【感想・ネタバレ】陰陽師 9巻のレビュー

あらすじ

博雅が出会った妖しい術を操る謎の翁。堀川のじじいと名乗った翁は晴明宅を訪れると博雅に告げる。翁の正体は? 管狐を操る老法師を描く「瓜仙人」と、従者の俊宏に図られ、まんまと婚儀を交わしてしまう博雅を描く「源博雅 思はぬ露見のこと」、菅原道真の祟りを恐れる右大臣・藤原顕忠の相談を受け、内裏を調べに赴いた晴明と博雅は、内裏の火災を予言した高僧・浄蔵と出会うが、やはり晴明も異常を幻視していた! 都を揺るがす大事件「内裏 炎上ス」の3編を収録。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

晴明と真葛の関係のじれったさに萌えさせていただきました!晴明が内裏の様子をリモートで観察している様子とか、読者に普通に伝わるのすごい。

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2022年01月08日

Posted by ブクログ

壊れる事の意味と終わる事の意味について悶々と考えさせられるような。この本を読み終わるとどうも紅葉に燃える山に入りたくなる。ここ数年、そんな場所に入っていないから久しぶりに行ってみようか。

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2012年11月21日

Posted by ブクログ

「原作を越えた」と原作者の夢枕獏に言わしめた作品。絵の美しさと大胆な展開が他の追随を許しません。漫画の域を超えています。特に後半の、原作からどんどん飛躍していく物語に関して、僕はおそらくその10%くらいしか理解できていなく、正直なところ「玄象と巻き物かわいいな」、くらいの勢いの駄目読者なのですが、その世界観には大いに感銘を受けました。

10巻以降、辞書みたいな厚さで、腕が疲れます…。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

『瓜仙人』『源博雅 思はぬ露見のこと』『内裏 炎上ス』の3編。方士(妖術使い)の丹蟲という翁さんはちょっとキモチわるかったけど、管狐はかわいかった。扉絵で晴明と真葛がいい感じに描かれていたのでそういう仲になるのか!?と気になって読み進めたけど、まさかの手順間違い。杯の二、とはカップの2、つまりタロットで言えば相思相愛。(陰陽師はタロットも心得ているのか?笑)今のところはプラトニックな相思相愛の関係ということ?新枕の儀にハメられたことに最後の最後になってやっと気がつく博雅のうぶ男ぶりに笑。とにかく目の前の笙にばかり心奪われていて、私が相手の姫君だとしたらすごく好感持ってしまうと思う。そんな晴明と博雅が親友なのが嬉しくなる。
博雅は神から愛でられた男。炎の中から命懸けで楽器を救い出す姿が凄かった。神様でなくても愛でたくなる人だと思う。先の8巻では水による再生の話だったけど今度は火による再生。燃えるような紅葉の山のラストシーンは美しい。岡野玲子さんの漫画はラストシーンで読者の心を掌握してしまう。

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2020年03月07日

購入済み

内裏が焼けること自体が浄化であり必然だったともいえるとは…博雅が炎の中から必死で楽書や楽器を救おうとする様に色々感じるものがある

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2019年11月26日

Posted by ブクログ

この辺りから出版元が変わった
なぜだか知らずに買って帰った
読み込んでいかないと、内容が複雑になってきた

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「瓜仙人」「源博雅 思はぬ露見のこと」「内裏 炎上ス」の三話が収録されています。

「瓜仙人」は、前巻で雨乞いに用いられた瓜がきっかけとなって、晴明と博雅が五条の化け物屋敷を訪れる話です。「源博雅 思はぬ露見のこと」は、音楽にばかり関心を示し、ことあるごとに晴明の家を訪れてばかりいる博雅のことを心配する家人の俊宏(としひろ)が、博雅のためを思ってお節介を焼き、博雅がそれに巻き込まれるコミカルな話になっています。

「内裏 炎上ス」は、日照り以来の天地の異変がついに内裏の炎上という事件にまで立ちいたったことがえがかれています。ここから晴明と、彼を見守る真葛の苦悩はますます濃いものになっていきます。

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2019年04月05日

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