夢枕獏のレビュー一覧

  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    ジョージ・マロリーのカメラを見つけた深町誠は、天才登山家の羽生丈二と出会い、彼の謎を追いかけることになる。

    1000頁を越える大作でしたが、山好きには堪らない一冊でした。山で仲間をなくし、恋人に振られ人生に苦悩する深町や、ひたすら前人未到に燃える羽生を見て、山に登ることの意味を考えてしまう。マロリーは、そこに山があるから登ったと言う。山に登ることは楽しいと言うひともいるけど、本当は苦しいものだと思う。平坦な道を歩いた方が当然楽だし、ケガや死のリスクもある。苦しい時間があるからこそ、楽しいと言えるのではないか。登山とは一種の麻薬のようなものだと思う。何かを征服すると言うのは、ひとの本能だと思う

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    2015年12月29日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    エベレストを登る。

    壮絶なエベレストの描写と、真摯に山に向きあう姿勢。

    少しは日本の山に登るが、そこから想像もすることができない世界。

    山を通して、生きることを考えさせてくれる。

    気分が高揚した。

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    2015年12月15日
  • ヴィラネス ―真伝・寛永御前試合―(2)

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    凄い、と言うよりかは、凄まじい、と言いたい内容
    感想の前に一つ、未読の方に僭越ながらアドバイスを
    1巻と2巻はまとめて一気に読んだ方が面白い、と思う。そちらの方が、面白さっつーより、この『ヴィラネス―真伝・寛永御前試合―』のヤバさにKOさせられる事が出来るだろう。これは私が、ヤングマガジンサードで、この作品をリアルタイムで読んでいないから感じる事かも知れん
    恥ずかしながら、原作の『真伝・寛永御前試合』は読んでいない。しかし、夢枕獏先生の作品だ、確実に毒があるのは容易に察せる
    この漫画かつ雨依新空先生のどこが凄まじいかって、原作が持っている毒を更に強めているコトだ。個性が外道なキャラを美少女にす

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    2015年11月18日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    文庫本で1000ページを超える長さだが、さほど長さを感じせさせない面白さだった。文章が短くて行変が多いというのもあるのかもしれないが。
    不器用な主人公たちの生きざまに感動を覚える。是非映像を観てみたいと思う。

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    2015年11月16日
  • 神々の山嶺 下

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    がっつり、読み応えがある作品でした。
    登場人物も容易に想像でき一気に読破してしまいました。
    山の描写がリアルで自分がエベレストに挑戦してるような錯覚に落ちるような感時でした。

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    2015年11月10日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    さすがに合本版となると1000ページを超える物凄いボリュームに圧倒される。再々読になるのだが、何度読んでも面白い。数ある山岳小説の中でも、群を抜いた傑作であろう。

    1924年にエヴェレスト頂上付近で姿を消した登山家のジョージ・マロリーの物と思しきカメラを手に入れた深町誠。カメラの謎を追う深町は孤高の登山家・羽生丈二と出会い、羽生のエヴェレストに賭ける想いに感化されていく…

    背筋が寒くなるような迫力のある山の描写と登山家マロリーに関するミステリーを織り交ぜた面白いストーリー、羽生丈二、深町誠の生き様に魅了される。

    この作品を原作に谷口ジローの作画した作品も面白かっただけに、2016年3月ロ

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    2015年10月25日
  • ヴィラネス ―真伝・寛永御前試合―(1)

    購入済み

    雨衣新空さんが気になる。

    漫画はかなり面白い、表紙買いしたのですが、当たりを引いた気分です。 今一番、続きを読みたい作品ですね。 作画の雨衣新空さんの他の本を見たいと思ったのですが、「ヴィラネス」が初作みたいですね。 画がデビュー作と思えないぐらい貫禄があるのですが。 以前、何されてた方なのか気になる。

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    2015年09月23日
  • 陰陽師 醍醐ノ巻

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    すごく読みやすい

    晴明と博雅の語りから始まり、事件を解決していく流れはずっと一緒なんだけど、事件が毎回面白い

    自然の描写が美しい

    今回は保憲が出番多めで嬉しかった(*^ω^*)

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    2015年09月11日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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    陰陽師シリーズ。長編上下巻。

    ガッツリ長編の今作、面白かったァ。将門伝説と上手く絡めてあり、途中に散りばめられた伏線エピソードもきっちり下巻で回収。最後まで面白かった。それにしても、道満さんはホントいいところ取っていくナァ。

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    2015年07月22日
  • キマイラ3 餓狼変

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    キマイラ第3巻

    九十九編といってもいいほどの巻だと思う。
    1巻の登場から体躯以外は最も人間的な雰囲気で描かれていた九十九だからこその悩みや葛藤があり、共感的に読み進めることができた。
    物語の展開として、非常に今後の恐怖をあおるような話ではあるが、九十九については救いのある話だった。

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    2015年07月11日
  • 宿神(4)

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     平家の隆盛と没落を目の当たりにしながら、西行は歌と弔いにその人生を費やすのだった。

     西行と清盛の対照的な生き方が心に残りました。

     そして、あの時代の権力の興亡を西行の目を通して感じることができました。

     まさに、あの時代の武士の象徴が清盛で、その時代を見届け、歌の心に残したのが西行だったのではないかと思いました。

     自分の心と向き合いながら、人を愛し続けた西行の行き方は、今の時代だからこそ強く人の心を打つのではないでしょうか。

     そんな西行を改めて好きになることができた作品でした。

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    2015年06月15日
  • 宿神(3)

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     仏門に入った西行は、高野山に登り、亡き人を弔う。一方都では政権をめぐって大乱の気配が漂い始める。

     西行の人を想う気持ちの強さが感じられました。

     人を想うがゆえに苦しんでしまい、その苦しさから逃れるために仏門に入りながらもなお苦しみ続ける西行の生き様に心を打たれました。

     一方都では、親友の清盛が政権をめぐって画策しており、西行とは対照的な生き様が面白く感じられました。

     いよいよ次巻が最終巻、西行と清盛の運命をしっかりと見届けたいと思います。

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    2015年06月06日
  • 宿神(2)

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     待賢門院璋子への許されぬ恋慕の気持ちを苦悩を抱えながら、ついに義清こと西行は出家を決意する。

     当時でさえ、家族も武士の身分も捨てて仏門の道の入ることは、かなりの決意の強さがないとできないことだと想像できますが、その心の内面の変化を人との出会いと心に棲む鬼によって描いているところがとても読みごたえがありました。

     苦悩する義清を支える清盛の存在も重要で、この後、西行と歴史にどのように関わっていくのか、そこもこれからの楽しみです。

     それにしても白河法皇の存在感はこの巻でも圧倒的で影響力の強さに驚きました。

     次巻の西行の人生を楽しみに読み進めていきたいと思います。

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    2015年05月25日
  • 宿神(4)

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    ☆2015年5月7日
    私にとって夢枕獏といえば『陰陽師』のイメージが強い。
    宿神とは何なのかの解説を読んでいると、陰陽師の裏にあるものをほうふつとさせるが、小説そのものはそちらに行かないように細心の注意をもって描かれているように感じる。
    同じテーマで、ほかの作品もあるらしい。
    早速取り寄せてみよう。
    夢中になって読める4冊シリーズだった。

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    2015年05月24日
  • 宿神(3)

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    ☆2015年5月5日
    秋田帰省の帰り道、新幹線で黙々と読んだ。
    掌の中で時代が流れていく感覚が面白い。
    もはや小説の域を出て、歴史の研究書状態になっている。

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    2015年05月24日
  • 宿神(2)

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    ☆2015年5月3日
    西行が恋に破れて出家したらしいことは知らなくもなかったが、そんな人が相手だったか!?と思うと、壮大な話だ。
    生臭い平安武士の代表と言えば平清盛だが、この小説ではけっこう魅力的な男に描かれている。

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    2015年05月24日
  • 宿神(1)

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    ☆2015年5月1日
    西行が主人公。
    時代背景が、卒業論文で書いた時代とぴったり合致、ワクワクしながら読んだ。
    しかも、天皇家の乱脈な秘密が公然と描かれており、これは創作と思われるかもしれないが、史実に則っていると知っていて読めるのは、大変興味深かった。

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    2015年05月24日
  • 宿神(1)

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     のちの西行こと佐藤義清と平清盛の二人は、北面の武士として友情を育むが、義清は、待賢門院璋子と出会い、心を奪われてしまう。

     私の好きな西行をこれまた好きな作家である夢枕獏がどのように描くのか、期待しながら読み進めましたが、その期待は裏切られることはありませんでした。

     佐藤義清(西行)が璋子との出会いによって心を惑わされることは知っていましたが、それだけではなく、そこに怪しの世界、まさに「陰陽師」の世界を取り入れることによって、西行の心の内を変化を見事に描いていると思います。

     清盛のとの関係も安倍晴明と源博雅との関係に似ているようでまとちょっと違う感じも楽しむことができました。

     

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    2015年05月18日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    ネタバレ

    この本は全体的に好きは話ばかりだった。

    「月琴姫」
    沙羅と博雅に名付けられた琵琶の精の話。博雅…罪な男だな…。

    「花占の女」
    菊で花占をする女の話。書き方によってはおどろおどろしくなるだろうに、綺麗に切なく纏め上げている。さすがだなあと思う。

    「龍神祭」
    ここでもまた博雅が原因(笑)
    笛に魅入られた神々との交流を描く。この本の話はどれも好きだけど、この話が1、2を争うかな。

    「月突法師」
    枯れた松を切らないでくれと頼む法師の話。ツクツクボウシって7年地中に居るのか…知らなかった。

    「無呪」
    人の心を映す、古来の神の話。
    博雅の心の清らかさが浮き彫りになった話ともいえる。そんな博雅だか

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    2015年05月07日
  • キマイラ12 金剛変

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    うっかり新しい巻と間違えて買ってしまったよう。そして、読んでしまったよー。
    新装版はそうわかるようにしてほしいよね。

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    2015年05月03日