夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 生成り姫

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    なんとも哀しい、ただ哀しい。
    誰の心にも鬼が棲んでいて、鬼になってしまうのをどうすることもできない。せつなかった。
    晴明が言うように、博雅はよい男だ、と改めて感じた。

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    2021年07月27日
  • 神々の山嶺 下

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    素晴らしい!
    ハラハラ、ドキドキして、先を読みたいんだけど、読みたくない!みたいなw
    みんなが絶賛するのは当然だわねぇ〜。

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    2021年07月25日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    次の展開に不安になりつつも空海なら大丈夫という安心感を持って読めた作品。(映画を先に観た影響もあるかもしれませんが。)
    作風が読みやすくとても好きです

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    2021年07月22日
  • JAGAE 織田信長伝奇行

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    織田信長の幼少の頃に出会った妖怪の飛び加藤そして信長の人生のそれぞれのイベントの事件のときに関わって最後の本能寺までをこんな物語で語られるなんてビックリ‼️

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    2021年07月11日
  • 神々の山嶺 下

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    河野啓の「デス・ゾーン」を読んでいる中で、夢枕獏の「神々の山領」を知った。山岳小説でこんなに面白い本があるのかと驚いた。八千メートル級の山を登る困難さを、映像ではなく文章で表す技量が見事。ストーリーも秀逸で最後の展開に舌を巻いた。20年以上も前に書かれた本だが、出合えて良かった。

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    2021年07月11日
  • 神々の山嶺 上

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    河野啓の「デス・ゾーン」を読んでいる中で、夢枕獏の「神々の山領」を知った。山岳小説でこんなに面白い本があるのかと驚いた。八千メートル級の山を登る困難さを、映像ではなく文章で表す技量が見事。ストーリーも秀逸で最後の展開に舌を巻いた。20年以上も前に書かれた本だが、出合えて良かった。

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    2021年07月11日
  • 秘帖・源氏物語 翁-OKINA

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    ネタバレ

    源氏物語そのものを読みたいという人にはあまり好評ではないかもしれない。しかし、普通の推理小説を読むようにどんどんページをめくることが出来るので、本来の源氏物語ほど取っ付きにくいものではない。要所要所に世界中の神話の知識が散りばめられていて、「そう持ってくるか!」と何度も驚いた。

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    2021年07月09日
  • 神々の山嶺 下

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    エベレスト登頂に至るまでの道のりがどれだけ過酷なものなのか知る。デスゾーンの意味も重みも、小説の形でそこに置かれた人の状況や思考で語られることでようやく少し理解できたように思う。
    極限で己を奮い立たせる羽生や深町の姿に、「生きるとは」と考えさせられる。

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    2021年05月09日
  • 神々の山嶺 上

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    さすがの山描写。マイナス30℃でのビバークも岩に宙吊りも、山を知らなくても想像を掻き立てられてゾワゾワする。
    雪山高山の常識?も、素人を突き放さず丁寧に書いてあるので、謎だったことがわかってきてスッキリする(アタックする人って最初から決まってるの?とか)。

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    2021年05月09日
  • 小説 ゆうえんち -バキ外伝- 3

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    夢枕獏『小説 ゆうえんち バキ外伝 3』秋田書店。

    夢枕獏が様々な制約を物ともせず描く、板垣恵介の『バキ』と夢枕獏の『獅子の門』『餓狼伝』『キマイラ』『魔獣狩り』の渾然一体となった夢の格闘技世界の第3巻。ついに第3巻。物語は既に佳境に入りつつある。物語の展開が早い分、非常に面白い。

    師匠の松本大山の仇である柳龍光を倒すために『ゆうえんち』に入園した葛城無門であったが、最初に闘う相手はゴブリン春日。その闘いの決着を見届けることなく柳龍光は同じ空掌の使い手・神野仁との闘いに挑む。何と冒頭であの合気の達人・渋川剛気が神野仁と柳龍光との恐るべき因縁について語るという大サービス。

    そして、いよいよ

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    2021年05月08日
  • 陰陽師 7巻

    ネタバレ 購入済み

    全然、全くわからん!辛うじて、なんとなぁ〜く、キャラクターとストーリーを追ってる。なのに何でこんなにはまるの?もう、一気に全巻、あと玉手箱まで読みたい〜。映画と凄く違うんだけど、何に一番驚いたかって、ここまで一度も清明は「きゅうきゅうにょりつにょ」?だっけ?これを言ってない。映画では何かある毎に言ってたノニ…。
    あと、原作も読みたくなった!

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    2021年05月07日
  • エヴェレスト 神々の山嶺

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    エヴェレスト南西壁の冬期無酸素単独登頂を狙う男の物語。10年も前に読んだ本だが、読んだ時の気分の昂揚は忘れられない。ヒリヒリするような描写で、共に挑んでいるかのような気持ちにさせられる。

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    2021年05月06日
  • 獅子の門5 白虎編

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    武志と文平の試合に心が震えた。間違いなく夢獏がこの小説の中で描きたかったシーンのひとつだと思う。
    ランナーズハイのような無我の境地に入った二人が幸せに満ちて拳を交える。すべてを忘れて、超越して、その先へ…

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    2021年04月24日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    巻之一では、唐に入った空海が幾つかの出来事を経験し、“妖物”に纏わる怪事件に出くわす。
    巻之二では、出くわした怪事件に過去の大きな事件が関わっていることが明かされる。
    巻之三では、過去の大きな事件の真相が更に掘り起こされ、進行中の怪事件との関係が明らかになって行く。
    巻之四では、怪事件の解決が図られ、その後日の空海の活動の様が描かれる。序に申し上げると、事件の解決が図られる辺りに関しては、例えるなら「一堂に会した関係者に事件を巡る因縁等を解き明かす金田一探偵…」という場面のような“様式美”が入り込んでいるかもしれない…
    この「伝奇」にして「伝記」という作品。出会えたことが善かったと強く思う。掲

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    2021年03月22日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

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    長めかもしれない物語であるが、劇中人物による会話や「告白が綴られた書簡」というような読み易くテンポが良い文章で綴られている。殊に、橘逸勢―空海と共に唐へ渡った人物―と空海との禅問答のようなやり取りが多く散りばめられているが、これは“主筋”の展開上必要な内容の他、“副筋”である空海が至ろうとした境地、或る意味「哲学」のような内容の示唆に富んだモノで、非常に好かったと思う。
    どうでもいいことながら…作中の空海と橘逸勢とのやり取りだが、読んでいた時の「頭の中での“声の出演”」は少し古い映画でそれらの役を演じていた北大路欣也(=空海)と石橋蓮司(=橘逸勢)だった…
    本作に関しては、この小説を原案とした

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    2021年03月22日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    偶々、空海に何となく親しみを覚えるようになっていて本作に出くわしたのだが、4冊の文庫本が在る様子を見て「唐で色々なことに出くわす空海という感じの短篇、または中篇が折り重ねられている」という様式を想像した。が、それは正しくなかった。正しく「巻之一、巻之二、巻之三、巻之四」と「続く」ようになっている「長い物語」であった。
    巻之一では、唐に入った空海が幾つかの出来事を経験し、“妖物”に纏わる怪事件に出くわす。
    巻之二では、出くわした怪事件に過去の大きな事件が関わっていることが明かされる。
    以下、巻之三、巻之四へ続く訳だ。
    本当に夢中になってしまう作品だった…

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    2021年03月22日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    何となく思った以上に厚めであった文庫本が4冊…読み始めると「続き」が気になってドンドン読み進めてしまう。作中に出て来る“呪”(しゅ)というような不思議な力で操られでもしているかのように、本の頁を繰る手が停められなくなってしまう。
    「沙門空海」とは、かの弘法大師こと空海が生涯に亘って最も頻繁に用いたらしい自称で「僧侶の空海」という程の意味合いであるということだ。本作の主人公がこの空海である。
    題名に「唐の国」と在るが、本作の物語は作中では「密」と呼ばれている、後に空海がもたらす密教、真言宗を学ぶべく唐に渡ったという時期に題材を求めた物語だ。
    本作は空海に纏わる伝記的な事柄、空海が著したとされる書

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    2021年03月22日
  • 大江戸釣客伝(下)

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     釣りの師であり俳諧の弟子というシンプルな師弟関係でない2人の関係性が凄く良い。二人の今生の別れには涙なしには読めなかった。
     釣りに狂っているんじゃないか、と自分でも思っているし言われることもあるけど、全然狂ってないな、自分、ってなった。

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    2021年03月19日
  • 瀧夜叉姫 陰陽師絵草子 第一巻

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    夢枕さんの陰陽師は、私のバイブルです。
    ですので漫画家には期待と不安が半々でしたが…この一話を読んで間違いなくおもしろい作品になると確信しました!!
    原作とはちょっと距離感の違う晴明と博雅の関係性もいいですが、柔らかい大和言葉の博雅さまにきゅんとします。
    原作よりちょっと、ボンボンっぽところがとてもかわいい。

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    2021年02月24日
  • ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録

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     本文はハードカバー全1巻で読んでしまったので、解説を目当てに借りる。
     なんと、夢枕獏の背中を押した鈴木敏夫プロデューサーによる解説。これは最適任だ。
     獏さん原作のジブリ映画、幻に終ったのが惜しまれる。
     宮沢賢治が「大菩薩峠」を読んでいたとは知らなかった。

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    2021年02月19日