい感じです。

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    2014年05月13日
  • 陰陽師 13巻

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    完結。後半はよく分からなくなったが、読みながらこの世界に吸い込まれるようだった。
    清明と博雅の2人の空間が心地よかった。

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    2014年04月23日
  • 陰陽師 生成り姫

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    陰陽師シリーズ4作目にして初の長編となった『生成り姫』
    シリーズを読んでいなくても、あらためて陰陽師(おんみょうじ)というものや安倍晴明(あべのせいめい)、源博雅(みなもとのひろまさ)について、章を割いて解説してあるので、この巻のみ読んでもイケる。(※ただ、やはり要約なので一巻から読むことをおすすめする)

    やはり夢枕獏の陰陽師の、なんともいえない雅(みやび)な世界、そして鬼と人とが共存する平安の怪しい闇の世界が美しい。

    今回キーとなっているのが、本性(本然:ほんねん)。
    再三に、こう語られている『雨も水、池も水。雨が続けば梅雨と言われ、地に溜まれば池と呼ばれ、その在り方で名づけられ方はその

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    2014年02月09日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    久々の『陰陽師』
    陰陽師 安倍晴明と相方 源博雅のふたりによる9つの怪奇譚。

    今回は呪による掛け合いや菅原道真の怨霊話ようなものはなく、どれもアッサリとしているのだけども、その実、儚くしんみりと、女性に焦点があてられていたような気がする。

    安定した2人(清明&博雅)の、酒を酌み交わし四季折々の庭を愛でつつ静かに語りあうシーンは素敵だな。
    花鳥風月、雅だのう。

    9つの話のうち、どれが一番いいか・・・と、目次を眺めていたのだけども、どれもそれぞれ良いわ。
    思い出すだけでジーンとくる。

    そうそう
    あとがきで、作者が『キマイラ』シリーズを勧めていた。
    清明と博雅が好きな人には読んでもらいたいと

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    2014年01月19日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    晴明の庭の色、匂い、風の温度に、心の底から酔いしれる。毎度、とても幸せな一瞬。文句なしの★5つ。
    色々タイミングが重なったとはいえ、「はるかなるもろこしまでも」で泣きそうに。

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    2014年01月17日
  • 大江戸釣客伝(下)

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     今までの人生のうち釣竿というものに触った記憶は1回。
     運よくその時1匹かかってくれたので釣りに対する印象は悪くはないのですが、釣りの好きな方が夢中になって話してくれるのはどうもピンときませんでした。
     この本を読んで釣りの不思議な魅力を体験してみたいものだと一層思うようになりました。
     思うようにならないことの多い人生。その中で何かに狂い、突き動かされるように生きるのは哀しくもあるけれど、そう生きてこそしあわせなのかもしれない。
     そんな風に生きる人同士が本当の意味で触れ合うことができ、愛しく思うことができるのかもしれない。
     自分の好きなこと、隣の人の好きなことを大切にしたいと思える

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    2013年12月30日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    映画の陰陽師のキャストは本当に素晴らしいと思う。晴明、博雅、道満、あれ以上のキャステイングはないと読み進める度におもいます。

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    2013年12月24日
  • 陰陽師 鳳凰ノ巻

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    映画の陰陽師を先に観ているので、芦屋道満のイメージが怖い人のイメージだったのだけど案外可愛くて味のある人なんだな、と。

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    2013年12月15日
  • 陰陽師 玉手匣 1巻

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    まさかの陰陽師の続編!
    偶然見つけて喜び勇んで買ってしまった。
    陰陽師も、途中から原作と別な感じで岡野さん独自の「陰陽師」になってしまった気がしたけど、これもそんな感じ。
    でもおもしろいし絵が綺麗!!!

    中身を理解するにはあと何回か読まねばならないけども。。。

    また買う楽しみが増えた!良かった!

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    2013年12月05日
  • 陰陽師 1巻

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    原作も大好きなのですが、マンガははじめのうちは原作に沿った展開や表現でしたが、巻を重ねるにつれ、マンガ独自の世界観になってゆきます。ラストへ向かう大きな流れは感動的です。いつまでも持っていたい本です。

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    2013年12月05日
  • シナン(上)

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    夢枕獏の本は初めて読んだが、分かりやすく物語に引き込まれた。
    NHKドキュメンタリーでシナンのセミリエモスクが特集されていて気になって読んだ本。下巻がたのしみ。

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    2013年12月04日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    世に魅力的な男性は尽きないものだ。
    陰陽師シリーズは文庫になり次第、全て読んでいる。
    今作も、雅に涼やかに展開される晴明と博雅の交流が美しい。
    どの話もよかったが、一番気に入ったのはおばあちゃんの夢の話しだろうか。
    彼女ならば…と百人一首に取られた歌を思い出した。

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    2013年11月23日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    妖のモノ達が人の側に居た時代、妖し事件を晴明と博雅が解決してゆく短編集。
    何が好きって、二人が縁側(?)でほろほろと酒を交わしている描写がなにより好き。
    同じ日本でありながら、現代とは全く違う時が流れていた感じがたまりません。こんなにゆっくり流れている時間なのに博雅は「齢を重ねると歳月が早く過ぎる」とか話す。
    そして生まれて死んでいく儚さを憂い、二人で酒を酌み交わす時を大切にしている。
    人の生き方の理想のひとつがあると思えてなりません。
    あとがきで、著者が書き続けてゆくと記していたのが、大変うれしかったです。

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    2013年11月20日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    久しぶりの陰陽師。
    文庫の新刊が出たので、それを買うつもりで書店を訪れて、ふと前の巻を買ってたかが気になったので確認したら、買えてなかったので購入。
    それにしても安心のコンビである。
    何がって、月の夜に晴明の家の庭の縁側で、晴明と博雅の二人が座して酒を酌み交わしている。
    その場面を見るだけで、ススススーッと物語の世界に入りこめる。
    あとは一気に読み終えるだけ。
    今回はおなじみの二人に加え、蝉丸法師の出番も多かった。
    また、これまでのように人を助けるばかりでなく、晴明や博雅自身に降りかかる怪異について語られる話がいくつか含まれていたことが新鮮だった。
    さて、というわけで最新刊の醍醐の巻を読みまし

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    2013年11月09日