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明らかになった恐るべき過去を背負い、南アルプスの山麓でキマイラ化した久鬼麗一と対峙する久鬼玄造と九十九三蔵。それを見守る宇名月典善、菊地良二――。そして、一敗地にまみれたあの龍王院弘の姿もあった。人か、獣か、それとも神か。キマイラにおのれの運命を狂わされた男たちの執念が渦巻く、驚天動地の第10巻!
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Posted by ブクログ
やっと物語が動く。キマイラ化した九鬼は、ツォギェルと巫炎の助けにより巫炎と共に天空へ去る。その後、復活を果たした龍王院弘、キマイラ化した九鬼を見たことから混乱している菊地、深雪への欲望から衝動を抑えようと肉体を酷使する九十九。そこへ深雪が連れ去られる事件が起こる。連れ去られる深雪を見かけ立ちはだかる...続きを読む菊地はボックに倒され、一緒に連れ去られてしまう。龍王院弘は、ボックの仲間に偶然関わり、深雪の事件を知る。深雪を探し海へ出た九十九は、菊地の隠剣を拾う。玄造の屋敷へ確かめに行った後、円空山に帰ると雲斎が戻っているという展開で。さあ、これから激しく物語は動いていくのだろうか。それにしても、今回も過去の話が…。心迷う菊地が、中学時代から一年前の西城学園入学時、空手部入部までを思い出し、九鬼の学園での強さも描かれる。主要人物を一人ずつ深く掘り下げようとする作者が今度は菊地の過去まで見せてしまう。だから長くなるのだと思うが、そこがキマイラという物語なのだと贔屓目に見てしまうのは、作者の術中にはまっているからでしょう。でも、大きく動く物語が見たい。
いつの間にか出ていた。 ようやく話が現代に戻ってきて、前に進むかと思いきや、まぁのんびりとしたペース。このペースで物語を進めるのであれば、もっとドンドン新作を出して!といった感じ。もう30年も追いかけているのに。
読み始めたのは、いったいいつだっただろうかというぐらいの昔の話であり、物語の中の時間の経過がほとんどなく、その間に時代が進んでおり、本来は登場しないはずの携帯電話が登場するなど、なんとなく今の当たり前のものが紛れ込んでしまっているが、まあそれは今の話に置き換わっているのだろう。本作はそういう時代の流...続きを読むれの中で、九鬼の高校時代のエピソードなど、物語が持っていた若い時代に戻りつつ、今の時代に即していこうという感があって良い。それにしても最後まで行き着くのか?多くのシリーズに結末をつけつつある作者ではあるが、これは終わらないほうが良いのかもしれない。
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