【感想・ネタバレ】宿神(3)のレビュー

あらすじ

ついに高野山入りを決意した西行。「これからゆく道は修羅の道」と世俗や自身の内面と決別するため、新たな一歩を踏み出す。一方清盛は、朝廷内での権勢を高め、大いなる野望に近づいていく……。著者会心の大河伝奇絵巻、動天の第三巻。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

戦が始まる。野望実現の好機に清盛は、権謀術数を弄する非道の冷血漢となる。まさに平家物語の悪役、清盛である。争乱の時代に名を成した人物である。善悪二面性を持っこの人物こそ清盛に相応しい。

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2016年08月25日

Posted by ブクログ

 仏門に入った西行は、高野山に登り、亡き人を弔う。一方都では政権をめぐって大乱の気配が漂い始める。

 西行の人を想う気持ちの強さが感じられました。

 人を想うがゆえに苦しんでしまい、その苦しさから逃れるために仏門に入りながらもなお苦しみ続ける西行の生き様に心を打たれました。

 一方都では、親友の清盛が政権をめぐって画策しており、西行とは対照的な生き様が面白く感じられました。

 いよいよ次巻が最終巻、西行と清盛の運命をしっかりと見届けたいと思います。

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2015年06月06日

Posted by ブクログ

☆2015年5月5日
秋田帰省の帰り道、新幹線で黙々と読んだ。
掌の中で時代が流れていく感覚が面白い。
もはや小説の域を出て、歴史の研究書状態になっている。

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2015年05月24日

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