夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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    陰陽師シリーズで泣くとは。。。

    瀧夜叉姫は平将門の娘である五月姫や
    滝姫とも言われていて、その妖術を使うお話は
    全国にあるのですが、陰陽師の瀧夜叉姫は
    滝姫よりも平将門の思いが強く表現されていた。

    人情に厚く、人々に慕われていた平将門が
    新皇として東国の独立を成し遂げていたら
    陸奥国の地。。。東北の歴史は変わっていたのかな??
    京都の蝦夷討伐もなく、平穏に過ごせてたのかな??

    『鬼』とするものは
    誰かが 誰かを
    憎み 怨み 恐れ 怒る心から 生まれるもの
    その心が 平将門を鬼(怨霊)として
    平将門の娘をも妖術使いとして
    討伐の言い訳にして
    平将門の父と親交があった陸奥国までも
    鬼門と

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    2025年10月29日
  • 神々の山嶺 下

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    あれ?私ってエベレスト登ったことありましたっけ??と錯覚してしまうほどの鮮明な描写。間違いなく見たことのない景色なのに…山の姿が目の前に広がる。うわぁ…綺麗だなぁ…。

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    2025年10月28日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(上)

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    清明と博雅のやり取りが好きな陰陽師シリーズ。

    滝夜叉姫は上下巻からなる大作で
    上巻は、あまりにも有名な平将門の最期が
    おぞましい。。。
    そんな将門の言葉で、心に残ったのが

    『桔梗よ、哀しみと憎しみは、人を変えるのじゃ…』
    『変わりとうて変わるのではない。
    変わらずにおれぬから変わるのさ。
    もはや、もどることはできぬ』

    『鬼』というものは
    さまざまな環境が
    己の心に住まわせてしまうものなのか。。。

    将門のこの思いが
    下巻へ続くのか。。。

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    2025年10月26日
  • キマイラ12 曼陀羅変

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    前巻からの続きで、数千年にわたる、キマイラの血筋と雪蓮の一族の話。長くなるかなと思っていたら、序章で終わってしまった。大鳳や九鬼はキマイラの血筋で、それをあがめてきたのが雪蓮の一族の亜室健之達。しかし、どうやらキマイラは遺伝的ではないらしい。修行によってキマイラになったのが赤須子で、老子(耼)は一族の者だった。そして、故郷の天山が中国政府に見つかったり、ルシフェル教団(グルジェフ、ボック達)が動き出したり、日本には九鬼玄造がいることで、現在の状況に至っている。現在に戻るかと思いきや、今度は九鬼麗一が中学生、九十九三蔵との出会いから始まり、幼児期、母親とのエピソード、円空山、そして高校生。過去の

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    2025年10月22日
  • キマイラ10 鬼骨変

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    やっと物語が動く。キマイラ化した九鬼は、ツォギェルと巫炎の助けにより巫炎と共に天空へ去る。その後、復活を果たした龍王院弘、キマイラ化した九鬼を見たことから混乱している菊地、深雪への欲望から衝動を抑えようと肉体を酷使する九十九。そこへ深雪が連れ去られる事件が起こる。連れ去られる深雪を見かけ立ちはだかる菊地はボックに倒され、一緒に連れ去られてしまう。龍王院弘は、ボックの仲間に偶然関わり、深雪の事件を知る。深雪を探し海へ出た九十九は、菊地の隠剣を拾う。玄造の屋敷へ確かめに行った後、円空山に帰ると雲斎が戻っているという展開で。さあ、これから激しく物語は動いていくのだろうか。それにしても、今回も過去の話

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    2025年10月20日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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    上巻から引き続き一気に読んだ。
    下巻はいよいよ将門の元へ。
    何が起こっていたか、20年前の出来事から絡み合う妬み怨みが紐解かれる。
    いよいよ道満も年貢の納め時かとちょっとヒヤヒヤした。
    緊張感のある中で、博雅の存在が読んでいて安心感がある。
    ラストでもうひと展開あり。

    上下巻通して将門のイメージが変わり、将門の本を改めて読もうと思う。

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    2025年10月12日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    ネタバレ

    今回は短編。
    いつも通りで満足。
    一番最初の黄金虫の話が童話的で好きでした。
    露姫様また出て来てくれて嬉しい。
    蘆屋道満はもう準レギュラー。

    物語の最初に2人でお酒飲みながら話してるシーンが好きです。
    博雅、可愛い。その季節や風景をちゃんと感じて楽しんでいるところが本当に好きです。読んでるこちらまで幸せな気持ちになります。
    2人でお酒飲んでる時の会話がなんか哲学的でした。
    後書きで、一行目は現実の季節から書き始めるとあって、じゃあこの話書いたときは雪だったんだなーとしみじみしました。

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    2025年10月08日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(上)

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    今回は平将門の話がベースになっている。
    相変わらずの博雅、晴明なのだけど、話が進むにつれ、将門が切なくて悲しくなってくる。
    道満は晴明のことが好きだよねといつも思う。

    読み終わって、将門の話を読みたくなり、永井路子さんの怨霊列伝を読み返した。

    下巻が楽しみ。

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    2025年10月04日
  • おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー

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    おんみょうじの絵本とは珍しいと手に取ってみたら、なんと作が夢枕獏! これは読むしかないよね。
    で、当然のことながら、主人公は安倍晴明。その少年時代のエピソードなのであった。栴檀は双葉より芳し。
    作者の解説があるのも嬉しい。

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    2025年09月23日
  • 大江戸釣客伝(下)

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    幾つか調べてみたら、かなりの出来事が史実をベースに語られていることが分かりました。
    言われてみれば納得だけど、かの生類憐みの令が釣りまで禁止していたとは、自分も一時期釣りにハマっていたので当時の人々のストレスは想像できる。
    面白い作品だったけれど、江戸時代の粋人と呼ばれていた人たちの遊び方だけはあまりに品がなくて全く共感できない。

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    2025年09月23日
  • 上弦の月を喰べる獅子(下)

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    ここまで来ると序章の二人のこと忘れてるし、小松左京の果しなき流れの果にを初めて読んだ時を思い出した。
    合間に挟まれる説法パートがクール。

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    2025年09月21日
  • 上弦の月を喰べる獅子(上)

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    序章が良すぎる。
    螺旋にとらわれた戦場カメラマンパートもたまらなかったし、もう一人の視点は何を言ってもネタバレになるので伏せるけど、この文体って……って思ったらマジだったので笑った。

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    2025年09月21日
  • 陰陽師

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    これだけ有名なのに読んだことも見たこともなかった。こういう怨霊ストーリーはドラマチックでメロドラマチックで面白い。面白いのがやっとわかった。
    後れ馳せながら日本の妖怪とか怨霊ものははまるね

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    2025年09月20日
  • 大江戸釣客伝(上)

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    日本初の釣り指南書を書いたと言われている津軽采女が主人公の、江戸時代の釣り吉物語。
    悪名高い生類憐れみの令の影響を受けてさまざまな禁止令が次々と発令される中、紀国屋文左衛門や水戸光圀、この先悲しい運命が待っている義父 吉良上野介などの歴史上の有名人がたくさん登場しながらも、どこか緩い雰囲気が漂うのはやっぱり釣りの持つ効果だろうか。下巻も楽しみです。

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    2025年09月15日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

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    全体的に長い話なので進んでるようなそうでもないような?な感覚になりがちですが、色々新しい要素も出てきてこれが最後はどうまとまるのか楽しみです。

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    2025年08月31日
  • 陰陽師 龍笛ノ巻

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    ネタバレ

    今回は短編五つ。
    芦屋道満、加茂保憲が登場。
    加茂保憲さん大雑把そうな性格で嫌いじゃないです。
    博雅はあれね、いい気分になるとすぐ晴明にお前と出会えてよかったとか告白するよね。
    晴明照れてるのも可愛かった笑
    コンビ最高ですね!

    「むしめずる姫」が面白かったですが、これも映画でやってた?羽化したもの貰ってたけど、一般人あれ貰ってどうするんだろうと…。

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    2025年08月20日
  • 陰陽師 生成り姫

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    シリーズ初の長編という触れ込みながら、前半はまるでそれぞれが独立しているような構成が続く。
    ところが後半になるにつれ全てが繋がり始めて、何とも悲しい物語になりました。
    ミステリーでは良くある構成ながら、この手法を陰陽師シリーズで用いるとまた違った趣がありますね。
    だけど自分はやっぱり短編の方が好きかな。

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    2025年08月17日
  • 陰陽師

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    ネタバレ

    映画の内容は全然なかったな。
    博雅と晴明がはじめて出会ったという設定だったから、陰陽師0だったのか。

    面白かったけど、結構、おどろおどろしい。

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    2025年08月15日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    一巻の出来事が次第に繋がってきます、人名地名に馴染みがないので若干混乱しますが冒頭に登場人物一覧があるので困ることはありません。
    次も期待です。

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    2025年08月14日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    夢枕獏さんの本は陰陽師シリーズだけ読んでいましたが、やはり独特の怪しさと空気感に引き込まれます。遣唐使として唐に渡った空海という他にない主人公と舞台設定も面白いです。

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    2025年08月14日