ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
狂うてよいか。女院が義清に囁いた。 狂ってしまったのは義清の方であった。その晩のことに感情のすべてを支配されている。もう、我慢が利かない、また逢うしかない。しかし女院は言う。あきらめよ、もう、逢わぬ……。 義清は絶望の中、こみあげてくる熱いものにまかせ、鳥羽上皇の御前で十首の歌を詠み、書きあげた。自分がさっきまでとは別の人間になってしまったことを、義清は悟っていた。 著者渾身の大河伝奇絵巻、第二巻!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~4件目 / 4件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
夢枕獏『宿神 第二巻』徳間文庫。 全四巻から成る大河歴史伝奇小説の第二巻。四巻全て刊行されてからイッキ読みするつもりで読み始めた。 面白くなって来た。タイトルの『宿神』とは冒頭の描写からそういうことかと少し理解する。呪師の申と妹の鰍こと玉藻が物語の鍵を握るようだ。宿の神、翁、魔多羅神…… 万物...続きを読むに宿るとされる神々。人間の人生は様々な物と事、自然や人に影響され、思わぬ方向に向かう。それをまた機微と受け入れるのか、諦めるのか、あがらうのかでその先の人生の価値が決まるのだと思う。 女院・璋子に心を奪われた義清は叶わぬ恋と知りながら、感情の全てを女院に支配される。しかし、女院にこの恋を諦めることを諭された義清は鳥羽上皇と女院の御前で十首の別れの歌を詠み、障子に書き上げる。歌を詠んだ義清は自身が生まれ変わったことを感じ、頭を丸めて出家し、西行となる。 本体価格770円 ★★★★★
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
宿神
新刊情報をお知らせします。
夢枕獏
フォロー機能について
「徳間文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 1
餓狼伝 1
陰陽師
魔獣狩り・淫楽編
試し読み
純情漂流
大江戸釣客伝(上)
悪夢喰らい
鮎師
「夢枕獏」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲宿神 第二巻 ページトップヘ