【感想・ネタバレ】キマイラ15 魔宮変のレビュー

あらすじ

「おまえはおれが守る……」囚われた織部深雪を救うべく、ルシフェル教団のアジトがある伊豆の森を訪れた大鳳吼と九十九三蔵。闇に光が差したかに思われたが……息をのむ格闘シーンや雪道のカーチェイスなど、渾身の伝奇大河シリーズ「キマイラ」待望の最新刊!

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Posted by ブクログ

敦煌にある千仏洞の莫高窟に赤が描いた絵が赤図で、下法曼荼羅図。それを模写したギャツオがチベットに帰り、開いたのがカルサナク寺。それから千年余りの時を経て、カルサナク寺にやってきたタクトラが赤図に魅せられたのが、今から二百年ほど前。タクトラは敦煌の莫高窟で絵を見た後、羊の皮の絵とそれを包んでいた皮を経堂に納めて土で封印し、チベットにもどり、頭の中に焼きつけてきた絵をカルサナク寺の地下に再現。そこで下法を試み、狂仏となった。タクトラがカルサナク寺を出て建てたのが、ツォギェルが修行することとなったドルマ寺という不思議な因縁。古から語られてきたキマイラのルーツがやっとツォギェルに繋がり、彼もまた狂仏となる。そして、現代になんと赤須子が…。龍王院弘が、菊地が、変わった。大鳳が、グリフィンが、この続きを読めないまま、いよいよ完結の聖獣変へいきます。なんと、長い旅路であったことか、この何十年、終わってほしいような終わってほしくないような。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

おもしろかった。
まだキマイラ16は出ていないんですね。もうすぐ完結するような話もあるようで、早く読みたいです。

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2023年02月23日

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