夢枕獏のレビュー一覧

  • 神々の山嶺 5

    購入済み

    ついに完結!長かった!
    ページ数的な意味でも、内容的な意味でも、5巻とは思えない密度でした。
    それだけに読後感はとっても良いと思いました。

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    2024年12月21日
  • 神々の山嶺 4

    購入済み

    何故そこまでして山に登ろうとするのか…
    自分とは別世界であっても、難関に挑む姿はとてもハラハラとさせられます。

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    2024年12月21日
  • 神々の山嶺 3

    ネタバレ 購入済み

    ついに…

    深町がついに羽生と接触!
    男たちの山への執着心が面白いです。
    ぼんやりと見ていた話の終着点も、やっと見えて来た感じがします。

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    2024年12月21日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(下)

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     壮絶なラストシーン。周囲がある人の「生」を望んでも、本人の意見が違っていたら?
     平安時代が舞台の「陰陽師」シリーズだが、ふと「生きる権利」と「世を去る権利」について、考えた一冊。

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    2024年12月14日
  • 新・餓狼伝 巻ノ二 拳神皇帝編

    匿名

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    何とも、、、

    夢枕獏さんは一体何を言っているのであろう?社会人1年目に当時の役員から君は空手をやってたらしいね?と声を掛けてもらい、これ読んだら面白いよ!と渡されたのが餓狼伝でした。はや36年。何とか終わらせてください。笑笑

    #憧れる #スカッとする #アツい

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    2024年12月13日
  • 陰陽師

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    続刊多いからとりあえず1作目だけ読むか、という軽い気持ちで読んでみたらシリーズ化した理由が分かった。これは楽しい。しかも、ものすごく読みやすい。私がいちばん好きな一話完結短編集です。

    「ゆこう」
    「ゆこう」
    そういうことになった。

    のくだりがとても好きで、文面だけだとまったりしてるのに、さあ始まるぞ!と心が踊ります。不思議で怖くて、エログロのようでいて楚楚としている。面白かったです!

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    2025年03月24日
  • 宿神 第一巻

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    夢枕獏さんとても 読みやすくて楽しいです
    清盛と義清が清明と博雅みたいです

    遠藤盛遠さん…苦しいですよね

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    2024年11月16日
  • 新・餓狼伝 巻ノ一 秘伝菊式編

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    だいぶ

    ハッキリとは覚えてないが餓狼伝を初めて手にしたのは約36年前だと思う。新刊が出るのを待ちに待ち。何年も待ち。未だにスッキリしていない。今58歳。死ぬ迄に先生にもスッキリして欲しいものだ!

    #ドキドキハラハラ

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    2024年11月02日
  • 神々の山嶺 下

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    いつか読もうと思っていたが、忘れていた本。最近山熱も上がってきており、手に取る。漫画版はちょろっと読んだけどな。

    登山史のミステリーとされる「エベレスト初登頂の謎・マロリー伝説」に迫ろうとするところから始まる、登山写真家の小説。

    常人の域を超えた山男の信念、パワー、山の怖さ、ヒマラヤ、ネパールの国事情にまで触れられ、小説としてだけでなく、幅広く知識欲を刺激してくれる。

    私もルクラまで行ったことがあるが、その前にこの小説に出会えていれば、持っていければもっと楽しかったのに、私はこの場所の意味を理解していなかったのだなあと思い知らされる。

    本著者のイメージは、何か奇抜なものを書く作家(名前

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    2024年10月31日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(上)

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     都の怪異に関わるのは、平将門?彼は、呪怨の言葉を口にして消え去った、謎の人物。下巻の展開が気になる。

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    2024年10月27日
  • 大江戸火龍改

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    ネタバレ

    陰陽師より好き。
    桜怪談がメインの話のようで、他の話は数ページと短かったです。
    主人公の遊斎の口調が優しい。ですます調なのが良かった。
    ふわっとした印象ですきでした。飴屋の土平も好きです。
    「知りたいですか?」って言われるとみんな「いや…」ってなるのが面白かったです。

    桜怪談は、色々黒かったです。呑蟲も気持ち悪かった…
    続編あるかな。もっと読みたい…。

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    2024年10月25日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 6

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    原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち 6』秋田書店。

    5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。

    第6巻。ついに『ゆうえんち』に入園した葛城無門。いきなりプロレスラーのゴブリン春日が立ちはだかる。そして、柳龍光までもが無門の前に姿を見せる。余りにも凄惨な格闘シーンは夢枕獏の原作に優るとも劣らない。

    今回の『ゆうえんち』は無門の師匠の松本大山と柳龍光との死闘を繰り広げた本当の遊園地だった。

    夢枕獏の原作『小説 ゆうえんち』も面白かったが、この『漫画 ゆうえんち』もオリジナリティがあり、

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    2024年10月12日
  • 漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 5

    연재천천히하셔도되여

    ハンマバキ外伝漫画の中でいいです。
    連載はゆっくりとすることができます。
    感動的なアクション漫画とアニメのように感じます。

    #じれったい #笑える #共感する

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    2024年10月03日
  • 陰陽師

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    晴明の掴みどころのない雰囲気と博雅の生真面目な性格が意外にも合っていて、軽快な会話が繰り広げられていた。妖の描写が気持ち悪いのが良い。

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    2024年09月23日
  • 陰陽師 飛天ノ巻

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    陰陽師シリーズ第二弾もとにかく面白い。
    タイトルからして安倍晴明が押しも押されもせぬ主役かと思いきや、実は源博雅の方が主役なんじゃないかと思えてくる真っ直ぐな良い漢です。
    鬼や妖が生活の中に普通に存在した時代に、事件が起きているにも関わらず彼らのどこかのんびりしたやり取りがマッチして、独特の世界観を構築しています。

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    2024年09月22日
  • 神々の山嶺 上

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    今まで読んだ本の中でダントツで面白かった。

    山に取り憑かれた羽生とカメラマンの深町。
    山(登山)という非日常の中に刺激や生きがいを求めた2人は日常生活には満足できず山に挑戦していく。

    山に刺激を求める2人だが、日常生活を捨ててまで山に登る羽生と、生活のために日常に戻る深町。深町の羽生への憧れ、マロリーのカメラ発見というミステリー、羽生と深町それぞれの恋愛事情など、読者にとっても刺激たっぷりな内容。

    なにより登山未経験者ながらも登山情景が浮かぶほど情景描写や人間の極限状態での心理描写がとてもリアル。

    街では何もか(神や仏さえ)もが人のためにあるが、エベレスト頂上に行くには自然の神に愛され

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    2024年09月20日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    中学で出会って、それからずっと読んでた私の日々は、この巻を読むためにあったのかもしれないと思えるほど素晴らしかった。梅道人の二人の会話で本当に泣いてしまった。私はずっとこの二人の他愛ない会話を聞いていたくて読んでるんだ。静かで優しい穏やかな友情が、夢枕獏の言葉選びで綴られて、それがずっと好きなんだ。人生で1番好きな本は?と聞かれたら陰陽師シリーズを挙げるし、その中でも好きなのはと問われればやっぱり第1巻と答えるけれど、この巻がよりいっそう好きを強めてくれた気がする。

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    2024年09月11日
  • 陰陽師 烏天狗ノ巻

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    今回は、晴明の優しさが見える事件が多くて嬉しい。
    博雅に優しいと言われて照れちゃってるところも好き。
    樹木が屋敷の主にとりついた理由、ちょっと切ない。
    人と人ならぬものではよって立つところがまったく違うものね。
    道満もあいかわらずいい味出してるなー。もっと登場してくれるといいな。で、晴明と掛け合いがあると嬉しい。
    虫めづる姫君もナイス。あの子、年齢を重ねてどうなっていくのかな。見守っていきたい。

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    2024年09月07日
  • 陰陽師

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    ネタバレ

    映画を見たし、原作も読んでみたいと思って読んでみた

    清明と博雅、いつも一緒にいて仲良しでかわいい
    今は京都は夜も明るくて賑やかだけど、平安時代は真っ暗な闇の世界だったんだろな… そりゃ不思議なことも起こるよなと納得
    羅城門の上から嫋嫋と琵琶の音が聞こえてくるところもそんな静けさを感じて良かった

    それぞれの話に思うのは、人の思いは身体がなくなってもずっと残り、他に影響を与えるくらいものすごく強いものだということ 
    どのお話もなんだか切なかった

    博雅が一連を事件を見て不安になっちゃう→清明がつっこみつつも受け止める そのやりとりも仲良しでかわいい
    あと、式神がめちゃ働いてるの良かった 鮎を焼

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    2024年09月03日
  • 陰陽師 生成り姫

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    前半は陰陽師とは、安倍晴明とは、源博雅とはといった登場人物と時代背景などの説明と、物語が入り混じり知らず知らずのうちに物語の世界観に引き込まれている。

    後半の生成り姫本編では、話自体は能などでもテーマとなる鉄輪がベースであるが、そちらでは嫉妬に狂った女が鬼になるという程度でしか説明されなかった姫の背景が、何故鬼になるまで心を壊すにいたったのか納得させられてしまうほど丁寧に描かれている。

    鬼や怪異は恐ろしいもの、というだけではなく人が生み出すものだからこその悲しみ、哀れ、というものが感じられる。

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    2024年09月02日