夢枕獏のレビュー一覧
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陰陽師シリーズで泣くとは。。。
瀧夜叉姫は平将門の娘である五月姫や
滝姫とも言われていて、その妖術を使うお話は
全国にあるのですが、陰陽師の瀧夜叉姫は
滝姫よりも平将門の思いが強く表現されていた。
人情に厚く、人々に慕われていた平将門が
新皇として東国の独立を成し遂げていたら
陸奥国の地。。。東北の歴史は変わっていたのかな??
京都の蝦夷討伐もなく、平穏に過ごせてたのかな??
『鬼』とするものは
誰かが 誰かを
憎み 怨み 恐れ 怒る心から 生まれるもの
その心が 平将門を鬼(怨霊)として
平将門の娘をも妖術使いとして
討伐の言い訳にして
平将門の父と親交があった陸奥国までも
鬼門と -
Posted by ブクログ
前巻からの続きで、数千年にわたる、キマイラの血筋と雪蓮の一族の話。長くなるかなと思っていたら、序章で終わってしまった。大鳳や九鬼はキマイラの血筋で、それをあがめてきたのが雪蓮の一族の亜室健之達。しかし、どうやらキマイラは遺伝的ではないらしい。修行によってキマイラになったのが赤須子で、老子(耼)は一族の者だった。そして、故郷の天山が中国政府に見つかったり、ルシフェル教団(グルジェフ、ボック達)が動き出したり、日本には九鬼玄造がいることで、現在の状況に至っている。現在に戻るかと思いきや、今度は九鬼麗一が中学生、九十九三蔵との出会いから始まり、幼児期、母親とのエピソード、円空山、そして高校生。過去の
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やっと物語が動く。キマイラ化した九鬼は、ツォギェルと巫炎の助けにより巫炎と共に天空へ去る。その後、復活を果たした龍王院弘、キマイラ化した九鬼を見たことから混乱している菊地、深雪への欲望から衝動を抑えようと肉体を酷使する九十九。そこへ深雪が連れ去られる事件が起こる。連れ去られる深雪を見かけ立ちはだかる菊地はボックに倒され、一緒に連れ去られてしまう。龍王院弘は、ボックの仲間に偶然関わり、深雪の事件を知る。深雪を探し海へ出た九十九は、菊地の隠剣を拾う。玄造の屋敷へ確かめに行った後、円空山に帰ると雲斎が戻っているという展開で。さあ、これから激しく物語は動いていくのだろうか。それにしても、今回も過去の話