神々の山嶺 下
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神々の山嶺 下

770円 (税込)

3pt

英国の伝説の登山家・マロリーは、本当にエヴェレストの頂上を征服していたのか? 登山史上最大の謎が今解き明かされる…という山岳ミステリーと、日本人冒険登山家・羽生丈二の冬季無酸素単独登頂は成功するのか…という二つのテーマがみごとに絡み合い、一気に盛り上がる下巻。柴田錬三郎賞に輝く山岳冒険小説の真髄。

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神々の山嶺 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 神々の山嶺 上
    715円 (税込)
    カトマンドゥの裏町の古道具屋でカメラマン・深町は時代物のコダックのカメラを入手した。そのカメラは、英国の伝説的な登山家マロリーが本当にエベレストの初登頂に成功したかどうかという、登山史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。カメラの謎を追う深町と、厳冬期に単独でエベレストに挑もうとする登山家・羽生丈二が現地で出会った…
  • 神々の山嶺 下
    770円 (税込)
    英国の伝説の登山家・マロリーは、本当にエヴェレストの頂上を征服していたのか? 登山史上最大の謎が今解き明かされる…という山岳ミステリーと、日本人冒険登山家・羽生丈二の冬季無酸素単独登頂は成功するのか…という二つのテーマがみごとに絡み合い、一気に盛り上がる下巻。柴田錬三郎賞に輝く山岳冒険小説の真髄。

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神々の山嶺 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつか読もうと思っていたが、忘れていた本。最近山熱も上がってきており、手に取る。漫画版はちょろっと読んだけどな。

    登山史のミステリーとされる「エベレスト初登頂の謎・マロリー伝説」に迫ろうとするところから始まる、登山写真家の小説。

    常人の域を超えた山男の信念、パワー、山の怖さ、ヒマラヤ、ネパールの

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    最上の読後感!
    北極、南極と並ぶ三大極地エベレスト山頂。高度8,000m。ジェット機が飛ぶ高さ。地表という枠を外せば宇宙や深海に並んで人間を寄せ付けない場所。自然vs人。そんな俯瞰の知ったかなどはねのけるように、泥臭いほど人間の一人称視点によって切り取られている。

    ──神聖な場所だから人はそこを目

    0
    2024年03月02日

    Posted by ブクログ

    とにかく没頭してしまいました。

    羽生という男の素性が明らかになっていく上巻を助走に、一気に物語が動き出す下巻は圧巻でした。

    山に生きる男が山に登る、ただそれだけを直球に描いた作品を通して、男にとっての山と読者である自分にとっての人生がリンクして、相当のめり込めました。

    登山の知識や経験は全く必

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    なぜ命を賭してまで山に登るのか?
    それはなぜ生きるのかと同じ問いだという。
    そこに山があるから登るのではない。
    オレがいるから山に登るのだと羽生は言った。
    生きることに意味がないのと同じように、山に登ることに意味はない。
    生きた時間の長さではなく、生きた時間の濃さなのか?
    私にはわからない。
    そこま

    0
    2023年09月05日

    Posted by ブクログ

    【神々の山嶺】

    夢枕獏の最高傑作!!
    どうだ!!と叩きつけられるような本でした。
    昨年のアニメ映画じゃ全然伝わってなかった…。漫画もあるけど、これは絶対に小説で読むべき。この熱量はそんな簡単にトレースできない。

    山岳小説ど真ん中!ストレート一筋。超どセンターを一切躊躇なくこれでも足りないか!とい

    0
    2023年07月13日

    Posted by ブクログ

    圧倒的スケールまるで自分が体験してるかのごとく伝わってくる。山のことは何にもわからないのに、寒さや怖さ幻聴や幻覚全てが自分のごとくやってくる。
    素晴らしい本だった。

    0
    2022年07月20日

    Posted by ブクログ

    山登りも人生も同じなんだなとつくづく思う。

    なんのために登ってるのか?ってなんのために生きてるのかって明確な答えは持ち合わせていないけど、山登りなら登頂を目指すし、何かしららの目標とかに向かって突き進んで行くだけで、それを達成してもまた次の目標を追いかけるだけで、それは与えられるものではなく自らが

    0
    2022年07月18日

    Posted by ブクログ

    山岳小説の中でも群を抜く作品。上下巻に分かれる作品なのに数日で読んでしまった。山に挑む緊張感が伝わってきて、自分まで登頂した気になります。オススメ!

    0
    2021年10月23日

    Posted by ブクログ

    誘拐事件はアッサリ解決。後半の熱量が凄い。
    氷壁を登るくだりは読んでいて恐い。低酸素の呼吸困難と落ちる恐怖、襲う幻覚。自分だったらと思うととても耐えられる気がしない。逃れられるならいっそ自ら…いや、そもそもそんなところに近付かない(近付けない)な。
    凍傷で指を何本も落としながらも取り憑かれたようにキ

    0
    2021年08月03日

    Posted by ブクログ

    河野啓の「デス・ゾーン」を読んでいる中で、夢枕獏の「神々の山領」を知った。山岳小説でこんなに面白い本があるのかと驚いた。八千メートル級の山を登る困難さを、映像ではなく文章で表す技量が見事。ストーリーも秀逸で最後の展開に舌を巻いた。20年以上も前に書かれた本だが、出合えて良かった。

    0
    2021年07月11日

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