【感想・ネタバレ】キマイラ19 明王変のレビュー

あらすじ

悩める九十九三蔵の前に姿を現わした真壁雲斎。大鳳吼と久鬼麗一のキマイラ化を抑えるべく奔走していた雲斎は、亜室健之から聞いたキマイラの歴史を九十九に語り始める。その内容は恐るべきものだった。一方、フリードリッヒ・ボック一味に拉致された織部深雪を助けるべく立ち上がった菊地良二は、戦いの末敗れ、捕らえられた船の一室でボックの仲間と思われる久鬼にそっくりな謎の少年と対峙する。キマイラの秘密に迫る19巻!

※本書は二〇一五年十一月に朝日新聞出版より刊行された作品を文庫化したものが底本です。

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大変人間味が奥深い作品だ

登場人物である主人公大凰吼、久鬼麗一、脇を固める善・悪の仲間である九十九三蔵、真壁雲齋、宇奈月典善、菊地良二、龍王院弘、また巫炎、吐月など魅力的な人物が多すぎて次なる展開でこれらの人物がどう関わって戦い自分の意志をどう貫くのか、そして人は何処まで変われるのであろうかとわくわくした気持ちで作品を読んでいる。

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2018年04月04日

Posted by ブクログ

 幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げるSFアクションシリーズ第19弾。

 物語は、キマイラのルーツに迫り、ついに仏陀が悟りを開く前までに遡ってしまいました。

 まさか、一気にそこまでいくとは予想外の展開。

 物語の壮大な世界を想像せずにはいられませんでした。

 この長い物語もクライマックスに向かって進んでいるようですが、どんな結末を迎えることになるのでしょうか。

 この物語を読み始めた10代の頃の感性で味わいたいものです。

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2019年09月16日

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