あらすじ
コミック版「陰陽師」ならではの真骨頂、大極の図より万物の成り立ちと、都にかけられた呪を博雅に説明する晴明。そんな晴明の元に大納言源高明邸での怪異を解くべく依頼が舞い込んでいた。高明邸で晴明と博雅が目にしたものは? 晴明による謎解きが見事な「桃園の柱の穴より児の手の人を招くこと」と、謎の童子と笛を吹きあい、その童子より不思議な笛を得た博雅が、橋の上に現れるという、あやかしの女に会いにいかされる「源博雅 朱雀門の前に遊びて鬼の笛を得ること」の2編を収録。
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Posted by ブクログ
「原作を越えた」と原作者の夢枕獏に言わしめた作品。絵の美しさと大胆な展開が他の追随を許しません。漫画の域を超えています。特に後半の、原作からどんどん飛躍していく物語に関して、僕はおそらくその10%くらいしか理解できていなく、正直なところ「玄象と巻き物かわいいな」、くらいの勢いの駄目読者なのですが、その世界観には大いに感銘を受けました。
10巻以降、辞書みたいな厚さで、腕が疲れます…。