【感想・ネタバレ】キマイラ2のレビュー

あらすじ

己の内に「獣」を秘めた青年を描く、著者渾身の大河伝奇小説。舞台は、小田原から中国・西域まで広がり、詩人から格闘技家まで、さまざまな人物が物語を織り成す。第2巻は、宿命を負った少年を救わんとする幻道師・真壁雲斎の旅と、大鳳を思いやる好漢・九十九三蔵の苦悩、その前に立ちはだかる異能の格闘家・龍王院弘、そして「気」を操るフリードリッヒ・ボックとの死闘を描く。

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Posted by ブクログ

 30年以上前から読んでいるわたしの自慢2です。その当時のソノラマ文庫で残っているもの、高千穂遥のクラッシャージョウ、菊地秀行の吸血鬼ハンターD。どちらもイラストがいいです。安彦良和のジョウ、天野喜孝のD、この絵なしでは、この2つの作品はありえない。
 キマイラに戻ると、九十九三蔵の兄の乱蔵の闇狩り師シリーズもいいです。現代版陰陽師のお話で、キマイラの龍王院弘が出る「崑崙の王」は読むべきでしょう。
 このソノラマノベルスは、文庫だったものを2巻ずつ収めているので、本来ならこの巻で4冊めです。ハードカバー版になり、ノベルスになり、文庫では、角川文庫になっています。あとがきがいくつもあるのは、このため。書き続けられるということは、こういうことですね。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

あれ、主人公って…と思ってしまうくらい、九十九が出ずっぱりでした。笑 大鳳好きだからちょっと淋しかった…九十九も弱くなったり泥酔したりでいろいろありますが、やはり大鳳の葛藤をもっと見たい!
しかし女性陣が魔性ばかりでちょっとあれですね。闘う女性は出てこないのかな…。由魅がキマイラの鍵を握ってそうだけど、戦闘シーンはなさそうだな…残念。

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2013年02月28日

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