夢枕獏のレビュー一覧

  • 陰陽師 太極ノ巻

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    会社の先輩から借りっぱなしになっている陰陽師
    すぐに感想書かないと、短編物は話が分からなくなるね…

    棗坊主だったかしら?
    仙人たちの打つ碁に夢中になっていたら、いつの間にか何十年も経過していて…
    という感じのお話ですが、なんだか結末はちょっと物哀しい気もいたしました

    作品全体としては、例の如くで晴明が博雅を振りまわしておりますw

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    2010年08月11日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四

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    誰かの人生が幸せだったか、幸せでなかったか。
    そんなことを問うても、仕方が無いことなのに、
    人はおせっかいにそんなことを思ってしまうんだと思う。
    気になってしまう。

    人生の中に一瞬でも満たされた時間があれば、
    その人の人生は幸せだったと思うのだけれど。。
    だから、丹翁と貴妃は幸せだと私は思う。

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    2010年09月06日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三

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    誰かの人生が幸せだったか、幸せでなかったか。
    そんなことを問うても、仕方が無いことなのに、
    人はおせっかいにそんなことを思ってしまうんだと思う。
    気になってしまう。

    人生の中に一瞬でも満たされた時間があれば、
    その人の人生は幸せだったと思うのだけれど。。
    だから、丹翁と貴妃は幸せだと私は思う。

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    2010年06月29日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    おもしろかった!
    自然の描写がとても好き。色や瑞々しさがせり出てくる感じ。3D映画どころじゃない立体感。

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    2010年06月29日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二

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    おもしろかった!
    自然の描写がとても好き。色や瑞々しさがせり出てくる感じ。3D映画どころじゃない立体感。

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    2010年06月29日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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     久しぶりに読んだ陰陽師。やはりいい。
     読み進むのがもったいなくて、少しずつよんでしまう。

     晴明と博雅のいつもの二人が、京で起こる様々なあやかしの出来事を解決していく・・・と紹介されるのだが、もはや何もアクシデントが起きなくても構わない。二人が庭を眺めながら杯を傾けているシーンだけで十分な気さえしてくる。
     お勧めです。

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    2017年08月16日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    博雅以外の人が弾こうとしても音のならない琵琶の話、月琴姫。
    晴明に助けを請い、名僧、浄蔵が40年越しの恋に始末をつける話、浄蔵恋始末。 伊勢の五十鈴川の主が拾われてしまった鏡を取り戻したことで巻き起こる奇怪な現象とその結末、蚓喰法師。
    等、どの話も面白かったです。
    この巻は、切なく、優しい話が多かった印象です。

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    2010年05月27日
  • 陰陽師 1巻

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    最終巻ではもう、わけがわからない程難解になってしまいますが、この辺りはまだ、夢枕獏の世界を忠実(?)に再現してます。そして、その世界を裏切ることなく、かといってただの従順な状態でなく別個のものとして存在、共存しています。スバラシイです。

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    2010年05月26日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(上)

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    どの巻も面白く大好きですが、今回の巻は今まで以上に緊迫していて読み応えがありました。
    いろいろな歴史上の人物が登場し、その争いや戦が物語の伏線として描かれています。歴史に疎い私はどこまでが史実なのか、興味がわいてきました。読書をしているとそういう楽しみもありますね。
    下巻を読むのが楽しみです。

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    2010年05月10日
  • 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一

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    空海というのがどんな人か…なんとなくすごい人でしょ。
    そんなイメージしかなかったのが、この本を読んで、空海に対する興味をそそられた。
    もともと陰陽師シリーズが好きなのが、なかなか新刊が出ないので、雰囲気が似てるからと代替的に読み始めた、のが始まり。一度に四冊読んでしまった。
    陰陽師シリーズもそうだけど、夢枕獏氏の書くこの手の話を読むと、自分の世界が広がる感じがする。
    仏教に縁も興味もないけれど、「色即是空」とか、「宇宙」の意味とか、そういうことにいちいち感銘を受ける。
    ただ妖と陰陽師、法師との戦い(?)とは思わず、晴明や空海の目を通して見る世界を楽しんでいただきたい。
    夢枕獏氏の描写は丁寧で、

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    2010年05月09日
  • 陰陽師 太極ノ巻

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    どの話も面白かったですが、特に二百六十二匹の黄金虫が良かったです。いつも読誦している主人の留守の寂しさから、経本から抜け出してしまうとは、それが金色に輝く黄金虫とは、ちょっと感動的でした。般若経は262文字なんですね。勉強になります。

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    2010年04月24日
  • 陰陽師 龍笛ノ巻

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    はまってしまい、シリーズ連発して読んでいます。
    晴明の屋敷の簀子の上で酒を酌み交わす二人を想像してしまいます。いつもは濡れ縁が多いかな、えっ、ところで濡れ縁って何?とかいろいろ調べたりして、楽しく読んでいます。晴明の陰陽師としての能力、博雅の楽の才能、それらが一つになって問題を解決するところ、いいですねえ。

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    2012年01月08日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    安部晴明シリーズ最新作(2010/12/04)

    今回は月琴姫や浄蔵恋始末などの短編集
    個人的にお気に入りは月琴姫と浄蔵恋始末

    いつも感じることだが四季折々の晴明の庭の描写がすてきで、二人が杯を交わす情景もありありと目に浮かぶ。

    特にどんでん返しというものがないが一つ一つの話が丁寧に書かれている。夢枕氏の作品は良作ばかりだと思う

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    2010年04月03日
  • ものいふ髑髏

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    苔むした髑髏が
    しゃべり、
    大鮎の淵から女が
    水底へと足をひく。

    か、か、か、か、か…

    「やれ、嬉やなあ」
    髑髏の笑い声は、いよいよ大きく、庭に響いたのでござりました。

    (夜の訪問者/二本肢の猫/抱きあい心中/闇の中の小指/びくいしとい/もののけ街/真言士/ミサちゃんの生霊の話/ものいふ髑髏/安義橋の鬼、人を食らふ語)

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    2010年03月31日
  • 陰陽師 夜光杯ノ巻

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    シリーズものは結構惰性で読んでしまうことがあります。
    でも、読んでみるとやっぱり面白いですよね。

    以前に登場したキャラクターが出てると、「あれー、この人どういう人やったっけ?」となりますが、筋立てがパターン化されているので、読んでいるうちに思い出せて、話の筋にすぐ復帰できます。
    あと、短編中心なのと、文体がまるで講談のようで、テンポよく読めるのがいいですね。

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    2010年03月22日
  • 黒塚 KUROZUKA

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    表紙はとっつきにくそうな絵だけど
    悲しくて美しいお話です。

    不死の女とその女に愛され続ける男の壮大なスケールの物語。
    とても読みやすくて夢中で読んでしまいました。

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    2010年02月17日
  • 陰陽師 13巻

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    時折、全冊、読み返したくなります。今年の初詣に行ったのは、春日大社のはずが、帰ってきたら、平城京ではなく、平安京のお話を読みたくなって、絶賛、読み返し中だったりします。

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    2010年01月14日
  • 陰陽師 5巻

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    夢枕先生と、岡野先生のタッグは最高だ。
    リンクしすぎて、とろける。
    表紙を捲って驚きと感動を味わうべし。
    是非、全巻それえるべし。

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    2010年01月11日
  • 腐りゆく天使

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    詩人・萩原朔太郎の恋愛と、ある神父、そして土に埋められた男の
    視点で話が進みます。
    とにかく湿った雰囲気で、様々な謎の中進むストーリーが面白くて
    一気読み確実。
    特に土に埋められた男の章は、紙面で様子を表現していて、
    圧倒されました。

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    2009年12月31日
  • 陰陽師 13巻

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    「原作を越えた」と原作者の夢枕獏に言わしめた作品。絵の美しさと大胆な展開が他の追随を許しません。漫画の域を超えています。特に後半の、原作からどんどん飛躍していく物語に関して、僕はおそらくその10%くらいしか理解できていなく、正直なところ「玄象と巻き物かわいいな」、くらいの勢いの駄目読者なのですが、その世界観には大いに感銘を受けました。

    10巻以降、辞書みたいな厚さで、腕が疲れます…。

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    2009年10月04日