【感想・ネタバレ】キマイラ22 望郷変のレビュー

あらすじ

大鳳吼は九十九三蔵とともに、織部深雪を拉致した謎多き集団、ルシフェル教団のアジトに潜入。深雪の姿を認め無事を確かめるが、直後、庭で“あの”菊地と対峙することに。一方、九十九を追ってきた龍王院弘は、宿敵ボックに出くわし、拳を交える。さらに舞台は時代をさかのぼり、遠く吐蕃に転じる。幼き日のテンジン・ツォギェルに師のバグワンが語ったのは、キマイラの秘密につながる外法絵についての物語だった――。

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さらわれた深雪を追う大鳳は潜入先で菊地と再会する。同じ頃、龍王院弘は宿敵ボックと対峙していた。
ドラゴンボールなどでおなじみの“気”を放つ技、鬼勁を会得した弘に典善が“溜め”が必要な鬼勁を捨て肉を持って打てと諭す場面が良かったです。
第四章では狂仏ツォギェルが師より聞いたキマイラと外法図の物語が語られます。

#アツい #ドキドキハラハラ #深い

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2022年07月19日

Posted by ブクログ

 幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げるSFアクションシリーズ第22弾。

 宿命のライバルが再び激戦を繰り広げるこの巻、闘いの描写が半分以上を占め、作者のこの物語にかける熱い思いが伝わってきました。

 物語は、多くの登場人物が関わり、横の広がりとともに、歴史を遡る縦の広がりもますます進み、物語の壮大さを堪能しました。

 そろそろこの物語も終盤を迎えつつあるようですが、これだけの熱量を失わずに作品が続いていることに、改めてこの作品の魅力を感じているところです。

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2024年04月27日

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