夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 1巻

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    全13巻。
    夢枕獏の小説『陰陽師』の漫画版…だったのは最初の方のみ。その筋を繊細な絵で再現しただけでも面白いし、時々調子を外すように笑いがあるのも楽しい。
    途中からは作者自らが陰陽道を極めたかのように、天の動きによって導かれるように進んでいく。
    装丁にも陰陽道の秘儀が。

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    2011年05月15日
  • キマイラ9

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    キマイラシリーズ9。8年振りの最新刊。ようやく中国回想が終わり、現代へ。まだまだ終わらないでほしいが、早く先が読みたい。

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    2011年05月05日
  • 新装版 風果つる街

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    将棋に興味のない自分にも、この世界で手に汗を握るような感覚が味わえた。「戦い」はどこにでもあるもので、その戦いにのめり込む男の哀しさは夢枕獏ワールドという同一のフィールドになるのだろう。

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    2011年04月18日
  • キマイラ1

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    キマイラシリーズ開始。自分が産まれる前から20年以上続く作品というのは凄い。もっと漫画化、映画化されても良いのではないかと思うほどの世界観。一気に読みたい。

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    2011年03月27日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    く~! おもしろい!!
    そして、空海かっこいい!!!
    瓜の話 柄杓の話 猫の話 どれもかっこいいです!
    つながっていないようで 話がつながっているんですね。
    なるほどねぇ~。と感心。。。
    綿畑の話は怖いぞ~。
    楊貴妃の話はどうなるんでしょう。
    巻ノ二へ続く…

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    2015年03月24日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    よかったぁ~。
    かっこよかったぁ~。
    あっと、いうまに4巻読破!

    空海と逸勢の関係が、陰陽師の時の清明と博雅の関係とダブるけど私はすきです! 丹翁もいい味!!!
    最後は、泣きそう。

    あぁ~たまらぬ春の曼荼羅であった。

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    2011年03月15日
  • 神々の山嶺 2

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    息詰まるような二人の天才山屋の精神戦。一番になりたいという人間の業と実際の生き方と、考えさせられる。その答えは220頁で流す涙と297頁涙の質の違い。そのどちらが好きか?かも。

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    2011年03月12日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

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    ネタバレ

    いよいよ、楊貴妃と黄鶴の秘密が…高力士によって明かされる!
    楊貴妃は生きているの??と、思いながらの一気読みです。

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    2011年05月26日
  • 陰陽師 1巻

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    何度読んでも素晴らしい!

    受験の古典で苦労する、文法を勉強しても読んでもわからないような古文常識、文化、暮らしぶりがビジュアル化されてると思えばいい。

    マンガ化に当たっての岡野玲子の勉強ぶりがちょっと言い表せないくらい素晴らしい事が、受験勉強をしてみてようわくわかった。

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    2011年02月13日
  • 陰陽師 13巻

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    夢枕獏原作の「陰陽師」を漫画化した作品なのですが、
    もう原作とは全く別の物語。

    後半はどんどん難しく神秘的になってきたのですが、
    分からないとこは分からないまま、ときどき精神安定剤のように
    読み返す漫画です。

    岡野玲子さんの絵、うつくしい~。
    結末、どうするんだろう、と思っていたけれど、
    生命の息吹にあふれるラストで、素敵だった。

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    2010年12月06日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    獏ちゃん先生が書きたかったであろう
    空海が唐に渡ったときの話。
    獏ワールドが炸裂してます。おもしろい!!

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    2010年11月30日
  • 神々の山嶺 1

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    久しぶりに面白い漫画に出会った。山の描写から崖を登っているときの息づかいなど、細部まで迫力が伝わってくる。
    ストーリーも良く練られており、伏線の絡ませ方などが秀逸。岳などとは少し違ったハードボイルドな作品。

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    2010年11月16日
  • キマイラ9

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    本当に久しぶりのキマイラ。書いている作者も楽しいのだろうか、筆が走っているのがよくわかり、あっという間に読み終わる。もう何年前に初めて読んだのか覚えていないぐらい昔から続いているが、話の中で経過している時間は圧倒的に短い。実際の時間は長く過ぎたせいで、背景などが陳腐化することもあるが、古臭さは感じない。もともと、古い話から繋がる話であるということと、戦いとか生存とか人間の本能に根ざした話だからだろう。読んでいる読者も楽しいが、書いている作者も楽しいということが伝わる。願わくは、作者が元気で執筆活動ができる間に終わることを望む。未完の大作でもよいのだけどね。

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    2010年10月22日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    橘逸勢が他人とは思えない。
    自分のプライドズタズタにした男に縋らないと国に帰れないってのがね…。
    この天才と凡人のどうしようもない差が切なかった。
    優秀すぎる人が横にいるのは、色々と利点もあるけど、それ以上に自分の無能さが際立ってほんとつらい。

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    2010年10月10日
  • 黒塚 KUROZUKA

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    二度目の読破。漫画を途中まで読んで続きが気になって購入しました。
    あとがきに記されていたように、陰陽師などとは雰囲気が違う感じですが、面白い作品です。弁慶と九遠が切ない。。。

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    2010年10月23日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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     本作を読む前に、夢枕獏の陰陽師シリーズは、一般の人が「陰陽師」という言葉に持っているイメージとはちょっと違うのではないか、と考えていた。
     激しく声高に呪文を唱え、光がビカビカッ!となって怨霊を退治する、そんなイメージがあるんじゃないかな。
     本シリーズの晴明は「静」のイメージ。本作を読むまでは、肉体派でもないし、淡々と京に起こる謎を解決するぐらいがちょうどいいんだろうな、と思っていた。
     本作でも、そのイメージが変わる物ではないが、その分肉体派を用意してストーリーに厚みを出している。なかなか。

     短編と違って残念なのが、めぐる季節を前にして、二人で庭を見ながら飲み、交わす会話が少ないこと

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    2017年08月16日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(上)

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     ファン待望のと言っていいのかどうか。上下二巻の長編です。

     若き晴明が百鬼夜行と遭遇するおなじみのエピソードが冒頭にあり、長編ならではの贅沢かと思いきや、最後にストーリーと絡むあたりよくできています。
     長編と言う事で謎も複層構造となっていて、読み応えがあります。陰陽師ファンなら当然楽しく読めますし、ファンならずとも…いや、やはりきちんと第一作から読みましょう。その方が楽しめます。

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    2017年08月16日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    構成は毎回同じなんだけど、冒頭の季節描写と、晴明と博雅がゆるゆると酒を飲んでいる雰囲気がたまらなく良い。

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    2010年09月11日
  • 神々の山嶺 5

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    5巻読んで、感動した。登山に興味を持って、長谷川氏や森田氏などモデルの人の生涯も調べた。まんがでここまで表現できるなんて!この夏の間違いなくエポックとなった。

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    2010年09月06日
  • キマイラ9

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    8年ぶりの続編。待ちかねていただけに、あっという間に読み終えてしまった。
    物語の熱量みたいなものが当時と同じなのかどうか心配だったが、無問題。明治時代から昭和40年代?を経て、再び現代に戻ってきました。
    まだ終わりが見えません。あんまり間をおかずに続編に期待。

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    2010年09月06日