夢枕獏のレビュー一覧

  • 餓狼伝 : I

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    現在の総合格闘技ブームが訪れる遙か前から、この小説が存在した事にまず驚く。刊行ペースが遅すぎるのが難か(^^;)

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    2009年10月04日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    最後の方の阿倍仲麻呂の独白が面白かった。
    本の最後に載っていた対談を見て思ったのが、作者の方が相当に空海を好きなんだと思う。だから空海すげえ的な話が多いんだけど、たまにそれが疲れることもあって、それがない阿倍仲麻呂の話はかなり引き込まれて読めた。

    不思議な力があるんだかないんだかわからなかったんだけど(多くの本はある派かない派かに寄って書いてあるため)、この本では科学の一部分的な感じで扱われてるのかな、と思った。あるっちゃあるけど知識を持った人じゃないと正しく使えない、みたいな。

    結構2巻は1巻より面白いなと感じたので、3、4巻も楽しみ。

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    2026年02月14日
  • 決定版 大江戸恐龍伝 一

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    2015年頃に小学館文庫で刊行されていた作品(全6巻)の集英社版(全5巻)

    当時、おそらく夢枕さんが描く江戸、というものにそこまで魅力を感じずスルーしたような記憶がある。

    やっぱり本との出会いはタイミング。

    恐龍伝とあるが、1巻はまだ源内の人となりの紹介と、
    登場人物が出そろってくる段階。
    まだ龍はチラ見せ程度です。

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    2026年02月13日
  • 腐りゆく天使

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    教会の香部屋になぜか浮かんだ一体の天使……それは神父にしか見ることができない幻影なのか?なんだか凄惨なイメージの作品だなあ、と思って帯をながめておりました。しかも、登場人物にはあの荻原朔太郎がいるらしい。そして、冒頭の一文「この七年間もの間、わたしが考えつづけていたのは、いったい、誰がわたしをここに埋めたのかということだ」を目にしてぶっとんでしまった。これは「頭の中の湿った土」ではないか?
    同じ物語なのか、そうではないのか?朔太郎、神父、腐っていく天使、そして頭の中の湿った土……。もはや頁を繰る手ももどかしいのである。ああ、何と病的で、何と美しくて、何と切ない物語なのでしょう?こんな物語があっ

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    2026年02月08日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    やはり楽しい陰陽師。初期より妖怪がサラッとしている気がする。それもまたいい。
    「自分は、零落した姫が好きなのだ。」
    「そして、結局、いくらもしないうちに煮過ぎた餅のようにしなだれかかってくるのである。」
    という文に痺れる。だからこそ毎度、このシリーズを買ってしまうのである。

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    2026年02月03日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    久しぶりに陰陽師を読んだ
    安倍晴明と笛の名手の博雅
    一緒に飲むかわす酒
    梅や桜の香り 流れいく風そして時間
    目に見えない世界を闊歩する者たち
    過去の関係や怨み 痛み 憐れみ
    ゆったりした時の中に感じられる

    読みやすく
    こんな時を過ごしてみたくなる
    そんな作品

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    2026年02月03日
  • 陰陽師 天鼓ノ巻

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    ゆくか
    ゆこう
    ゆこう
    そういうことになった
     
    もはや、このやりとりを見るために陰陽師シリーズを読んでいると言っても過言ではない。
    そのくらい博雅とのやりとりが愛おしい。

    今回は珍しく道満は出てこない。
    そして蝉丸の登場が続く。
    蝉丸といえば百人一首の
    『これやこの 行くも帰るも別れては 
    知るも知らぬも 逢坂の関』
    があまりにも有名。
    子供の頃に最初に覚えた名前と歌だった。
    その蝉丸の亡き妻の話に泣けた。

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    2026年02月02日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 9

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    バキ外伝小説の「ゆうえんち」のコミカライズ9巻。
    まるっと無門と羽鳥薫の戦い。

    忍者?ニンジャ?どちらの表記の方が羽鳥と表すのに相応しいのか。外連味たっぷりの観覧車対決をメインに据えるならニンジャかと思うけど、猛虎落地勢を使いこなす勝負への執念を鑑みると忍者になるのか。
    「ゆうえんち」全編通じて、観覧車対決はベストバウトに選んでしまいそうな戦いではあるのでニンジャなのかな。
    アクションスターのニンジャ、仕事人の忍者という区分けかなぁ。

    愚地独歩の後ろ姿に、私刑執行スーパーマンのマルス・リードの登場も好ましいですが、観覧車対決がやっぱりいいです。
    無門と羽鳥だけではないですが、肉体も精神もイ

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    2026年02月01日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    久しぶりに「ゆこう」「ゆこう」のやりとりがあった気がする。
    長さ的に短いのであっという間に1話を読み終えて、いつもの晴明に言葉で誤魔化されることもなく怪異が解けていってちょうどよかった。

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    2026年01月26日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    「あちちの関白」兼家がやらかす。
    「碧瑤杯」兼家がやらかす。
    「菓子女仙」悲恋。
    「ひもひめ」悪気はなかったんだ
    「黄金兼家」兼家がやらかす。
    「火車」煩悩。
    「色は匂へど」神がかりの博雅の笛
    「カタリ爺」中態とか最近出てきたよね

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    2026年01月23日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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    ネタバレ

    滝夜叉姫がなんかいい人風に書かれてるの気になりました。
    上巻では人を痛めつけたりしてるので、もっと悪い人のがいいのにと個人的には思いました。
    最後の戦いのところ皆格好良かったです。
    浄蔵さん死んじゃうかと思いましたが、生きててよかった。
    蘆屋道満は、本当なんなんだ…。
    保憲さんが使ってる式神の名前かっこいいなと思いました。沙門。私も沙門に乗りたい。
    終わり方が唐突でした。もう少し後日談というか余韻が欲しかった。次巻で皆さん少し出てきたりしてくれませんかね…。維時さん好きです。

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    2026年01月22日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(上)

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    ネタバレ

    前回の長編の生成り姫より相関図が分かり易い。
    言わずと知れた平将門や滝夜叉姫が題材。
    確か映画もあったような…うろ覚え。
    一行が短いので厚さのわりに読みやすかったです。
    蘆屋道満が晴明の式神見抜くシーンのやり取りがかっこいいなと思いました。なんか、こう…直接口には出さないでお互いニコニコしながらやり取りしてるところが怖い笑

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    2026年01月22日
  • 陰陽師 付喪神ノ巻

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    死んでも死にきれない、死んでからも祟ってやる、そういう強い思いを主人公の陰陽師は消し去らないことだってあるのがなんとも人間らしく古代の日本人的な包容力。

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    2026年01月22日
  • 陰陽師 鼻の上人

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    やっぱり陰陽師はいいな。
    ずーっと絵を描いていた村上豊さんが2022年に永眠されたそうで、ご冥福を祈ります。

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    2026年01月15日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 9

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    原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち −バキ外伝− 9』秋田書店。

    5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。

    月1連載につき、ようやく第9巻に到達。ゆうえんちへの参加者が何人居るのか明らかにされていないので、連載を続けようと思えば、無限に続けられるだろう。夢枕獏の『小説 ゆうえんち』の方は葛城無門がゆうえんちの主催者である蘭陵王と無門の師匠の仇である柳龍光を倒して、幕を閉じるが、こちらの方はさらに一波乱ありそうだ。

    前巻では主人公の葛城無門の闘いが無かったが、今巻ではいきなり忍者のよ

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    2026年01月10日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    空海がちょっとなんでもできる様に書かれすぎてない?感はあったけど、2011年くらいの本らしいので、しょうがない気もする。
    大侯が好き。逸勢もいいやつだね。

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    2026年01月10日
  • 白鯨 MOBY-DICK 下

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    いやー…時間かかったナァ

    絶対白鯨読んでからの方が面白い。
    けどあとがきと解説読んだら、白鯨行ける気がしないね笑

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    2026年01月01日
  • キマイラ聖獣変

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    ずるいぞ、夢枕獏!良いのか悪いのか、こんなラストを以前から予感してはいたが…。今まで書いてきたあとがきから作者のラストに対する気持ちを少し理解できる。しかし、結果がこれか。こんな形で読者に委ねられてしまっても、想像を広げて楽しめるかどうか。それにしても、情報量が少ない。呪殺変から聖獣変までのストーリーも埋めてほしい。聖獣変からの先も読みたい。大鳳が、九鬼が、九十九が、菊地が、深雪がどうなるのか知りたい。作者への期待!!ただそれだけなんです。

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    2025年12月20日
  • 陰態の家 夢枕獏超越的物語集

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    『陰態の家』好きなので買った。人形使ひの人、家に猫さまがをる、で続編読みたいなと思ったら、本書参照であった。
    『おどるお人形』ホームズの設定がー。御大のリーダビリティは健在でさくさく読めるけども、えー。
    『空手屋稼業』をっさんの苦いアレがよいんだ。

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    2025年12月16日
  • キマイラ聖獣変

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    途中を飛ばしての完結編とのことでしたが、必ずしもそうはならないという感じの展開でした。あとがきにも、また違った形で完結するようなことが匂わされています。とりあえず、この聖獣変にいたる物語を早く読みたいと思いました。

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    2025年12月11日